この記事は2015年5月11日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

2015年ワールドカップ・ステージ1上海 ウィンの世代交代進まず

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2015_st_rwg昨日で2015年ワールドカップ・ステージ1上海が終了しました。個人的にはコンパウンドに転向したので、TRG7を2013年ワールドカップチャンピオンのマーティンがどのようなセッティングで仕上げてくるのか気になっていましたが、リカーブ側ではウィンがWIAWISシリーズを発表したものの、タブ/ダンパーなどのアクセサリー類を除けば、新モデルでどれだけ進化したのか評価に困る部分が多い内容でした。Nano MAXハンドルはウィンがINNO MAXハンドルを生産終了にしたので、INNO MAXのユーザーはいずれ移行しなければなりませんが、INNO EXシリーズは販売継続です(生産が若干遅れているようですが)。

個人的にはINNO EX POWER/PRIMEを使用している選手が買い換える意味があるのか、ウィンを使用している選手がWIAWISシリーズにどれだけ魅力を感じるのか疑問です。なので、今回のワールドカップに出場する選手たちの選択を気にして見ていましたが、やはりWIAWISに移行した選手は少なかったです。写真は男女のリカーブの優勝選手ですが、どちらもINNOシリーズのハンドルとリムを使用していました。

ホイット側はベテランのGMXさんが今年も大活躍してましたね。プロディジーRXは4月の3週目に出荷が開始されているので、まだ選手に行き渡っていないので評価はまだできないと思います。

世界選手権まで2か月ですので、4月にプロディジーRXを緊急発表したホイットのように、なにかのテコ入れがあるのか、それともこの傾向のまま世界選手権を迎えるのか…というWiawisリムの安定的な供給もまだ出来ていないのでテコ入れがある可能性は限りなく低いです。個人的な予想では前年度のワールドカップで大活躍したクアトロが今年の世界選手権でも活躍すると予想しています。

コンパウンドの動画まだアップされてない…。

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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