五輪王者サイモン・フェアウェザーの違い

動画はアフリカ選手権の決勝。ベアボウにはハイアンカー射法とローアンカー射法がありますが、先日の記事のUSオープンでも決勝で異なる射法の選手が対決しているおり、どちらの射法が優れているかの結論は現時点ではないと思います。

ベアボウの欧米のトップ選手に聞くと、アンカーなどのベアボウ独自の技術は存在するけど、体の使い方はリカーブと同じだとと言われることが多いのですが…一応私もリカーブでは全日本に出るくらいの技術はあるのですが、ベアボウの選手シューティングを見ていると、やはり、リカーブとは違う使い方をしているように感じていました…

と、思いついたのが、2000年シドニーオリンピックの世界王者のサイモン・フェアウェザー選手、リカーブのトップであり、現在はベアボウ用品の製造、試合にも出場しています。そのために違い時期にリカーブの射形とベアボウでの射形を見つけることができました。

下記がその動画ですが、明らかに体の使い方が異なっています。

(私には)ベアボウを射つとき、リカーブと比べて、背中の筋肉よりも、上腕三頭筋あたりの筋肉を使っているように見えます。前回の記事で書いたように、一旦、リカーブボウは背中の筋肉で引くという常識を捨て、腕で引くことに挑戦します…だめだったら、もとに戻せばいいだけですので。

アンカーの問題ではないけど、アンカーはどっち派?

(上がこれから試すハイアンカー)

目指すシリーズを再開します。2025-2026年の全日本ターゲット/インドアでの出場を目指していきたいと思います。目指すシリーズは何年も書いていないので、新しい読者の方に説明すると、殆どの記事は自信を持って書いていますが、目指す系の記事はその内容が間違っている可能性を含みます。よくわからないことをやりながら理解していく、その失敗の過程含めて開示するのが趣旨です。なので、信じないでください。

前回は2014年に本気でコンパウンドを始めて、2015年に全日本で準優勝しました。一連の記事は下記を参考にしてください。今回は、2025-2026年までに結果を出すことを目指して、ベアボウの練習を本気でやります。

さて、11月にベアボウを再開してはみたのですが…正直、どう弓を引けばよいのかがわかりません。

2022 USA Archery U S Open | Sr. Women’s Barebow Gold Medal Finals

写真は2022USオープンのベアボウ決勝ですが、アンカーに注目してください。ベアボウには、主に2種類のアンカーが存在します。上は顎をアンカーとして射る方法(ローアンカー)で、下は口をアンカーとして射る方法(ハイアンカー)です。この試合では、顎をアンカーとして使用する、Sara Gebhardt選手がシュートオフを制してして優勝しました。

リカーブでは、弓を腕ではなく、背中の筋肉を使用して引くことが正しいとされています。その場合、個人的にはアンカーの位置が下の方に来たほうが背中を使いやすいのですが、多くのベアボウのトップ選手のドローイングを見ていくと…これ背中ではなく、腕で引いているのではないか?? という動画が実に多いのです。

先日の記事で男子トップ選手は46-48ポンドを使用していると紹介しましたが、ベアボウのトップは高くても42ポンド程度です(*)。となると…別に背中の大きな筋肉ではなくても、腕の力で引けるんですよね。

*チューニングの制約上、ポンドを高くすることができない。

ということで、リカーブ・コンパウンド時代を通して実践してきた、大事にしてきた背中の筋肉で引くのをやめます! リカーブにおいて、初心者がまず最初に言われる、大きな筋肉で引くことをあえてやめ、今まで、その動作をより効率的に実行するためにローアンカーにしていましたが、(私の感覚では)腕で弓を引くことになるハイアンカーに本日変更しました。ヨーロッパのベアボウ選手の話聞いても、本当に「バックテンションが大事」的に話がないので…つまりは大事じゃないのかも??と。

しばらく、彷徨いたいと思います。上手く行くかまじで心配ですけど。2025年の全日ターゲットまではほぼ1年あるので。