ウィン&ウィンのHMC+/HMC22センタースタビライザーの販売内容改定について

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ウィン&ウィン(W&W)のHMC+センタースタビライザーとHMC22センタースタビライザーの販売内容を改定しました。価格の改定に伴い、現在の新しい価格で販売したものについては、「ウェイトを1つ付属」としていたものを「ウェイトを2つ付属」とさせていただきます。

通常はトップと中間のセットですが、何らかの理由ですでにウェイトをお持ちの場合、備考欄に要望として記入していただければ、中間2つで納品させていただく事も可能です。…あまりないケースですが、トップ2つで納品も可能です。

また、サイドロッドに関しては、これまで通り、ウェイト1つ付属で販売します。

よろしくお願いします。


Loc Outdoor Z ダンパーデタッチ販売開始します。

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リカーブでは昨日射ってみましたが、本日は午前中に射場にてコンパウンドで実射テストしてきました。この部分以外に個人的な練習の関係でドローレングスを1/8長くし、弦を新品に取り換えましたが、テストの結果にはほぼ影響はないでしょう。

さて、3時間ほど実射した結果ですが…やはり小さなハーモニックダンパーが2つついているだけですので、リムで発生した振動を吸収するには無理があり、弓の振動を吸収することはありません。

弓全体に対して働きかけないかわりに、このデタッチ自身に対してはきちんと仕事をしてくれ、このパーツの振動をしっかりと取り、このデタッチが新たな振動元となることを防ぐ効果はありました。

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一般的には弓にパーツ(結合している部分)を増やすほど、不良振動やゆるみが発生しやすくなりますが、おかしな振動もなく、ねじも全く緩むことなく、センターと一体となって仕事をしてくれました。これまではハンドルにセンターを直に装着していましたが、ネジの数が倍になったにもかかわらず、この部分から発生する振動は減りました。

やはり、両サイドのハーモニックダンパーは発射時の振動をとるものではなく、このパーツ自身に伝わる振動のみを取り除き、ゆるみや異常な振動の原因となることを防ぐものと位置づけられるでしょう。

個人的にかなり気に入ったので、13日の東京の試合はこれで出てみます。仕事として道具屋やっていますが、アーチャーとしてはセッティングに関してはかなり保守的な人間で、自分の弓のセッティングを変えるのは2年ぶりくらいです…。どうなるかな。。。。。

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また、ダウン角ダンパーデタッチのもう一つの使い方としては、アッパーに付けることで、アッパーを的の方向に向けることができます。ハンドルにもよりますが、ウィン&ウィンのイノCXTなどでは、ほぼ水平になります。効果としては、飛び出しに悪影響を与えずに、弓のコントロール性を向上させます。リカーブでもぜひお試しください。ダンパーデタッチの本体分…アッパーが約32mm(1+1/4インチ)長くなります。

また、コンパウンド担当の山田がすでに記事にしましたが、AAEにしてやられたダンパースリングが今度こそ届きました。


Kinovea(ベータ)の日本語版作りました。

Kinovea
以前にフォーム分析用の無料ソフトKinoveaを紹介しましたが、このソフトをボランティアで開発しているジョアンさんに連絡を取って、こちらでメニューの翻訳をして日本語版を作りました。

Kinoveaについてはこちらの記事を参考にしてください。
https://archerreports.org/?p=5198

先ほど、ベータテスト用のEXEが届いたので、日本語の表記に問題や不親戚な表記がないか、一緒にテストしてくれるとありがたいです。何かありましたら、メールでも、コメントでもいいので連絡ください。正式版で訂正してくれるように連絡します。

*プログラム自体の挙動に関してはこちらでは修正は担当できません。

無料ですが、ベータ版ですので、コントロールパネルからインストールされたソフトのアンインストールくらいはできる程度のPCの知識は必要かと思います。ウィンドウズ用です。

Preview installer for version 0.8.22 日本語版
0.8.23が登場しました(2014/11/13)


カラーグリップとカーボン・セーカータブ

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2月になりました。12月~1月に発表された2014年モデルが続々入ってくる時期です。

まず…1色ずつ順番に作っているのでしょうか。今度はホイットのカラーグリップの白と赤が入荷しました。入荷していないのはあと、紫だけですね。

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2007年から…7年も付き合いのあるFIVICSががんばってくれました。来週まで韓国・中国のメーカーは旧正月休みで、みんな休みなのですが、休み前に新商品の荷物を出してくれました。ありがとうございます。

入荷したのはカーボンプレートの軽量型セーカータブです。あと、リムと弦の間に貼るタイプのダンパーも入荷しましたが、これは圧倒的な振動吸収性能を発揮する反面、確実に矢速が落ちる商品なので、どの程度矢速を低下させるかテストしてから販売します。

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新しいカーボンタイプのセーカータブでは、ピンキーレスト(下の黒の方)が太くなっています。より安定して小指をかけることができます。

ウィン&ウィンから新しい2014年の価格表が発表されましたが、この円安ですので、予想通りのほぼ全商品の値上げです。逆に思ったよりも値上げ幅が小さくて安心したほどに。それに伴い2月中に価格調整がありますので、購入する商品が決まっている方はお早目に。


テルフォード SFとW&Wのブース

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昨日、日本に戻ってきました。溜まっていた仕事ほぼ処理しました。今回は時間の都合で、現地からあまり更新できず、これから少しずつ書いて行きます。まずは、2014年のカタログをアップしたウィン&ウィンとSFから。

ウィン&ウィン(WIN&WIN)とSFのブースでは新モデルのうち、2つ新しいハンドルを展示していました。どちらも、2万円以下のエントリー向けのモデルですが、良い仕上がりになっていると思います。センター調整機能は上位モデルと同じものに。ただ、塗装だけは設定された価格帯の問題でアルマイトではなく、今まで通りのペイントになっています。また、グリップの形は同じですが、ハンドルの形状の問題で、フォージド・プラスとは互換性がありません。ですので、ウッドグリップは使用できません。

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こちらは気になっていたウィンの新モデルのラピード。ハンドルはフルカーボンではなくカーボンとグラスの2つの素材を使用し、精度が必要とされるリムポケットをどう処理したのか気になっていましたが、ここはダイキャストで作られており、カーボン&グラスファイバーの本体に金属製のリムポケットを装着した、3つの素材を組み合わせたモデルになっています。

センター調整とリムボルトの間にあるねじを工場出荷時に測定してハンドル全体の精度を確保します(お客様のほうではいじらないでください)。

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過去の記事調べたらびっくりしました。なんと、ウィンがカーボンアームガードの発売を予告したのは4年も前の2010年でした。そして、ついに完成したそうで、春には販売が始まると思いますが、素材はカーボンではないそうです…。デザインとしてカーボンのパターンにしただけで、アームガード自体は通常のものと同じ素材です。まぁ、2013年にルブルネが先にカーボン素材のアームガードを発売していますので、見た目だけではなく素材にもこだわる方はこちらを。

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色を交換して楽しめるように、アルマイトカラーリムボルトが発売される予定です。ただ、気になるのは色だけではなく、素材が通常のものと違うことです。

通常のリムボルトはステンレスですが、ステンレスをアルマイト塗装することは困難です。ですので、カラーリムボルトは銀色の部分がステンレス、金色の部分がアルミという2つの素材から構成されています。精度が必要とされる部分ですので、性能を考えると単一素材で構成されたもののほうがよい気がします。心配しているという話で、実際の精度は手にしてから判断します。
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また、新しいダンパーとFIVICSに続き、ウィンからもアルマイトカラーウェイトが登場。設計もほぼ同じで、同じ工場で作っているのかなと思わせるほど…。それはともかく、ダンパーは現行のWTよりもやわらかいゴムを使用しており、センター用の大きいものとサイドの小さいものの2種類。

カラーウェイトに関してはまだ詳細は決まっていないとのことで、2014年のカタログにも掲載されていません。カラーウェイトの発売開始は春には間に合わないと思います。

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今回のテルフォードはミーティングが多く、あまりアーチャーの方とは話できませんでしたが、イーストンのブースに行ったら、ジェークがいました。試合のほうはあまり良い結果とはならなかったようですが、チューニングアプリのほうもよろしくです。

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2011年から扱っているコンパウンドメーカーのエリート(Elite)は、プロショップで展示してプロモーションしているのですが、あまり販売実績は芳しくなく、代理店としてメーカーにも申し訳なく思っていたのですが、今年からトップアーチャーのレビ・モーガン(Levi MORGAN)選手がシューターとなりました。さっそく、今回のワールドカップで3位という結果を残しました。

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エリート(Elite)の今後の販売方針についてミーティングをしていたら、挨拶に来てくれました。かなりの高身長の方で、とても気さくな方でした。

エリートの弓は良いのですが、ホイットやボウテックのように、簡単にドローレングスの変更ができず、どうしても受注してからの発注で納品に時間がかかるので…でも、ターゲット市場のために強力な助っ人が登場したことはうれしく思います。頑張らなきゃ! ちなみに使用しているのはEnergy 35というモデルです。


ウィン・コンパウンド2014モデル TALON

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ウィン・コンパウンド(WIN BLACK)の2014年モデル TALONが発表されました。ターゲットモデルではないですね。

ウィン&ウィンのコンパウンドの製造が始まって3年たちますが、日本での展開予定はまだないです。まぁ、ちゃんとしたターゲットモデルが開発できるまでは待った方がいいですね。とりあえず、テルフォードで見てきます。


ATAでのWINのブースはこんな感じでした。コンパウンドボウとトラディショナルボウの紹介がメインのようですね。


WIN&WIN(ウィン&ウィン)の2014年モデルのWINACT-VT

初めて、フェイスブックの動画をサイトに埋め込みますが、きちんと表示されていますかね?? Firefoxとクロームでは表示確認しました。

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WIN&WIN(ウィン&ウィン)が新しいプロモーションビデオと、前の時に写真がなかったWINACT-VTのカタログ写真を公表しました。入荷はまだ当分先かと思います。


WIN&WINの2014年コンパウンドのティーザー広告

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クリスマス後から続々と新商品の発表が続いています。ちょっと処理しきれないくらいに…。。。少しずつ記事にしますので、お待ちください。

さっきのウィンのリカーブ2014年に続き、ティーザー広告ですが、ウィンのコンパウンドの2014年モデルのエクリプスが発表されました。

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上の写真はイギリスのアーチェリーショップですが、2011年に発表され、2012年から販売が開始されたWIN&WIN製造のコンパウンドボウはヨーロッパを中心に売れています。日本でもWIN&WINのコンパウンドを販売するかという話をしたときに、カーボンハンドルなどの技術があっても、リカーブのリムに相当する部分はコンパウンドではリムではなく、カムです。そのカムのデザインが進歩しないと日本では販売が難しいのではないかというのが、その時の感想でした。

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今回の新しい2014年のWIN&WINのエクリプス(Eclipse)では、センターシンクロカムという新しいカムが搭載されます。その一番の特徴はリカーブ同様にカムの中央から弦を送り出すことを特徴としています。

この話で思い出したのが、プライムのこのカムの傾きを比較した広告ですが、確かにびったりリムの中央から弦を送り出している弓は多くはありません。ただ、弦がセンターから送り出されることでどのような利点があるのかは不明です(プライムのようなカムでない限り、カムは傾いているので)。

1月のテルフォードの展示会で確かめてきたいと思います。


3連休の中日と商品価格

今年も残り10日。3連休の中日…休まずに1月に出版予定の本の編集の作業をしています。思ったよりも順調です。

23日は税関が休みなので、24日から26日が今年の最終入荷になります。W&W、スポットホッグ、ホイット、Bowtechの入荷が予定されています。あと、カーターのハニー2が入荷してくる予定です。

年末年始も自分は仕事する予定ですが、税関が仕事しない期間で、国内代理店も軒並み休業に入るので入荷はない予定です。

現在、円安がどんどんと進んでいますが、年始すぐにウィン・ジャパンさんの価格改定があります。個人的な予想ですが、それなりに値上げされるかとおもいます。値上げはあくまでも卸価格なので、それがどう各社の小売価格に影響するかはわかりませんが、値上げ分を全部吸収する小売店はないのではないかと。

これをきっかけにいろいろな商品の価格が値上がりすると思われます。2014年の価格がすでに出ているホイットのようなメーカーの大幅な値上げはないでしょうが、ウィンなどの韓国系メーカーの商品の購入を考えている方は年内の購入がおすすめです。