【再放送/NHK総合】足で射る男!~アーチェリー マット・スタッツマン~

スケジュール出ました。19日深夜(20日の早朝?)、NHK総合で「足で射る男!~アーチェリー マット・スタッツマン~」が再放送されます。前回はBSでしたので、地上波初です。

NHK総合 11月20日(月曜日)午前0時10分~午前1時00分 「足で射る男!~アーチェリー マット・スタッツマン~」

マット・スタッツマン選手の凄さ・ユニークさを科学的に分析するという内容となっていて、一般アーチャーも得ることの多い内容ではないかと思います。

写真に写っているのはモーションキャプチャーですが、今回使用したのは1000fps以上で測定できるという高性能ののもので、矢にもテープ(測定箇所)を貼って、矢の飛びをキャプチャーするという工夫もしました。

私の方で担当者の方々と4度ミーティングして、東京工業大学の後輩川口にも協力をしてもらい、坂本が比較対象として実際の測定に参加し、山田がナレーションをしています。アーチェリーについての論文をいくつか書いている西薗秀嗣教授がデータ分析を行っています。

一般視聴者向けの番組ではあると思いますが、アーチャーの皆様が見ても違和感のない内容になっているかと思いますので、ぜひ、ご覧ください。


APAアーチェリーのユニークなアップグレードキット。

取り扱いはしていませんが、APAが2018年の新しい弓を発表しました。最速のキングコブラTF2は90ポンドで、137ft/lbsという信じられないようなパワーを持っています…何を狩るのに必要なのだろうか…。

*一般的なターゲットコンパウンドは70-80ft/lbs前後です。

1つ面白いというか、成功したら、今後は他社も出してきそうなのが、ボルトなどのアップグレードキットで、弓のパフォーマンスを向上させるというものです。振動を低減し、重さが半分になるそうです。

フルキットにどれだけの価値があるのかわかりませんが、リムボルトとカムのアクセルなどはチタンに変えたら効果がありそうな気もしますね。他のメーカーでも出してくれないかなーー


WIN&WINアーチェリーの2018年はNSリムのウッドコアバージョンです。

先ほどウィンのフェイスブックのページで2018年の新商品が公開されました。既存の商品の新色なども出ますが、メインは2017年のWIAWIS-NSリム(フォームコア)のウッドコアバシージョンとなります。ヨーロッパで公表するのはいつも通りですが(今回はイタリア)、いつもより早い発表となりました。出荷開始時期は発表されていませんが、毎年、翌年の春節あけくらいです。

他にはカーボン素材では、記憶が正しければ初めてのアジャスタブルVバーが追加されます。かなり高くなる気がしますが、耐久性があれば、面白い商品になるかと思います。このほかにも新商品があると聞いていますが、とりあえず発表されたのは以上です。毎年、発表から出荷までかなり時間があるウィンですが、ハンドルの新色のほうは塗装を変えるだけなので入荷早いかもしれません。


コメントについてのお願いです。

「最近のコメント」の上に今後表示させますが、技術的な記事では関係のないことでもコメント・質問は歓迎です。ただ、年をまたいでの勘違いなどを防ぐために後日削除している臨時の営業時間変更、臨時休業をお知らせする記事に関係のないコメントをしないでください。よろしくお願いします。


エクスペディション(Xpedition)アーチェリーが2018年より、本格的にターゲットに参入。

2018年ラインナップより、日本ではあまりなじみのないブランドだと思いますが、エクスペディション(Xpedition)アーチェリーが本格的にターゲット向けモデルの販売を開始します。

2017年までもターゲット競技にこのメーカーのモデルで出場している選手はいましたが、新しく開発されたモデルは、これまでエクスペディションの特徴と全く違うもので驚いています。新しい「Perfection XL」とストレートハンドル、上下にケージデザインが施され、リムもバーティカルデザインです。アクセル間は38インチ、プレーハイトは8インチと完全なるターゲット専用モデルとなっています。大きくカーブしたシンプルなハンドルにパラレルデザインリムという、これまでの面影が全くありません。

また、自分が知る限りでは、コンパウンドボウメーカーで初めてBCYの新しい素材マーキュリーを使用しています。

2018年からの本格参入なので、ターゲット向けの代理店で扱っているところがなく、弊社でも当分は扱えませんが、実績を残していけば考えてみようかと思います。

ベア(Bear)のようにやめるところがあっても、新規参入もあるのはうれしいですね。


ファイビックス(FIVICS)からサイトピンダンパーが入荷しました。

先日入荷のサイトダンパーに続き、今度は、サイトピン用のダンパーも入荷しました。リカーブ用のサイトピン向けの8/32″サイズで、ダンパーは柔らかめです。ダンパーに装着されたウェイトの取り外しはできず、全体で15gです。

これでファイビックスの2017年ラインはほぼ揃いました。後はFV300サイトくらいでしょうか。

FIVICS サイトピンダンパー


すごい技をありがとうございます。

誕生日は本日ですが、昨日、近所のよく行く中華屋さんで、夕飯を食べていたら、サービスで縁起の良い桃まんをいただきました。

いやいやいや、それよりもこのニンジンがすごい!!


もちろんですが、前もって準備をしていてくれたようで、ありがとうございます。ランチ750円の普通の中華屋さんですが、素晴らしいシェフです。今後ともよろしくお願いします。ラップに包んでバーにも持って行って、桃仙人と一緒にマティーニをいただきました。


ウィアウィス(WIAWIS)ストレッチバンドが入荷しました。

ウィンの2017年商品が少しずつ入荷してきています。今日はウィアウィス(WIAWIS)ストレッチバンドが入荷しました。

まぁ、普通のストレッチバンドです。アーチェリー用に簡単なウォームアップのイラストが同封されており、また、グリップの形状によって、使い分ける事が可能です。

ちなみにS21やAFTの入荷はまだ決まっていないです。もう少し時間かかりそうです。

WIN&WIN Wiawis ストレッチバンド


KSLホイットグリップが出荷開始しました。

2017年のホイットの発表のやり方はいささか混乱しているように思いますが、ベガスシュート期間中にやっと揃いました(*)。まもなく、カートに追加します。新しく発表されたのはエリソン選手使用の新型グリップ(KSLデザイングリップ)と、まぁ、出るだろうと思いながら、なぜかずっと価格が発表されなかった新型のリムボルトと、予告されていたハードロックブラケット(プリヴェイル用)です。

*一点、新しいホイットのSHRED COLORがターゲットカラーとしてWAルールに抵触しないかだけ発表がまだないです。ベガスにはWAのトップも参加するのでそこで話し合うのでしょうか。

新しいグリップは先週出荷が始まり、1-2週間で弊社に少数入荷します。十分な数の入荷は3月の中旬になる予定です。GMXタイプのグリップで、それ以降ハンドルに装着できます(へリックスやネクサスには不可)。

HOYT KSLデザイン グリップ


プロテインの中身はプロテインか 栄養・栄養学について考える 5

今回はサプリについて取り上げます。まず、大前提として、私は日本の制度には問題があると思います。

日本にはJADA(日本アンチドーピング機構)というものがありますが、JADA認定というものを行っていて、国内でサプリメントなどの安全性を保障していますが、この制度は非常にグレーなものであるとされています。

日本アンチドーピング機構(JADA)は、分析費用ほか「別途、大手広告代理店を通じた協賛費が必要」(ドームの青柳清冶・サプリメント・メディカル事業部部長)で、認証に数百万円のコストがかかる場合もあるという。

健康産業流通新聞より

こういった報道に対して、JADAはコメントをしないという姿勢のようです。また、そもそもアンチドーピング機構が認定をすること自体に問題があるという批判があります。WADA(世界アンチどーピンク機構)では、自身の解析能力をメーカー側にばれないようにする、メーカーに対して第三者であることを貫くために、認証はしないという姿勢を取っています(*)。

*The World Anti-Doping Agency (WADA) is not involved in the testing of dietary/nutritional supplements.

ドーピングを防ぐために、メーカー側ずぶずぶの関係にはならない、緊張関係を持つことを宣言していますが、JADAはその真逆のことを、検査費用だけではなく、協賛まで(しかも、別途大手広告代理店を通して)求めているようです。

もちろん、その費用はサプリメントの価格に反映されます。よく言えば、日本のサプリメント(*)はその価格の半分が保険料なので安心だと言えますし、悪く言えばメーカーと検査機関がタッグを組んでアスリートからぼったくっている状態です。

*カロリーメイト・ネイチャーメイド・アミノバイタル・ウィダー・ザバスなどが該当する

さら、本題に戻り、サプリのはどういうものか。今回は主要のプロテインの中身を見ることにしましょう。初回に書きましたが、大事なのは「自分が何を食べているのか知ること」です。

下記がウィダーのプロテインの内容物です。目的別に4つ販売されているようです。

筋肉のため

ホエイたんぱく(乳成分を含む)、カゼインカルシウム、ココアパウダー、砂糖、食用油脂、ぶどう糖、炭酸Ca、乳化剤、酵素処理ルチン、グルタミン、香料(大豆由来)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、ピロリン酸鉄、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B6、V.B2、V.B1、葉酸、V.B12

回復のため

デキストリン、砂糖、ホエイたんぱく(乳成分を含む)、ココアパウダー、食用油脂、香料、乳化剤、V.C、グルタミン、酵素処理ルチン、ロイシン、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B6、V.B2、V.B1、葉酸、V.B12

減量のため

ホエイたんぱく、砂糖、ミルクカルシウム、L-カルニチンL-酒石酸塩、食用油脂、貝Ca、クエン酸、炭酸Ca、香料、乳化剤、ヒスチジン、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、酵素処理ルチン、V.C、ピロリン酸鉄、パントテン酸Ca、ナイアシン、V.E、V.B1、V.B2、V.B6、V.A、葉酸、V.D、V.B12

増量のため

デキストリン、カゼインカルシウム(乳成分を含む)、果糖、ドロマイト、食用油脂、カラメルパウダー、オルニチン、香料、乳化剤、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B6、V.B2、V.B1、葉酸、V.D、V.B12

原料にはタンパク質、糖質、ビタミン、特定の目的のための成分、味のため、または機能性を高めるため(水に溶けやすくするなど)のものが大量に含まれているのがわかるかと思います。プロテインということは「タンパク質(Protein)」という意味ですが、商品としてのプロテインは必ずしも、中身がタンパク質であるとは限りません。

*それぞれの成分の役割は最後に簡単にリストにしています。

筋肉のためとされているものは、すぐに消化されるたんぱく質(ホエイたんぱく)とゆっくりと消化されるたんぱく質(カゼインカルシウム)が両方入っています。それに補助的な代謝を促進する栄養素と、味付けが入っている商品です。プロテイン中のプロテイン量(タンパク質)は70%程度です。

回復のためにとされているのは、なんと、主成分は糖質です。タンパク質ではありません。糖分を68%含み、タンパク質は23%程度しか入っていません。タンパク質は消化が早い方のホエイたんぱくが選択されていて、味はダイレクトに”砂糖”が選択れています。これはプロテイン…というよりもエネルギーバーのような構成になっていますね。

減量のためにとされているのは…減量のためにプロテインが必要な理由がよくわかりませんが、ホエイたんぱくが50%程度、その次が砂糖(糖質)?! 減量のために糖質を摂取する理由が理解できませんが(*)、が入っていますね。脂質の代謝に必要なL-カルチニンと食欲を低減させるとされるヒスチジンが入っています。1食で55kcalです。

*もちろんエネルギーとしては糖質は必要ですが減量の選手が”補助食品”でまで糖質を摂取させる必要性は私には理解できません。

最後の増量のためのものは…最もプロテインではないです。タンパク質の量は16%で、商品の73%が糖質です。商品としてプロテインの具体的な定義はないですが、少なくとも半分くらいは入っていないと…これ以上のコメントは控えます。

今回の記事で知っていただきたいのはプロテインとして販売されているものがプロテイン(タンパク質)とは限らないということです。物によっては、16%しか入ってないものがあります。また、たんぱく質を摂取する・糖質を摂取するにしても、物によっては、食用油脂やスクラロースなどの人工甘味料も摂取することになってしまっていることにご注意ください。プロテインを選択するときには必ず、中身を確認することをお勧めします。

そもそもプロテインは”たんぱく質”を摂取する手段です。なぜなら、タンパク質を70%以上含む食品はほぼ存在しておらず、そのために高いお金を払ってプロテイン(タンパク質)を補助的に摂取する必要性があるのです。炭水化物なら砂糖は100%が糖質で、値段はプロテインの1/20程度でしょう。三大栄養素の脂質にしても、オリーブオイルなどの油は100%が脂質なので、こちらも高いお金を払って購入するようなものではないです。自然界になく、高いお金を払って購入する必要があるのは高たんぱく質だけです。

(こちらの商品はタンパク質97.6% 原料はホエイたんぱく、乳化剤、増粘剤の3つのみ)

また、飲みやすさを重視する方、パッケージされたものが好きな方は味付けまで全部メーカーがやってくれるようなものがよいと思いますが、トップを目指すはアスリートは、余計な味付けが入っていないものを購入して、それを”我慢”して飲むか、自分が納得できる最低限の味付けをして飲めべきではないかと思います。もともとパウダーなので、無味のもの買って、味付けするのは結構簡単ですよ。

続く。


それぞれの成分について

ホエイたんぱく : タンパク質(プロテイン)の部分の一つですぐに消化されます。原材料は牛乳であることが多く、製法によって純度が違います。現状ではWHIという製法が最も純度が高く、乳糖不耐性のリスクが最も低いのもこの製法です。

カゼインカルシウム : タンパク質(プロテイン)の部分の一つでゆっくりと消化されます。そのため長時間作用する(血中アミノ酸濃度を高いレベルで維持)と言わています。

L-カルニチンL-酒石酸塩 : L-カルニチンは脂肪の代謝に必要。L-酒石酸塩の方は水溶性を高めるために入っていると思われる。

ブドウ糖 : グルコース。脳の一般的な栄養源だが、血糖値を上げる。

炭酸Ca : カルシウム。

酵素処理ルチン : ポリフェノールの1つ。たんぱく質の合成をサポートすると言われています。

グルタミン : グリコーゲンの回復を促進する効果があるとされる準必須アミノ酸。

ピロリン酸鉄 : 鉄分。

ナイアシン : ビタミンB3、タンパク質の代謝に必要。

パントテン酸Ca : パントテン酸は糖代謝に関わる。カルシウムの方は水に溶けやすくする役割。

ビタミンA : 免疫力を高めるとされる

ビタミンB1 : 糖質の代謝に必要。

ビタミンB2 : 多くの代謝に必要。

ビタミンB6 : アミノ酸の代謝に必要。

ビタミンB12 : アミノ酸の代謝に必要。

ビタミンC : コラーゲンの合成などに必要。

ビタミンD : カルシウムの吸収を促進。

ビタミンE : 抗酸化作用。

葉酸 : アミノ酸の合成に必要。

デキストリン : ゆっくりと消化される糖質(炭水化物)

貝Ca : …すみません、炭酸Caとの違いが判りません。

クエン酸 : 疲労回復を早めるとされる。

ヒスチジン : 食欲低減効果。

ドロマイト : カルシウムとマグネシウムを含む。

オルニチン : 成長ホルモンを増やす。