【記録更新】ウズベキスタンで8万年前の矢じり発見

2024年に下記の記事を書きました。アフリカでは7万年前の矢じり、ヨーロッパでは5万年前の矢じりがこれまでに見つかっていますが、2025年8月に発表された最新の研究で、ウズベキスタンのオビ=ラフマット(Obi-Rakhmat)遺跡から、約8万年前の矢じりが発見されたと報告されました1

上の写真は新しく発見された8万年前のオビ=ラフマット遺跡の石器と、前の記事の5万4000年前のマンドリン洞窟の石器を並べて比較したもので、「交換可能なほど似ている」とされています。

次の疑問は当然、6,000km&2万5,000年も離れているのに同じ設計思想で作られている理由になりますが、新しい論文では、アジアからヨーロッパへと伝播していった可能性を示唆しています。

2021年、5年前の研究にもとづいた書かれた図に新しく発見された遺跡を追加するとこんな感じです。アフリカ→中央アジアやペルシャ高原→ヨーロッパという流れで弓矢の技術で伝わっていったことになります。ただし、論文の著者はこれを作業仮説として採用しているにすぎ、引き続き研究が続くことになります。続く。

  1. Hugues Plisson et al. (2025) “Arrow heads at Obi-Rakhmat (Uzbekistan) 80 ka ago?” PLOS One 20. ↩︎

Revolution bows 2026 昔見たような

フェイスブックで新年の挨拶をアップしていたら、2026ATAショーでRevolution bowsが新しいデザインのコンパウンドボウを発表していました。動画もアップされているので、確認したところ、特に現行のものに比べてものすごく静かなわけではなさそうです。スペックを見る限り、大きさ(24インチ)が革新的といったところでしょうか。仕組みとしては昔のMathewsのNo Camと同じような…。。。

https://www.archeryhistory.com より

いや、どこかで見たようなデザインだと思ったら、80年代にBearアーチェリーが発表した”Delta-V”の同じ傾向の発想かと思います。リムに接続されたカムは引かれたときに、位置が変化するので(*)、発射時にカム移動に無駄なエネルギーが使用されてしまいます。

*通常カムのアクセル間はフルドローになったときのほうが短い

このタイプの弓はカムが可動するリムにではなく、ハンドルに接続されるので、基本的には位置が変化しません。この設計によって、効率性を達成する発想だとは思うのですが、さて、以下に評価されるでしょうか。久しぶりに見た目に驚いた弓でしたね。

2026年もよろしくお願いします!

熱海でゆっくり生きています。2026年も更新回数はそんなに多くないと思いますが、少しは書きたいことが溜まってきました。

久しぶりにアクセス数を確認したところ、900万を超えていました。ありがとうございます、とともに、AI経由(情報源にされているのかな)のアクセス数が増えているようです。AI経由のアクセスログだと、読んでいただいている層の顔があまり想像がつかないのですが、よい記事が書けるよう努力するのみですかね。

昨年末にKinovea 2025.1.1が発表されました。新しい機能がいくつも新しく実装されています。今まで紹介記事を書いてきましたが、AIの進歩によって、ブラウザ標準の自動翻訳でも十分に内容を理解できる用になってきましたので、オフィシャルの発表ページでご確認ください。人間がやることが減ってきましたね(笑)

What’s new in Kinovea 2025.1