STAN ONNEX レジスタンス

既に取り扱い販売しているトリガータイプとヒンジタイプに続くトゥルーバックテンションタイプのONNEXが届きました。

「R」がレジスタンスタイプのしるし。「H」だったらヒンジ、「T」はトリガーです。フック近くの「M」はサイズを示します。

動作手順は違うもののトリガーやヒンジと同じプラットフォームを持つので弓のセッティングを変えることなく状況に応じたシューティングが可能になるので、自分がどのスタイルで撃つのがあっているか選定しやすいでしょう。

フックにかかる重量が一定の強さ(予め設定しておきます)に達すると発射されると言うこのメカニズムは、ドローイング開始時にサムレバーをしっかり握って(押し込んで)からドローイング。アンカーに入って指を離すことでロック解除。後はただシンプルに引き続けるだけです。

開放値を設定する時はホールディングウエイトと開放値の差異が結果的には2~5ポンドぐらいになるのですが、この差異は射手によって好みがまちまちなので、開放値調整ネジを回す際は1/8回転ずつにして、その度に近射をおこないフィーリングを確かめるのが良いでしょう。

開放値調整ネジ 調整には付属の5/64インチ六角レンチが便利です。

開放値を高く(強く)するにはネジを時計回りに。反対に低く(弱く)する場合は反時計回りに回します。

もう一度言いますが、調整は1/8回転ずつでお願いします。

またドローイング中のサムレバーはしっかり押し込みながらドローをしてください。ドロー中に押込みが足りなかったり、あるいは力が緩むと暴発をおこし、ケガや事故が起きる危険性が高まります。必ず安全を最優先に操作や調整を行ってください。

【注意】初めてトゥルーバックテンションリリーサーを手にする方は、初めは開放値(差異)は広めにしてください。アンカーに入ってエイミングを行う時、本人には自覚の無い緊張で案外ガチガチに引いてしまう事があります。(引きすぎていると言う事です) この様な状態でサムレバーを解除すると(離すと)途端に発射してしまいます。ですので、アンカーに入ったらまずは一息ついてリラックスしてからバックテンションを掛けるようにした方がより安全にシューティングができると思います。

トリガータイプやヒンジタイプはエイミングしながらバックテンションを掛けつつリリーサーを《操作》するので意外とやることが多いです。その点トゥルーバックテンションタイプは暴発しないようにしっかりと事前設定をおこない、常に冷静でリラックスさえ心がければ最少手順で的に向き合えるリリーサーです。トリガーコントロールに悩んでいる方にとっては問題解決の助けになるかもしれませんね。

同梱品です。

◆トレーナーロック

◆トリガーポスト(長)とトリガーバレル(太)

◆3⇔4フィンガーパーツ

ONNEX/レジスタンスは間もなく販売開始です。

A.C.プーシキン「漁師と魚の物語(Сказка о рыбаке и рыбке)」

(アーチェリーには関係ない記事です)

コロナになって全く触れていなかったのですが、少し落ち着いたタイミングで、新しく一冊、プーシキンの「漁師と魚の物語」という本を翻訳しました。著者は1837年没なので当然ですが、絵本のイラストレーターのヴラディーミル・カナシェーヴィチ氏も1963年没なので、著作権切れの作品です。

ロシア語は初めてですが、20ページの短い話ですので、楽しんでいただけたら幸いです。もう少し長いロシア語の作品(КНИГА О ВКУСНОЙ И ЗДОРОВОЙ ПИЩЕ)に取り組んでいるのですが、習作として、短いものを選んで翻訳しました。

漁師と魚の物語(PDF 山口訳 2022年 2MB)

著者 アレクサンドル・プーシキン – wiki

TruBall EXECUTIVE QS 入荷しました★

5月最初の入荷は昨年の12月に発表されたTRU BallのEXECUTIVE クイックシルバー・リリーサー。現状クイックシルバーカラー、Mサイズのみです。

高性能化に伴い、いよいよリリーサーの値段も3万円台に乗りそうです(現状ギリギリ切る値段で販売できると思います

12月にはこんな楽観的なこと言っていましたが、130円では無理でした。。31800円とさせていただきました。レビューは近くアップします。

TruBall EXECUTIVE QS - JPアーチェリー

BOHNING CAULDRON フレッチングジグ

BOHNING(ボーニング)から新しいフレッチングジグ「CAULDRON(コールドゥロン)」が入荷しました。

一度に3枚のベインを貼りつけることができるボーニングの「タワー」の発売から10年。満を持しての後継モデル登場となりました。

ちなみに、CAULDRON(コールドゥロン)・・・直訳すると「大釜」

どう言う経緯からこのネーミングになったのか・・・分かる方がいれば教えてください(^^;

さて、このコールドゥロンではタワーには付属しなかった左ピッチのベインアタッチメントが初めから付属することになりました。これはとてもありがたいです。

しかも組立不要!箱から出してすぐに使えます。ありがたい変更点ですね。

付属するアタッチメントは5種類。

◆ストレートピッチ 長さ5インチのベインまで対応可:グレーのパーツ

◆3度/右 3インチ:黒

◆1度/右 5インチ:赤

◆3度/左 3インチ:紫

◆1度/左 5インチ:オレンジ

対応するベインはプラスチックベイン(ゴムベイン)のみです。フィルムベインは対応していません。ご注意下さい。

タワーでは羽根を貼りつける際にはシャフトにノックが装着済であれば外す必要がありました。

コールドゥロンはノック装着状態でベイン接着をします。随分楽になりました。シャフトの太さに応じたサーバーの変更も不要になりましたし。

そして貼り付け位置の調整もタワーでは2段階の高さしか選択できず、しかもその変更の為には部品を交換する手間がかかっていました。

その作業もなくなりまして、しかも4段階の貼り付け位置の選択ができるようにもなりました。

★ノックの溝から貼り付け位置までの距離は以下の4段階

27.3mm/32.4mm/37.5mm/42.5mm

一般的な2インチ前後のベイン(高さ10mm未満)で27mm、インドア用などの4インチ前後のベイン(高さが10mm以上の物)で32mmか37mmの距離になると思います。

調整はアームに挟まれたティール色をした部品(ストップクリップ)を止め直したうえでアタッチメントを取り付けるだけです。

次にベインを固定するためのコンプレッションリングですが、タワーではシャフトの太さに応じて蛍光ピンクのリングと蛍光グリーンのリングを使い分けていましたが、今回からは「アジャスタブル」設計になり、太さに応じてリングを“ひねる”事で対応する太さを変えられるようになりました。

リングセッティングは3段階。6mm未満のシャフト径ならスモールで。6mm~8mmならスタンダード。それ以上はラージポジションで、となります。

アタッチメントの数は含まないとして、部品全体の部品点数が少なくなったのでとても手軽になりました。

その他にも細かい変更点はありますが、個人的に最もありがたい変更点としてはアルミテープが不要になった事です。アタッチメントのベインを挟む箇所に改良が加えられたおかげで、使用を重ねるにつれて接着剤がこびりついてやがてテープの交換が必要になってきますがこれが無くなったのは大きいですね。

使用する接着剤のお薦めは特にありませんが、以下のボーニング公式動画で使用されているシアノアクリレート系接着剤が作業が早くて便利かと思います。(いわゆる瞬間系です)

もちろんフレッチタイトプラチナムやフレックスボンドといった接着剤も使用できます。いずれの接着剤にしても「アジャスタブルコンプレッションリング」を使って圧着するので一般的なフレッチャーよりは圧倒的短時間で作業が出来るのは嬉しいですね。

ボーニング CAULDRON(コールドゥロン)は店舗およびオンラインショップで販売開始です(^◇^)

WIAWIS(WIN&WIN) 2022年カタログ

WIAWIS(WIN&WIN)から2022年の新しいカタログが届きました。しかし、最近WIN&WINという名称をほぼ使わなくなり、いずれ、WIAWISが正式名称になるのでしょうか?

内容は1月の事前情報とほぼ変わりなく、WINEXリムのモデルチェンジはデザインのみということくらいでしょうか? 同じ中身で4000円(弊社価格)値上げされているので、古いデザインでまだ在庫があるものはお買い得かと思います。

新しい商品としてはACSアッパー(カーボンじゃない方)が生産終了になったかわりに、新しくACS-ELアッパーが登場するようです。こちらは最近のトレンドにあわせた、揺れないで振動をとるという設計のカーボンロッドアッパーです。

WINEXリムは順次新商品に移行します。アッパーは発送が始まり次第入荷しますが、まだ時期は未定です。CX7リムは取り寄せのみでの扱いとなります。

WIN&WIN WIAWIS 2022 アーチェリー カタログ

ストリングアーマー…視力を試されるレベルの注意書き。。

ほぼ即日完売となったウィフラー(Wifler)のストリングアーマーですが、私(37歳)にとってはぎり厳しいレベルで読みないっす…字が小さすぎます。。カメラで写真を撮ってそれを拡大して確認して何とかしています。

次回は2月中頃に再度24個入荷予定です。よろしくお願いします。

新規取り扱い!Wiflerマグネットプランジャー。

新規取り扱い!!コロナ騒動が始まってからリカーブで新規に取り扱いを始めたのはここが最初かな?ともかく、めっちゃ久しぶりの新規取り扱いです。昨年のワールドカップで優勝したJack Williams選手が使用していたWifler社のマグネットプランジャーの取り扱いを2月から始めます。

商品名通り、これまでのプランジャーと違い、バネを使用せずに、磁石の反発力を利用し、その磁石の距離を変更することでチューニングするタイプのプランジャーで、磁力ですので、理論上天候の影響を全く受けません。アイデアとしては昔からありそうな気もしますが、アイデア商品にとどまらず、世界大会で優勝するレベルの商品はこれが初めてではないでしょうか。

ご期待ください!

また、プランジャーカテゴリーの商品見直しはこれにて終了です。8種類と国内アーチェリーショップでは最も豊富なラインナップではないかと思います。

実績 - バイター 渋谷

機能 - Wifler(磁石) AAE(高速カーボン軸) FIVICS(耐摩耗性)

価格 - アバロン

という感じのラインナップにしております。入荷待ちとなっているものは2月には全て揃い、在庫率は100%となります。ベンチマークとしているS社は本日時点で3種類/在庫率55%、H社は5種類/在庫率73%です(*)。

プランジャー - JPアーチェリー

*チップやバネのようなパーツは含まず

パラリンピック代表ユニフォーム??が販売中。

現在、ヤフオクにてパラリンピック日本代表のユニフォームいう商品名で代表ユニフォームが販売されています。

2020 パラリンピック
2016 パラリンピック

しかし、パラリンピックで見た記憶がないし、公式写真で2016/2020でも確認しましたが、違うユニフォームです。偽物ではないと思うのですが、トレーニング用に支給されたものでしょうか?

日本代表 パラリンピック アーチェリー選手支給品 ユニフォーム 半袖 長袖 L メンズ

変わるマナー、変わらないマナー。

(アーチェリーにほぼ関係ない記事です)

先日、業務で使うスマホを更新し、商品撮影も最近はスマホでやってしまうことが多いので、1億画素のカメラを搭載した11Tにしたのですが、翌日に何故か、アスクルから割れ物注意の商品が届き、そんな物を頼んだ覚えがないので焦って開封したらタオル(アスクルさんタオル割れないよ…)で、1億画素を使用した最初の写真がタオル。。。

新しいスマホは5G似対応しているのですが、本当にめっちゃ速い、しかも、エリアによっては4Gに戻るので、その差で更に5Gのスピードを実感させられます。

5Gで某意識高そうな記事を見たのですが、ページに飛ぶように見えるリンクが40MBのPDFをダウンロードさせるリンクで、キャンセルする前に全部ダウンロードしてしまい、何だこいつはと思ってしまいました。

(フォーマットとサイズの表記)

96年56kの時代にネットを始めたのですが、スピードは遅く、深夜でない限り、時間に課金されていたので、リンク先がテキストではなく、ファイルのときにはそのファイルの種類とサイズが書いておくことはマナーとだったと思います。しかし、これからの5Gの時代にはもうそんなマナーはなくなっていくんでしょうね。少し考えて、自分の考えが古臭かっただけかもしれないと反省しました。

と思えば、先日、フランス料理をいただく機会があったのですが、剣を携帯していた時代に左側から座るというマナー今でも続いている世界です。剣を携帯しなくなって何年経ってんだよ。。と突っ込みたくなる世界も。

あ、セルフサービスのお店では問題ありませんが、サービスがあるお店ではスタッフは左から座る前提で椅子を引くので、マナー通りにした方が着席時にまごつかなくてスマートではあります。

WA(FITA)規則
1967年版(*)

アーチェリーで言えば、60年代は射ち終わったあとも、隣の選手の妨げにならないように射線に残るというマナーがありましたが、高速化が進む現在ではこのマナーは削除されましたね。来年からは30秒の始まりです!

*坂井一雄訳