BLACK GOLD コンペティションCPサイト

先週初入荷し、新規販売を開始したBLACK GOLD社製コンパウンド用サイト「コンペティションサイト」の紹介です。

*写真は右用・6インチエクステンションバー
*エレベーションバーは4インチです
*マニュアルは内装のスポンジをめくった中にあります

 

重さは317グラム(サイト本体、マウントブラケット、マウントノブ)

やや重めの部類に入りますね。

エレベーションバーとエクステンションバーの連結部分の位置調整はかなりの幅で選択できます。
調整箇所は2か所。
・1つ目はエクステンションバーをエレベーションバーに接合する部分
・2つ目はエクステンションバーの先端部品の位置

エクステンションバーとエレベーションバーの接合面では、エレベーションバー側に縦に左右2列の穴があり、そして上下で4段階の高低位置が選べます。
高低はエクステンションバー側のポジションピン(真鍮色)をエレベーションバー側のネジの切っていない穴(やや径が小さい)に挿すようにしてください。

エクステンションバーの先端部品は「左中右」の3つのポジションで位置変更できます。

 

【スコープの上下左右調整と、3か所のアクシス調整】

◆スコープの上下調整
サイトボックスの横面に「LOCK」「SLIDE」と矢印が書かれています。
それぞれの方向にダイヤルを回して「固定/解除」を行います。
このサイトにはいわゆる“ジャンプボタン”は存在しません。
ただ、このダイヤルを「SLIDE」側へ目いっぱい回すことで、内部にある上下を制御するギアどうしが離れて自由に動くようになります。
手でつまんで大きく移動したいときはこの手順で行います。
上にあるノブで行う調整は微調整用で、ダイヤルをあらかた「ロック」側へ回しておいて行います。

*ダイヤルがSLIDE側へ目いっぱいの時はノブを回してもボックスは移動しません。

最終的にサイト位置が決まればダイヤルをLOCK側へ目いっぱい回してボックスを固定します。
くれぐれもダイヤルをLOCK位置目いっぱいに回して固定されている状態ではノブを回さないでください。故障の原因となります。

*手で大きくジャンプさせてた後は、軽くダイヤルをLOCK側回して内部のギアどうしが確実にかみ合っているかどうかを必ず確認してください。
確認できたらLOCK側へ目いっぱい回しても大丈夫です。
もしかみ合っていないままLOCK側へ目いっぱい回すと故障の原因になります。

◆左右の調整
このサイトは水平調整が2か所で行えます。
1つ目はエクステンションバーとエレベーションバーとの接合部分

調整の際は上写真の2つ目で示した裏側のネジを適度に緩めてから横のノブを回して水平調整してください。調整後は裏側のネジを締めるのをお忘れなく。

2つ目はサイトボックス先端部分にある微調整用です。
これについては後述いたします。

 

◆3か所のアクシス調整
1)エクステンションバーとエレベーションバー接合面

*下側にあります。
あらかじめエクステンションバーとエレベーションバーをつなぎとめているネジを適度に緩めてから調整を行ってください。

 

2)サイトボックスの下側

こちらも下の写真で示します2箇所のネジを事前に適度に緩めてから調整を行ってください。

3)エクステンションバー

ここの箇所の調整は上の2つと違い、やや勝手が異なります。
以下の2か所のネジ、イモネジを緩めます。

で本調整に入るのですが、ここで注意です。
出荷時のネジ位置から時計回り/反時計回り、いずれも1/2回転(半回転)以内での調整にとどめてください。それ以上回すと破損の恐れがあります。
ご注意ください。

◆スコープの取り付け
このサイトはスコープボックスが着脱出来る設計になっていはいますが、他の一般的な着脱できるサイトのような「つまみネジ」はありません。
六角レンチが必要です。ちょっと面倒ですね。

次に、購入時点ではこのサイトにはスコープは付属していないので、お手持ちあるいは別途購入のスコープをサイトに組み付けるのですが、まずはその流れの写真をご覧いただきます。

1:まず最初の購入時の状態です。
この時の部品には使用しないボルトが組み付けられています。このボルトを抜いた箇所に、スコープの10/32インチロッドを差し込んで組み立てる要領です。

2:写真右側のノブは別段固定されているわけではなく普通に回せば取れるものです。

3:このボルトが不要、と言うわけです。

4:スコープロッドを差し込んだら矢印で示したナットをしっかりと締め付けてください。

この締め付ける時の注意点です。

スコープの面(左赤線)と部品の面(右赤線)を平行になるようにナットを締め付けてください。

締め付けが甘いと、のちのちスコープが回りますのでご注意くださいね。
そして目盛りの線が“手前”に来るように気を付けてください。(5~7の写真参照)

5:スプリングは忘れずに差し込みましょう。

6:3本のピンを3つの穴にあわせて差し込みます。目盛り印刷が手前に来るように、です。そしてノブをねじ込みます。ねじ込んでいくとわかると思いますが、ネジどうしが“かみ合う”まではスコープを写真で言う右方向へ押し込む感じで押さえてください。

7:組み付け後のこの目盛りの位置が最も左位置を示しています。これより左に出すとノブが“空回り”してノブが外れてしまいます。

8:右いっぱい・やや手前位置です。

と言う事で、前述しました水平調整の2つ目、微調整用と言うのがこの箇所の仕組みになります。

そしてこのノブですが、微調整後は固定が出来ます。

写真上半分の方の矢印をポチっと押すと反対側右半分にポコっと出っ張ります。

この出っ張りがノブの溝にハマってノブの回転を止める、と言うものになります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大変長く、また写真を多用した紹介になりましたが最後までご覧いただきましてありがとうございましたm(__)m

BLACK GOLD コンペティションサイトは店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^o^)丿

 


LAST CHANCE Archery ポンドスケール

ラストチャンスアーチェリーから2017年度の新製品、ハンドヘルドタイプのポンドスケールが入荷しました。初回入荷の2個がカート追加後数時間で入荷待ちになるほど注目の高い商品です。ありがとうございます。

シンプルなデザイン、重さは約77グラム。
大きさは、全長15センチ、幅3センチ。
背面からフックの先端までで約10センチとなっています。
液晶表示は明るい緑のバックライトでとても見やすい表示になっています。

早速使用方法を見ていきましょう。

まず電池ふたをスライドし中の付属ボタン型電池の下に挟まれている絶縁シートを抜き取ります。
使用する電池は「CR2032」
交換時は+と-を間違わないように、また電極のツメを破損しないように注意して交換作業をしてください。
*+が上になります。

付属電池はあくまでもテスト電池なので早いうちに新品の電池に交換しておきましょう。

操作ボタンは1個のみ
計測単位は、「lb」(ポンド)、「kg」(キログラム)で、コンマ2桁まで計測してくれます。

電源オフの状態からボタンを1回押し、表示が「18888」のうちに素早くもう一度ボタンを押すと「lb」⇔「kg」を切り替えられます。
「0.00」に表示が変化してからは切り替えはできません。
その時は再度ボタンを押して電源をオフにしてからもう一度操作してください。

計測モードは2パターン。
・リアルタイム計測
・最大ピーク計測

モードの切り替えは電源投入後計測単位を決めてから「0.00」になったあとボタンを約3秒の長押しで変更できます。
・最大ピーク計測に切り替わる時の表示

表示窓の左上に「PEAK」と表示されていればピークモードです。

*写真はポンド計測の時

・リアルタイム計測に切り替わるときの表示

*左上には何も表示が出ません。

ピーク計測をするときは表示が0になっているのを確認してからドローしてください。
デカットポンドスケールのように「ゆっくり引く」等、特に“コツ”はありません。かと言って素早く引く必要もありません。普通にドローします。
リカーブで計測するときは主にこのピークモードで使用する頻度が高いでしょう。
コンパウンドでは、ピークモードとリアルタイムモードとの併用になります。

コンパウンドはピークポンドとホールディングポンドの2つの情報が必要になってくるのですが、ピークポンドを計測するときはピークモードで簡単に計測できますが、ホールディングポンドを計測する時はリアルタイムモードで計測しますが、測るのに約5秒の保持(静止)が必要になります。
この「静止」が少し面倒で、フルドローの時ってなかなか静止できないのです。
スケール側での負荷の判定がわずかな差の中に収まっていないと5秒以上待っても「HOLD」となってくれないのです。

例えば荷物やカバンなどを吊り下げて重さをはかるとすぐに「HOLD」になってくれるのですが、コンパウンドボウでのフルドロー時の静止がなかなか難しいので、もうこの場合は誰か第3者の人に表示を読み取ってもうしかありません。これについては取説(英語ですが)にも書かれています。
あいにくですが割り切って考えてください。

計測後ボタンを1度押すと表示が0に戻り、もう一度押すと電源が切れます。
また、オートパワーオフも実装しているので、何も操作をしないと約1分で電源が切れます。

あと、この取説には重要事項として以下の事が書かれています。必ず守ってください。
・このスケール最大計測は110ポンドです。
・計測する時は必ず周りに対する安全に十分配慮し、計測する時は矢を番えてドローイングすることをおすすめします。万が一計測時にスケールが破損したりループが切れたりすると弓が「空打ち状態」になるのでそれを防ぐためです。

「ラストチャンスアーチェリー・ポンドスケール」は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^o^)丿


SPOT Hogg インフィニティーレストにも“スワップ”モデルが追加

まず先行して昨年秋にEDGE(エッジ)レストでスワップモデルが販売開始となりましたが、後を追うようにインフィニティーレストにもスワップモデルが追加されました。

エッジスワップと同様、ハードケースに収まっての販売です。

ボウケースに入れて移動、保管中に起こり得るかもしれないブレード破損・ブレードバーの曲がりをボディーだけ外してハードケースにしまう事でそれらを防ぐ目的や、異なる矢のセッティングを交換ボディーの準備・交換で瞬時に変更できるなど多くのメリットがあります。

同梱品です。

INFINTY(インフィニティー)“SWAP”は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^o^)丿


STAN Perfex

STANから新しいサムトリガーリリーサー「PerfeX(パーフェックス)」が入荷しました。

このパーフェックスはいろんな形態に変更できる付属品が豊富に付属しています。
まず、サムバー。
径が10ミリのスモールと16ミリのラージ。(装着はスモール)
しかもバーポストを挿す穴が2個開いています。


挿し替えると結構真ん中に来ますね。

バーポストは5本。短いほうから19ミリ、22ミリ(装着済)、25ミリ、28.5ミリ、最長は32ミリとなっています。
32ミリとなると相当高くなります。

交換フィンガーは3本掛けと4本掛け。出荷時の装着は4本掛けになっています。
また、このフィンガーは30度の範囲内で角度が変更できるんです。
そして交換フィンガーを装着しなければ2本掛けとしても使えます。

最も湾曲位置

最もストレート位置

まず言えることは、小さいです。

STANは全体的に小さめリリーサーのサイズ感ですが、このパーフェックスも「Mサイズ」と言うワリには他社のそれに比べるとSサイズもしくはそれ以下の印象を受けるくらい小さいです。

カーターの代表的リリーサー「ターゲット3」を例に挙げて比べてみます。

まず重さ。
本体ボディーに3本フィンガーを組み合わせてその重さが57グラム。
ターゲット3は86グラムです。

ちなみにパーフェックスの本体ボディーだけだと51グラム。
3本パーツが6グラム。
4本パーツは9グラムです。

次に大きさ。

見てわかる、ボディーの厚みと指間隔の違い。

その指間隔。

その差、約5ミリはあります。

5ミリです。
相当違います。

しかもデザイン自体がショートヘッドデザインのために、実際に手にしますと、フックが中指に当たるくらい狭くて近いです。

私の手で埋もれるくらいです。

そのヘッドまでの距離の比較です。

約36ミリの長さに対し・・・

こちらは約19ミリ。

その差は17ミリも違います。

手の小さな方や、本当に小さいリリーサーがお好みの方にはもってこいのサイズですね。

調整はトリガーテンションとトリガートラベル、両方の調整が可能です。
写真をご覧ください。

テンションは時計回りに締めていけば硬くなります。
トラベルは時計回りに締めていけば短くなり、あるポイントでコッキングが利かなくなります。

調整後は10回以上ひもなどで試してから実射してください、とマニュアルに記載がされています。
くれぐれも誤射・暴発のないようにだけは十分ご注意ください。

そのほか、最近のSTANでは定番になりつつある「トレーナーロック」も搭載されています。

ロックピンをヘッド先端の穴に挿して「キャントファイヤー」的に使うための部品です。

【重要】キャントファイヤーとして使う前は必ずフックが開かないことを確認してからにしてください。

ちなみにピンを挿す際、コッキングレバーを押してからでないとピンが入らないようです。
ピンを外す際もコッキングレバーが押し込まれていないと抜けません。ここはご注意ください。

*在庫はMサイズだけですが、その他のサイズ・・・S、L、XLは取り寄せになります。ご希望の方は店舗までお問い合わせください。
*金額は同じです。

STAN PerfeXは店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^o^)丿


KINETIC / Mirage(ミラージュ)

キネティックから新しいエントリー向けコンパウンドボウ「ミラージュ」が発売されました。
今回入荷したのは右ハンドルの赤。

このキネティック/ミラージュは色展開が豊富にあり、ターゲットカラーで9色のラインナップとなっています。

まずはスペックです。
———DATA——–
2カムモデル
アクセル間:31インチ
ブレースハイト:7インチ
重さ:1.7kg
ドローレングス:24-30インチまで(0.5インチ刻みで調整可)
トローウェイト:30-55ポンド
レットオフ:70~75%

ドローウエイトの最下限が30ポンドとなっており、他のエントリーモデルの最下限ポンドに比べるとやや高めの設計になっています。

グリップは幅が約21ミリ。PSEのスープラやエクスプレッション並みの厚さとなっており、HOYTのグリップやマシューズのグリップよりもぶ厚い設計になっています。
形状は一般的なフラットグリップ。

押し面に丸みは一切無く、純粋なターゲットグリップデザインになっています。

ブッシングはバック側(的側)のセンターブッシングのみ。

フェイス側(顔側)にはブッシングはありません。

バックストップが標準装備されます。

引き尺変更は基本的にボウプレスを必要としません。
「基本的」にと言うのは、引き尺設定位置によってはモジュールを止めるネジのアタマがリムの陰に隠れてしまう場合があります。
この時はボウプレスを使っての作業を行う事になります。

カムにはこの引き尺変更の為のモジュール(赤い部品)が上下カムにそれぞれ装着されています。
そしてそのモジュールは2個のネジで止まっています。
まず下の写真をご覧ください。

黄色の矢印と青の矢印で示していますが、それぞれに役割があります。

黄矢印のネジは、引き尺を示す穴に挿すネジです。

青矢印のネジは、モジュールを固定するための補助的なネジです。

カムをひっくり返して見てみましょう。

先程の写真の矢印色のネジがそれぞれに対応するように示しています。

この写真では黄色矢印ネジが「G」と言う穴に留められていて、引き尺が27インチを意味します。
一方で青色矢印ネジはここでは「B」に留まっていますが、これは引き尺を意味しません。あくまでもモジュールを固定する目的でたまたま「B」に留まっているだけです。

この仕組みをまず十分にご理解ください。
そしてこのモジュールによる引き尺変更は上下カム必ず同じアルファベットで揃えてください。
例えば、上がG、下がFとかにならないように注意してください。

【引き尺を示すアルファべット】*インチ
A:24
B:24.5
C:25
D:25.5
E:26
F:26.5
G:27
H:27.5
I:28
J:28.5
K:29
L:29.5
M:30

このようになっています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先程やや触れましたが、この弓は設定ポンドが30ポンドから上になるので、初心者の方やお子様、女性の方にはややハードルが高いポンドです。
ある程度の筋力・体力が必要です。
また、設計自体は競技向けのグリップデザインやバランスに仕上がっていますが、あくまでもエントリー向けの価格とクオリティーなので競技志向の高い方には正直おススメできません。
ただ、筋力や体力があり、安価で気軽にコンパウンドボウをやってみたい!と言う方にはおススメできる一台です。

キネティック/ミラージュは店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^o^)丿


TRU GLO Detonator(トゥルーグロー デトネーター)

昨年12月の発売以来、これまでおよそ4か月の間で15個以上も販売し、リストタイプリリーサーとしては異例のヒットともいえる「TRU GLO デトネーター」

インデックストリガー(人差し指)、シングルジョータイプのこのリストタイプリリーサーは、トラベル調整はもちろん、リストタイプでは珍しいトリガーテンション調整も可能となっています。

そして最大のウリと言ってもよい特徴が「Boa Technology」と呼ばれるリストバンド部分の無段階締め付け調整ダイヤルが搭載されていること。

これは、従来のバックルタイプのベルトだと、穴の数や位置・箇所によっては個人差がある手首の太さにマッチしない時があったりますが、この無段階ダイヤル調整機構は、緩過ぎずキツ過ぎない適度な締め付けで手首にフィットするよう考えられています。

◆トリガー調整箇所は2つ。トラベル調整とテンション調整。
デトネーターには六角レンチ(インチ)が3本付属します。太(5/64in)・中(1/16in)・細(.050in)の3本。

この3本で各箇所の調整を行います。
交換用Oリング(2個)はリリーサーヘッドの先端部分に引っ掛けてあるもので、フックの自動復帰を促す目的です。

・トラベル調整。
「トラベル」とは、トリガーを押し込み、作動(発射)するまでのトリガー移動量の事。この調整です。

“細”レンチを使って締め付けていくと(時計回り)やがてフックが一切セットできなくなります。
ここから必要分だけ反時計回りに緩めていき、トリガーがどれだけ移動すれば(押し込めば)フックが倒れるかの微調整をします。

・テンション調整
ここで言う「テンション」とは、トリガーを押すときの必要な“圧”の事。

“太”レンチを使ってこの穴へアクセスします。
工場出荷時はこの中のイモネジは一番締めこんであります。この位置でトリガー圧は最も軽くなっています。
ここから反時計回りに緩めていくとトリガー圧が強くなっていきます。一番締めこんだところ(最も軽い)から大体7~8回転目までを限度として調整してください。

*注意点*
各箇所の調整後はいきなり実射はせずにヒモやロープなどで十分に作動確認を行い、誤射・暴発が絶対起きないようにしてください。

◆レングス調整
リストストラップからリリーサーヘッドまでの幅長さを6段階で調節できます。

“中”レンチを使ってこのイモネジを抜き取ります。
抜き取ったあと適度な長さになる穴へイモネジを挿し直して締め付けます。この際、締め付け過ぎ無いようにだけしてください。

全ての調整はイモネジで制御されています。そのため調整を頻繁に行っているとやがてイモネジが緩んでくる可能性があります。
ゆるみを防ぐためにもロックタイトなどのネジ緩み止剤の併用をおススメします。

最後に・・・・
見落としてしまうかもしれない注意点を一つ。
それは付属品です。
レンチなどの付属品ですが、商品パッケージの上部「TRU GLO」のロゴ印刷された紙が二つ折りになって入っています。この間に付属品が挟まれています。表からは見えません。

ここに気付かず、リリーサーだけを取り出してブリスターパッケージを捨ててしまう恐れがありますので、忘れずに取り出してくださいね。

TRU GLO デトネーターリリーサーは絶賛発売中です!!


HOYT Prevail用リアサイドアダプター「ハードロックブラケット」が入荷

HOYT/プリヴェイルのリアブッシング専用で新たなシングルVバーが届きました。
「Hoyt ハードロック・ブラケット」

一般的には5/16インチネジ1本で締め付けるのがほとんどで、それでも十分な強度がありますが、それでも稀に緩むことがあります。そうなるとズレて回っちゃいますよね。
このハードロックブラケットは取り付けネジ穴のほかに本体外側に「U字型」の切り欠きがあり、ハンドルリアブッシングに開けられた小ネジ穴と組み合わせることでネジの緩みによる回転ズレを完全に防止します。


一般的にはこの状態の取り付けネジ1本だけですよね。

 

 


そこに小ネジを組み合わせ、、、、

 

 


小ネジを差し込み締め付ければ、、、、

 

 


この通り、2個のネジで完全に固定してしまいます。バッチリ♪

左右両用デザインで、サイドロッド1本用のブラケットです。
重さは約92グラム(ネジ含まず)

プリベイル専用リア・シングルVバー「ハードロックブラケット」。是非お試しくださいヽ(^o^)丿


EASTON 2017-新作ボウケース2種類が入荷

2017-イーストンの新作ボウケースが2種類入荷しました。
・ワークホースボウケース
・ボウGo

まずは「ワークホース・ボウケース」です。
表面

裏面

*商品名に続く「4118」とは、41が外寸の幅のインチを指し、18が高さのインチを指します。
ここでは幅:41インチ。高さ:18インチとなります。

色の展開は2種類
・ティール/グレー
・オリーブ/グレー

*写真は「ティール/グレー」です。

【外寸】(およそ)
幅:104センチ
高さ:45センチ
奥行(まち):12センチ*外部ポケットの厚みは含みません。

【内寸】(およそ)
幅:98センチ
高さ:43センチ
奥行:10センチ

重量:1.95kg

ポケットは表側に2か所
・上段ポケット

内部は3か所に仕切られ、メッシュポケットもあります。

・下段(アロー)ポケット

アローポケットは幅が95センチあります。

手提げと肩掛けの2Wayとなっています。

独特なのが内装で、カムのあたる箇所に極厚のフォームが仕込まれている点。
厚み3センチはあります。

そのため外寸と内寸の一般的な「差」が約2センチのところ、ワークホースボウケースはマイナス6センチとなっています。
お求めの際は、お使いの弓の上カム端から下カム端を計測してご考慮ください。

その他の内装の特徴は写真の通りです。

ふた側に大きめのポケット2か所、弓を仮止めするベルクロテープが2つあります。

次に「ボウGo」です。
表面

裏面

色の展開は3種類。
・ティール/グレー
・オリーブ/グレー
・グリーン/グレー

*写真は「オリーブ/グレー」です。

【外寸】(およそ)
幅:104センチ
高さ:45センチ
奥行(まち):12センチ*外部ポケットの厚みは含みません。

【内寸】(およそ)
幅:102センチ
高さ:43センチ
奥行:10センチ

重量:1.35kg

表側のポケットはこちらも2か所

ただ、上段のポケットは幅40センチの薄っぺたいポケットなのでそれほどキャパはありません。
下段のアローポケットは幅95センチとなっています。

ボウGoは手提げのみの対応です。肩掛けには対応していません、ご容赦ください。

内装はシンプルな造りになっています。

メッシュポケットが1か所です。
こちらは「ワークホースボウケース」のようにカム部分にあたる箇所ヘの厚めフォームによる特別な施しはありません。
一般的な内張りフォームの厚さ(約1センチ程度)のみとなっています。ご留意ください。

 

イーストンのNewボウケース「ワークホースボウケース」と「ボウGo」は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^o^)丿


Decut コンパウンド用サイト「DC-CP」

Decut(デカット)からコンパウンド用サイトが発売され、1台テスト用に仕入れました。
20161204_143141

アルミとステンレスで作られているこのサイトは・・・・
・重さ270グラム
・エクステンション、9インチ
・エレベーション、5インチ
20161204_143240

エレベーション(上下)調整はジャンプボタンとマイクロクリックノブ。
20161204_143533
ホリゾンタル(左右)調整はマイクロクリックノブで、スコープバレルの片側には約1センチのネジ溝が切られています。

組み立て、操作・運用は上位メーカーのサイトと変わりませんが、アクシス調整は不可となっています。
ちなみに使用するレンチはミリです。

付属パーツは組み立て用のネジの他に、補修用としてナイロンワッシャー、マイクロクリックノブ用ボール&スプリング、各所のイモネジが複数個付属します。

エレベーション調整の目安となる目盛りシールがエレベーションポストの両面に貼られていますが、コストカット目的?なのか、右向きからは正しいですが、反対側は逆さまに貼られています。
謎です。
20161204_143347

大変残念なのが2点。
一つ目は、サイトボックスを指で上下に挟んで力をグイッと加えると目盛りシール1コマ(約1ミリ)ぐらい動いてしまいます。精度の低さ?からでしょうか。
20161204_143301

そしてエレベーションポストですが、真っ直ぐではありません。
何が真っすぐではないかと言うと、下記の写真をご覧下さい。
20161204_143430
ポストを水平に置き、左側片方を下に押さえると、矢印で示した反対の右側が2ミリほど浮きます。
つまり的側に対してやや前方へ湾曲していることがわかります。
テストで仕入れた1台ですが、もしこれが個体差の範疇だったとしたら出荷時の検品でこれが通過するようではちょっと信用問題に関わってきますね。

とても重要なポイントが2つともこれでは通常在庫する商品としては見送ることにします。
価格は7000円前後を予定していたので、初心者向けのサイトとして「カーテルミダス2・カーボンサイト」よりも取りまわしが良かっただけに残念です。

ちなみにシブヤスコープは装着ができません。合わせ面がはまらないためです。
一方で、カーテルやインフィテック、マーリンのサイトは取り付け可能です。

今後は通常在庫取り扱いはしないだけで、取り寄せで可能とします。
ご興味のある方は店舗までお問い合わせください。

2016年12月5日追記:
今回入荷した1台を特価品としてオンラインショップに追加いたしました。
よろしければ是非お求めください。


2つのコンパウンドボウケースが入荷

Fivics(ファイビックス)から「ATTACK(アタック)シリーズ」のコンパウンドボウケース「イージーCPボウケース」
そして、そのFivicsにおけるKrossen(クロッセン)ブランドからは「Hyper(ハイパー)」シリーズより「ハイパーソフトCPケース」がそれぞれ入荷しました。

これらのボウケース、実はFivicsの2016年度版カタログで既に掲載がされていましたが今回の入荷が初めての入荷となりました。
cp%e3%83%9c%e3%82%a6%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%82%b9fivics
左が「ATTACK(アタック)シリーズ」のコンパウンドボウケース「イージーCPボウケース」
右が「Hyper(ハイパー)」シリーズより「ハイパーソフトCPケース」

どちらも外寸幅は114センチとなっています。
内寸も共に112センチ。
収まるCPボウは、カムの上面からカムの下面まででこのサイズ以内のボウがおおむね収納できます。
お求めの際は自身の弓の長さを計測してくださいね。

まずはファイビックス・イージーCPボウケース。
【サイズ】
・外寸
縦:42センチ
横:114センチ
奥行:10センチ(ポケット部含まず)

・内寸
縦:40センチ
横:112センチ
奥行:8センチ

・アローポケット部
縦:14センチ
横:101センチ
マチ:7センチ

・重さ:2.7kg

たくさんの収納ポケットと厚さ約3センチほどもある肉厚内装フォームでできています。
手提げ、肩掛け、背負いの3Wayタイプ。
20161116_174933inshot_20161120_131411

ふた側
20161116_174958
ポケットは4か所。

底側
20161116_175003
底側には弓を仮止めするベルクロテープが6本、固定ベルトが2か所となります。

背面
20161116_174810
最近のボウケースのトレンド?になりつつある背負いに対応。写真はショルダーベルトを出した様子です。

このイージーCPボウケース。
内装フォームが肉厚なので弓を保護してくれるという意味では安心な造りになっていますが、反面この肉厚が邪魔になり、収納力で考えると意外にやや厳しいものがあるかもしれません。

また、外装底には当て板(ゴム板)がありません。
20161116_175401
少し心細いかも。

 

次にクロッセン・ハイパーソフトCPケース。
【サイズ】
・外寸
縦:40センチ
横:114センチ
奥行:10センチ(ポケット部含まず)

・内寸
縦:38センチ
横:112センチ
奥行:8センチ

・アローポケット部
縦:17センチ
横:91センチ
マチ:7センチ

・重さ:2.3kg

手提げ、背負いの2Wayタイプ。肩掛けベルトは付属していません。
外側には中サイズのポケットとアローポケットの2つ。
20161116_175210

内装フォームは約1センチ程度。一般的な厚さになっています。
20161116_175237
底側にベルクロテープが6本付属しますが、先のボウケースにあったような固定ベルトはありません。
20161116_175248
固定ベルトはありませんが、こちらにはカムカップが2個付きます。
20161116_175243

もちろんこのボウケースも背負い対応。写真はベルトを出した様子です。
20161116_175331

こちらのケースには底当て板(ゴム板)があります。
20161116_175305
どうしてアタックの方には無いのか、、、不思議です。

Fivics”アタック”イージーCPボウケースKrossenn”ハイパー”ソフトCPケースはともに店舗およびオンラインショップで絶賛販売中ですヽ(^o^)丿