BOHNING CAULDRON フレッチングジグ

BOHNING(ボーニング)から新しいフレッチングジグ「CAULDRON(コールドゥロン)」が入荷しました。

一度に3枚のベインを貼りつけることができるボーニングの「タワー」の発売から10年。満を持しての後継モデル登場となりました。

ちなみに、CAULDRON(コールドゥロン)・・・直訳すると「大釜」

どう言う経緯からこのネーミングになったのか・・・分かる方がいれば教えてください(^^;

さて、このコールドゥロンではタワーには付属しなかった左ピッチのベインアタッチメントが初めから付属することになりました。これはとてもありがたいです。

しかも組立不要!箱から出してすぐに使えます。ありがたい変更点ですね。

付属するアタッチメントは5種類。

◆ストレートピッチ 長さ5インチのベインまで対応可:グレーのパーツ

◆3度/右 3インチ:黒

◆1度/右 5インチ:赤

◆3度/左 3インチ:紫

◆1度/左 5インチ:オレンジ

対応するベインはプラスチックベイン(ゴムベイン)のみです。フィルムベインは対応していません。ご注意下さい。

タワーでは羽根を貼りつける際にはシャフトにノックが装着済であれば外す必要がありました。

コールドゥロンはノック装着状態でベイン接着をします。随分楽になりました。シャフトの太さに応じたサーバーの変更も不要になりましたし。

そして貼り付け位置の調整もタワーでは2段階の高さしか選択できず、しかもその変更の為には部品を交換する手間がかかっていました。

その作業もなくなりまして、しかも4段階の貼り付け位置の選択ができるようにもなりました。

★ノックの溝から貼り付け位置までの距離は以下の4段階

27.3mm/32.4mm/37.5mm/42.5mm

一般的な2インチ前後のベイン(高さ10mm未満)で27mm、インドア用などの4インチ前後のベイン(高さが10mm以上の物)で32mmか37mmの距離になると思います。

調整はアームに挟まれたティール色をした部品(ストップクリップ)を止め直したうえでアタッチメントを取り付けるだけです。

次にベインを固定するためのコンプレッションリングですが、タワーではシャフトの太さに応じて蛍光ピンクのリングと蛍光グリーンのリングを使い分けていましたが、今回からは「アジャスタブル」設計になり、太さに応じてリングを“ひねる”事で対応する太さを変えられるようになりました。

リングセッティングは3段階。6mm未満のシャフト径ならスモールで。6mm~8mmならスタンダード。それ以上はラージポジションで、となります。

アタッチメントの数は含まないとして、部品全体の部品点数が少なくなったのでとても手軽になりました。

その他にも細かい変更点はありますが、個人的に最もありがたい変更点としてはアルミテープが不要になった事です。アタッチメントのベインを挟む箇所に改良が加えられたおかげで、使用を重ねるにつれて接着剤がこびりついてやがてテープの交換が必要になってきますがこれが無くなったのは大きいですね。

使用する接着剤のお薦めは特にありませんが、以下のボーニング公式動画で使用されているシアノアクリレート系接着剤が作業が早くて便利かと思います。(いわゆる瞬間系です)

もちろんフレッチタイトプラチナムやフレックスボンドといった接着剤も使用できます。いずれの接着剤にしても「アジャスタブルコンプレッションリング」を使って圧着するので一般的なフレッチャーよりは圧倒的短時間で作業が出来るのは嬉しいですね。

ボーニング CAULDRON(コールドゥロン)は店舗およびオンラインショップで販売開始です(^◇^)


WIAWIS(WIN&WIN) 2022年カタログ

WIAWIS(WIN&WIN)から2022年の新しいカタログが届きました。しかし、最近WIN&WINという名称をほぼ使わなくなり、いずれ、WIAWISが正式名称になるのでしょうか?

内容は1月の事前情報とほぼ変わりなく、WINEXリムのモデルチェンジはデザインのみということくらいでしょうか? 同じ中身で4000円(弊社価格)値上げされているので、古いデザインでまだ在庫があるものはお買い得かと思います。

新しい商品としてはACSアッパー(カーボンじゃない方)が生産終了になったかわりに、新しくACS-ELアッパーが登場するようです。こちらは最近のトレンドにあわせた、揺れないで振動をとるという設計のカーボンロッドアッパーです。

WINEXリムは順次新商品に移行します。アッパーは発送が始まり次第入荷しますが、まだ時期は未定です。CX7リムは取り寄せのみでの扱いとなります。

WIN&WIN WIAWIS 2022 アーチェリー カタログ


ストリングアーマー…視力を試されるレベルの注意書き。。

ほぼ即日完売となったウィフラー(Wifler)のストリングアーマーですが、私(37歳)にとってはぎり厳しいレベルで読みないっす…字が小さすぎます。。カメラで写真を撮ってそれを拡大して確認して何とかしています。

次回は2月中頃に再度24個入荷予定です。よろしくお願いします。


新規取り扱い!Wiflerマグネットプランジャー。

新規取り扱い!!コロナ騒動が始まってからリカーブで新規に取り扱いを始めたのはここが最初かな?ともかく、めっちゃ久しぶりの新規取り扱いです。昨年のワールドカップで優勝したJack Williams選手が使用していたWifler社のマグネットプランジャーの取り扱いを2月から始めます。

商品名通り、これまでのプランジャーと違い、バネを使用せずに、磁石の反発力を利用し、その磁石の距離を変更することでチューニングするタイプのプランジャーで、磁力ですので、理論上天候の影響を全く受けません。アイデアとしては昔からありそうな気もしますが、アイデア商品にとどまらず、世界大会で優勝するレベルの商品はこれが初めてではないでしょうか。

ご期待ください!

また、プランジャーカテゴリーの商品見直しはこれにて終了です。8種類と国内アーチェリーショップでは最も豊富なラインナップではないかと思います。

実績 - バイター 渋谷

機能 - Wifler(磁石) AAE(高速カーボン軸) FIVICS(耐摩耗性)

価格 - アバロン

という感じのラインナップにしております。入荷待ちとなっているものは2月には全て揃い、在庫率は100%となります。ベンチマークとしているS社は本日時点で3種類/在庫率55%、H社は5種類/在庫率73%です(*)。

プランジャー - JPアーチェリー

*チップやバネのようなパーツは含まず


パラリンピック代表ユニフォーム??が販売中。

現在、ヤフオクにてパラリンピック日本代表のユニフォームいう商品名で代表ユニフォームが販売されています。

2020 パラリンピック
2016 パラリンピック

しかし、パラリンピックで見た記憶がないし、公式写真で2016/2020でも確認しましたが、違うユニフォームです。偽物ではないと思うのですが、トレーニング用に支給されたものでしょうか?

日本代表 パラリンピック アーチェリー選手支給品 ユニフォーム 半袖 長袖 L メンズ


変わるマナー、変わらないマナー。

(アーチェリーにほぼ関係ない記事です)

先日、業務で使うスマホを更新し、商品撮影も最近はスマホでやってしまうことが多いので、1億画素のカメラを搭載した11Tにしたのですが、翌日に何故か、アスクルから割れ物注意の商品が届き、そんな物を頼んだ覚えがないので焦って開封したらタオル(アスクルさんタオル割れないよ…)で、1億画素を使用した最初の写真がタオル。。。

新しいスマホは5G似対応しているのですが、本当にめっちゃ速い、しかも、エリアによっては4Gに戻るので、その差で更に5Gのスピードを実感させられます。

5Gで某意識高そうな記事を見たのですが、ページに飛ぶように見えるリンクが40MBのPDFをダウンロードさせるリンクで、キャンセルする前に全部ダウンロードしてしまい、何だこいつはと思ってしまいました。

(フォーマットとサイズの表記)

96年56kの時代にネットを始めたのですが、スピードは遅く、深夜でない限り、時間に課金されていたので、リンク先がテキストではなく、ファイルのときにはそのファイルの種類とサイズが書いておくことはマナーとだったと思います。しかし、これからの5Gの時代にはもうそんなマナーはなくなっていくんでしょうね。少し考えて、自分の考えが古臭かっただけかもしれないと反省しました。

と思えば、先日、フランス料理をいただく機会があったのですが、剣を携帯していた時代に左側から座るというマナー今でも続いている世界です。剣を携帯しなくなって何年経ってんだよ。。と突っ込みたくなる世界も。

あ、セルフサービスのお店では問題ありませんが、サービスがあるお店ではスタッフは左から座る前提で椅子を引くので、マナー通りにした方が着席時にまごつかなくてスマートではあります。

WA(FITA)規則
1967年版(*)

アーチェリーで言えば、60年代は射ち終わったあとも、隣の選手の妨げにならないように射線に残るというマナーがありましたが、高速化が進む現在ではこのマナーは削除されましたね。来年からは30秒の始まりです!

*坂井一雄訳


Kinovea 正式バージョン更新0.9.5

2014年から関わっている動画分析ソフトのKinovea、ずっとベータバージョンですのアップデートを続けていましたが、正式に0.9.5バージョン(ベータ含め最新)が公式版としてアップデートされました。

日本語化は50%(基本メニューはほぼすべて対応しています)なのですが、新規に対応しているマシンビジョン関連など、自分が使わない機能に対しての適切な翻訳がなかなかできずにいます…マシンビジョンについて多少勉強はしたのですが…アーチェリーで使い道はない気がします。イメージとしては工場のラインに流れて来るりんごとかを撮影して、傷が入っているものを弾くときとかに使う機能な感じですが、なぜ、これが実装されたのかわからん…スポーツ系の研究室ではみんな使っているのかな??


PSE 2022 Supra RTX 37-EM

PSEの2022年ターゲットモデル「スープラRTX 37 EM」の紹介です。

2022年のスープラにはアクセル間が37インチと40インチの2モデルがラインナップされました。

去年までのノーマルと「XL」のような感じです。そしてカムは2種類から選択します。

違いは引き尺の範囲とレットオフパーセントです。(EM=75%固定、SE=65~75%可変)

ドローウエイトは50ポンドと60ポンドの用意。ただし、37のEMカムモデルのみ40ポンドも用意されています。

どちらのサイズでどちらのカムを選択するかはアクセル間の違いや弓の重量、また、矢速や取り回しの感覚など判断材料はたくさんあります。慎重に検討しましょう。

弓本体を見ていきましょう。

だいぶリム幅が広がりました。

キックスタンドを使用する時はリムの外幅を加味してお選びください。

ケーブルには前作までのヨークセパレートのケーブルから、PBTS(プレシジョンバスチューニングシステム)方式にスープラも変更されました。このおかげで左右のカムリ―ン調整が出来るようになり、またケーブル交換時のコストも抑えられるので一石二鳥と言った感じです。

同じ37インチアクセルのLAZER(左・ブラックチェリー)と並べてみました。

LAZER(レーザー)は直線的なデザインどおりのどストレートなハンドル。

一方のスープラRTX(右)は曲線的なデザインながら、ピボットポイントが1/4インチ(約6ミリ)前方(的側)に出ているデフレックスハンドルになっています。

どちらのハンドルも左右のトルクが出にくく、またバーティカルリム角度の為に飛び出し感のある挙動を示してくれます。

リフレックスハンドルやパラレルリム角度とはまた違った打ち感の為に、これらに乗り換えた当初はやや違和感を覚えるかもしれませんね。

センターブッシングが2段なのは同じですが、その間隔が違います。

レーザーはその間隔は約10センチ。そしてRTXは約6.3センチとなっています。

アクセル間が同じでもRTXはレーザーに比べ、よりリムが立っているためにハンドル長さがやや短いのでこれほどの間隔を取ることが出来なかったのかもしれません。

一見、左のレーザーの方がリムポケットが広いように見えますが、これはデザイン上の錯覚で、実際は右のRTXの方が82ミリ、左のレーザーは79.5ミリとなっています。どちらにしてもこれまでのPSEからするとだいぶ広がりましたね。(ちなみにスープラMAXで69ミリです)

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レーザーもさることながらこのスープラRTXも発売開始となるやいなやとても多くの引き合いがあり、いっときのマシューズ・TRXシリーズさながらのちょっとしたフィーバーになっています。

PSE スープラRTX(37/40)は店舗およびオンラインショップで好評発売中ですヽ(^。^)ノ


知らなかった、大量退職時代だとか。

常識だったら申し訳ございません。

最近何度か記事でアメリカのメーカーで人手不足で生産に遅れが出ていると書きましたが、アーチェリーの業界紙に「great resignation」という見慣れぬ言葉が出てきて調べてみたら、アーチェリー業界だけの話ではなく、アメリカ全体で大量の退職者が出ていて、ついに「グレート・レジグネーション」「大量退職時代」と命名されるに至ったとか。待遇の改善がテーマのようですので、来年あたりに価格に転嫁されるかもしれません。

「大辞職時代」の到来 ~The Great Resignation~

先週の試合では残り60本までは自己新記録ペースでしたが、最後の2エンドで38-33点を射ってしまい、そして、理由がわからないまま試合が終わり、総括できないまま明日の試合を迎えそうです。唯一、普段は両目でエイミングしているのですが、光が眩しすぎて(エイミングする方の目に光が強く当たる)、後半まで片目を閉じてないとエイミングが安定しない状態でした。

コンパウンド時代にはキャップで調光していましたが、リカーブでは難しいのでサングラスをゲットして…明日曇りから雨予報なので出番は早速ないようです。


本日は選挙ですよ。

(ほぼアーチェリーに関連しません)

東京は小雨ですが、本日は選挙です。お忘れの方はぜひ。帰り、肉が安売りしていて、寒かったので、ワイン煮込みを作ろうと肉を買って帰ったはいいものの、煮込みの使う赤ワインの味見でグラス1杯飲んでしまい、夜に練習に行く予定ができなくなってしまいました。。

先日、ツイッターで動物擁護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の「日本ハムを告発する」という動画を見ましたが、個人的には特に問題があるとは思いません。ただ、気持ちはわかります。自分は魚介類を食べないのですが、そのために、魚は動物にしか見えません。魚が食材に見えないのです。スーパーの鮮魚コーナーは魚の死体が並んでいるようにしか見えないので、あまり気持ちの良い場所ではなく、できるだけ近づかないようにしています。ただ、魚を食べる方を否定する気持ちはありません。

同じように肉を食べないPETEの関係者には豚が食材ではなく、動物に見えているから、ひどいと思うのでしょうが、豚が食材に見えている人に共感をしてもらうのは難しいのではないかな。

逆に言えば、好き嫌いがないという人間がどう世界を見ているのかに興味があります。食えるものは全部食材に見えるのでしょうか?

10年ぶりにリカーブを再開して、ベアボウをはじめて4ヶ月で、ようやく弓が引けるようになってきました。参考にリカーブを一番練習していた高校時代の動画を見つけたので、それを繰り返し見ています。

今ベアボウで難しいと感じているのは、センタースタビライザーがなく、エイミングが矢のポイント先、独自のアンカー方法から、意識が「赤いライン」の短い部分に集中してしまい大きく射つのが難しいです。リカーブではサイトピン、または、センタースタビライザーも見えているので、それを視覚的な補助として、センター先から引き手のひじまでの「黄色のライン」で大きく射つ。ベアボウでどのようにすれば大きく射つことができるのかが直近の課題です。