ウィン&ウィンのINNO AXTハンドルのゴールドは結構ゴールドです。

IMG_20140609_123638本日、遅れていたINNO AXTハンドルのゴールドが入荷しましたが、他社のゴールドに比べてなかなかゴールドってます♪

AXTでは青がまだ入荷見込みなし、ゴールドは少数の入荷ですが、代理店などにはたっぷりあると聞いていますので、在庫がなくなってもすぐに入荷できる状態です。

また、4月の入荷予定だったWINACT-VTハンドルはいまだ未定…発表からもう7か月経ってるのですが…製造のトラブルです(6月初旬時点での回答)。その遅れのため、WINEXハンドルの在庫切れ色入荷予定、また、その後に製造それる予定のSFフォージドハンドル23インチハンドルの製造の見込みも全く立っていない状況になっています。

ウィン&ウィンのBWダンパーが入荷しました。

DSC_0233一月にテルフォードで見たウィン&ウィン(WIN&WIN)の新しいBWダンパーがやっと入荷しました。今年のウィンはいろいろと遅いです…。

現行のWTダンパーはあまり人気がなく、個人的には悪いダンパーではないと思うのですが、BWダンパーではWTダンパーよりもやわらかいゴムに切り替えたとのことです。

DSC_0235ロングモデルとショートモデルがあり、こちらはロングモデル。ドインカーのAボムとの比較です。

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IMG_20140603_133315テルフォードでも突っ込みましたが、径が22.5mmで設計されていて、HMC +やHMC22ではダンパーがはみ出ます。ウィンの自社のウェイトとも径があいません。テルフォードで話した時もはぐらかされましたが、今でもなぜこんな設計にしたのかは謎です。

DSC_0232ショートモデルはCEX5ダンパーと比較してみました。違いは…BWダンパーの方が3mmほど長いことくらいかと思います。あとは、ダンパーのサイドがCEX5ダンパーは凹デザインで、BWショートダンパーは凸デザインなとこでしょうか。すでにCEX5ダンパーを使っている人は買い替えても得るものはあまりないと思います。

この新しいBWダンパーはウィンの中ではWTダンパーよりも柔らかいゴムダンパーと言う位置づけは明確に理解できますが、ダンパーのマーケット全体から見ると既存のFIVICSやドインカーの商品と比べて際立ったポジションは見つけてあげることはできませんでした。全部をウィンで統一したい人向けという感じで販売したいと思います。

WIN&WINのラピードカーボンリムテスト入荷

a6d6162d8b57f616728c1696b464fb262014年のウィン&ウィンの新しいリムは上位モデルでは発表されていませんが、低価格のモデルが充実してきました。コアの違いはあるもののクアトロ、F7、720、(レンタルリム)エクセルの4種類しかなくなったホイットとは対照的です。

IMG_20140516_140155低価格モデルはもうそれなりに充実しているので、新しいWINACT VTとラピードリムは取扱いの予定はないですが、お客さまの説明するために、1セット仕入れてみました。

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写真の上がラピード、下が、ワンランク上のフォームではなく、ハニカムフォームを使用しているWINEXリム。予想通り、写真で確認できるラミネート構造、つまり、使用している素材とそのはり合わせの順番以外では、WINEXと共通したデザインです。

WINEXの設計のまま、素材をハニカムフォームからノーマルフォームにダウングレードし、低価格にしたモデルです…INNO EX POWERのような上位リムだけで採用されているようなタワーエフェクトデザインとか、取り入れるのにそんなにコストかからないんだから、何か一つだけでも新しいところを入れてほしかったのですが…残念です。

テスト入荷したものは特価品として販売します。どなたか引き取っていただけると幸いです。

ボウテックが幅広いセッティングが可能なミドルモデル FUELを発表

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ボウテック(Bowtech)はもうもう、年一回の発表をやめて生産が始まったら発表にするのでしょうか?まぁ、ウィン&ウィンのように12月発表で、入荷が4月というスケジュールよりは、こっちの方が助かるかもしれないですね…。

Bowtech_fuelボウテックが幅広いセッティングが可能なミドルモデル FUELを発表しました。ドローレングスは18-30インチ、ピークウェイトは18-70ポンドまで、成長に合わせて調節できる最初の弓から、(合法な国では)大きな獲物を狙うハンティングまで対応できます。

価格もアメリカでの小売価格は52,000円(499ドル)程度で、日本では輸送費と消費税を加えて6万円前後になると思います。

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競合モデルとしてはMissionのラリーになるかと思いますが、既存のモデルのInfinite Edgeの改良版という見方もできるかと思います。値段もちょっと高くなっていますが…。最初の入荷は6月の予定で話しているところです。上の写真はサイト・クイーバー・レスト・スタビライザーなどが付属したモデルですが、ターゲット用のアクセサリーではないので、弓だけでの販売をする予定です。

二回目の入荷…ラピードの白もなかなかです。

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IMG_20140508_120812初期入荷分のラピードのカーボンブラックがちょうど売れた段階で、白のハンドルが入荷してきました。

2014年はホイットもたくさんのリムの種類がありますが、同じ設計でフォームかウッド、フォーミュラかグランプリかの違いだけなので、簡単ですが、ウィン&ウィンは…全部違うので売っている方でもたまに混乱します。

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ので、一覧表にしました。黄色は在庫しているもの、緑は取り寄せになるものです。参考になれば幸いです。

ちなみに、ラピードリムとWINACT XTリムはほぼ在庫あります。VTリムは大きなサイズだけ生産が始まっており、Sサイズの用意にはまだ時間がかかりそうです。

*弾性素材は使用されている素材の中で一番高性能なものを表示しています。それ以外にも弾性素材は使用されていますので、ハイモジュラスカーボンと書かれているリムがクロスカーボンを含んでいないというわけではないです。。

ついに新しい設計の軽量アルミハンドル SF AXIOMハンドル!!

2014年に新モデル、AXIOM+ライト(AXIOM+L)が届きました。実績あるAXIOmシリーズの3代目にあたるハンドルですが、実質的には新規開発された新しい設計を用いた低価格の軽量アルミハンドルです。期待しているハンドルの一つです。

Axiom_first上の写真はSFの初代のAXIOMハンドル(上左)です。2010年に販売が始まりましたが、SFのためにウィン&ウィンが新規に設計したものではなく、以前にウィン&ウィンの下位ラインナップとしてあったブランド(2014-2015年に復活予定)KAPのT-REX(上右)、または、エボリューション2と呼ばれていた23インチモデルのデザインをほぼ流用したもので…これまで弊社でAXIOMハンドルをを販売したことはないです。

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今回、このAXIOM+ライトは名前こそ、AXIOMシリーズの3代目ですが、実質的には全く新規に設計されたハンドルです。AXIOMハンドルは23インチハンドルですが、25インチハンドルとして再度設計されました。まぁ、初代のAXIOMと今回のAXIOMの写真を比べてみれば、全然違う設計であることはすぐわかるかと思います。

DSC_0067新しい設計でのコンセプトは上位モデルへの移行がスムーズに行くよう、上位モデルとできるだけ共通した設計・重量配分を採用すること…その結果、見た目は立派な上位モデルに見えます…遠目で見ると。
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色は全部で6色。プランジャーとレスト込みで1万円強なので、設計は上位モデルと同等でも、塗装はやはりこの価格帯のものですので、塗装のレベルは価格なりです。ホイットで言えば、カスタムペイントではなく、パウダーコートレベルの塗装です。

DSC_0070センター調整機能はリムボルトと独立した機構で、ポンドを変更するたびにセンターを再調整する必要もない高機能のものです。先日紹介したウィン&ウィンのラピードと同じものですね

ライトという名前で1,180gです。同じような価格帯ではエクセルが23インチで880gです。実質的には圧倒的にエクセルのほうが「ライト」という名前に相応しいです。初心者向けのハンドルという視点で見た時には、1,180gはけっして軽い部類ではないですが、競技用モデルの設計では1,100g台は軽い部類です。その意味で「ライト」とついています。ご注意ください。

ウィン&ウィンの2014年モデル入荷 – その三は「INNO AXT」

DSC_0056ウィン&ウィンの2014年モデル入荷の最後は、INNO AXTハンドルです。CXTをアルミハンドルとして設計し直したモデルです。

20140428_173230正式な入荷は今日が初めてですが、選手向けのデモ用のハンドルで、さっそく今年のワールドカップのインドアステージ3でメダルを獲得しました。

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DSC_0058CXTハンドルとの違いはまず重さ。AXTハンドルの重さはウィン&ウィンのハンドルの中で一番重く1,340グラムです。AL1ハンドルよりも20グラム(ウェイト1個分)重い設計になっています。また、もう一つの違いはカウンターブッシングがあることで、位置はAL1と同じセンターブッシングの裏側、グリップの真下です。

DSC_0060リムポケットのセンター調整機構もAL1と同じです。大きさはウィン&ウィン専用ではなく、MKやホイットのリムも使用できる大きさになっています。

ホイットのハンドルは近年軽くなってきていますので、重みのあるアルミハンドルをお探しの方にお勧めです。ただ、性能的な飛び抜けたポイントはないので、WIN&WINのINNO CXT以降の競技用モデルをお持ちの方であれば、買い替えても大きな違いは感じられないと思います。WINACT/WINACT-XTなどからの買い替えであれば、剛性の違いは感じられると思います。最新技術を搭載したモデルというよりは、ウィンのハンドルの新しい選択肢の一つですね。

ウィン&ウィンの2014年モデル入荷 – その二は「INNO MAX新色」

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DSC_0055ウィン&ウィンの2014年モデル入荷のその2は、INNO MAX新色の黒/ゴールドです。まぁ、性能的には特に新しい点はありませんが、裏のリムボルトロックねじまでゴールドになっているのは驚きでした。ちゃんと仕事していますね。

本日入荷分はすべて事前に連絡をいただいて、取り寄せ注文をしている方の分として納品されます。次回入荷はすぐの予定ですが、ゴールデンウィークの関係で、荷物が動かないと少し遅れます。カートで注文できるよう色を追加しまた。

ウィン&ウィンの2014年モデル入荷 – その一は「ラピード」

ウィン&ウィン(WIN&WIN)の2014年モデルが入荷しました。 まずは、ラピード(RAPIDO)のレビューです。 この後はAVTを書きます。以前の記事で予告した通り、WINACT-VTだけは製造が遅れています。出荷されているのは、ラピードはINNO AVTだけです。
1483479_551457481615231_928935301_oラピードに関して言えば、ようやく理解ができたような感じです。上はラピードが2014年の新型低価格カーボンハンドルとして発表されたときにあがった写真ですが…いくら低価格とはいえ、こんなチープなデザインで売れるのかと心配になりましたが…最終的にはいくつか細かい修正がされ、ちゃんとしたカーボンハンドルとして入荷してきました。

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その形は…RCX-100そっくりになりました。

DSC_0050前からの写真を比較するとこんな感じです。左がラピードで、右がRCX-100です。見た目は酷似しています。では、その違いとは何か。一つは素材、もう一つはリムポケットです。

DSC_0051ハンドルの素材ですが、RCX-100はほぼカーボンだけで製造されているモデルです。対して、低価格モデルのラピードはカーボンとクラス繊維を混ぜて製造されています。カーボン量が少ない分、価格も安くなっています。

では、ただのRCX-100のダウングレードモデルかと言うと、そうでもなく、INNO MAXやUUKHAのハンドルでとられている精度向上ための機構を同様のものが搭載されています。コンポジットカーボンとリムを直接接合させると、どうしても最終的な精度調整が落ちます。その対策として、INNO CXTでは金属プレート、UUKHAのハンドルでは特殊プラスチック樹脂・フォージドジュラルミン・黄銅の3つ素材を組み合わせたリムポケットを、INNO MAXでは、センター調整機構全体をアルミで独立させるという仕組みが考案されましたが、ラピードではUUKHAの設計に近いものが採用され、リムポケット全体をカーボンではなく、精度のコントロールが容易なプラスチック樹脂にしています。

DSC_0052白のステッカーの後ろに隠れているねじが見えるでしょうか。ここはお客様がいじるところではありません。あくまでも説明のために書きます。ウィン&ウィンの説明では、ハンドルが完成した後、ハンドルを測定し、この部分のねじで調整をしながら、最終的に樹脂製のリムポケットとグラスカーボン製のハンドルとの精度をすり合わせ、完璧な精度を実現して出荷しているとのことです。このネジは調整に使うものではないのでご注意ください。

ということで、最初は位置づけがよくわからなかったラピードですが、素材はチープでも、その価格帯でできる工夫を施して、ハンドル全体、リムと合わせた時の精度は上位モデル(RCX-100)に勝るとも劣らないものに仕上げたのがラピードと言えます。

お手ごろな価格(3万円台前半)でカーボンハンドルを試してみたい方にはおすすめな一本です。

ウィン&ウィンの2014年の新商品について

bbd2b2ff8f4baee1032dbe5b5fec9e1736936b95--ウィン&ウィンの2014年の新商品についての正式な連絡がありました。弊社に対しての案内で、他のプロショップでは事情が異なるかもしれませんので、他店で購入予定の方はそれぞれにご確認ください。

4月の中旬に2014年商品の最初の納品が開始されています。

来週に

– INNO MAXの新色(上の写真のゴールド)
– INNO AXT
– RAPIDO

の入荷が確定しました。たぶん来週の月曜日です。

それとは別に、一番在庫して販売したかったWINACT-VTの製造が遅れており、5月にずれ込むとのことでした(AXTも一部色の製造が完了していないので…なんだかんだで6月になるのではないかと勝手に予想)。RAPIDOリムも納品できるといわれましたが、こちらは発注予定はなく入荷しません。価格の割に性能が…また、価格がわずかにしか違わないWINACT-VTリムとの差別化も難しいと判断したためです。取り寄せで必要な方のみ提供いたします。

詳細のINNO AXTとRAPIDOのレビューは入荷後、できだけ早く行います。

あと、今在庫切れのION-X用のステルスショットもスケジュールされました。今日の夜出荷される予定なので、6営業日程度で入荷します。