この記事は2019年9月12日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

ホイット2020、ストリングテンション調整はいつ使われるのか?


昨日の記事の続きです。昨日はフォーミュラーXiを紹介しましたが、もう一つの競技用グランプリタイプのハンドル・エクシード(Xceed)ハンドルにも同様のストリングテンション調整システムが搭載されています。こちらも週末から販売を始める予定です。

ホイットの新しいシステムは面白いですね!


この新しいシステムは端的に言えば、リムの長さを変更することでリムの性質を変えるというものですが、問題はリムのどこを長くするかという点です。このシステムではリムの根元の最も厚みがある部分の長さを延長します。つまり、プレドロー段階ではほぼ曲がらず、テンションがかからない部分です。フルドロー(クリッカーゾーン)の近くなったときにのみテンションがかかり、その時には初めて大きくドローフォースに作用するので、クリッカーゾーンでの感覚のみ(厳密には多分違いますが)違いを生み出すというものです。

このシステムの登場によって、チューニングは3つ可能になります。一つは全体のエネルギーを調整し、ホールディングウェイトを変化させるリムボルトでの調整。グラフでいえば、グレーの面積に影響を与えます。つぎに、ブレースハイトの調整は主にグラフの長さ(パワーストローク)と、リムの初期状態を変更させるのでドローイング全体の感覚に変化を与えます。最後に、ストリングテンションの調整によって、赤で囲んだ部分のみ、ポンドやブレースハイトに大きな影響を与えることなく、クリッカーゾーンの引き心地を調整できます。

続く。

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

2 thoughts on “ホイット2020、ストリングテンション調整はいつ使われるのか?

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