アバロン(AVALON)の2018年新商品、テックワンタブが入荷しました。

アバロン(AVALON)から新しく発表されたテックワン(Tec One)シリーズのタブが入荷しました。全体的なフォルムから、以前のクラシックタブ同様にファイビックス(FIVICS)のセーカータブと互換性があるのかと思ったのですが、

写真では上がセーカー1タブ用のバックスキンで、下がテックワンタブのフレームです。比較して、テックワンタブのほうがフレームが横方向に短く設計されていることがわかるかと思います。

拡大してみると、短いだけではありません。セーカータブが生命線に合わせて、若干突き出ているのに対して、テックワンタブでは完全に丸みを帯びた形になっています。

ですので、セーカータブのコードバンはそのままでは互換性がありません。装着には加工が必要になってきます。弊社含め、普通は加工されたものは返品できないので、加工を考えている方はご注意ください。

AVALON TEC ONE タブ

アバロン(AVALON)のターゲットクイーバーがモデルチェンジしました。

アバロン(AVALON)のターゲットクイーバーが好評でほとんどのカラーで在庫が切れていたのですが、モデルチェンジのお知らせがあり、これまで販売していたテックワンターゲットクイーバーがこのまま生産終了となりました。

在庫が残っていた4つは値下げして(1600円)、特価品としてカート追加しました。値段にこだわる方にはお勧めです。

また、テックワンフィールドクイーバーの方はこのまま継続です。売れる量の違いでしょうか。

【特価品】AVALON TEC-ONE ターゲットクイーバー

さて、新しいクラシックターゲットクイーバーですが、正直そこまで大きな違いはありません。お客様からのフィードバックによって、ポケットやフックの位置、Tゲージの収納位置を微妙に変えたり、素材をより高品質のものに変更しているくらいで、全体としては大きく違いません。価格は200円高くなります。

今後は新しいクラシッククイーバーを取扱いしますので、よろしくお願いします。

AVALON クラシッククイーバー

アバロンの商品は価格の割にはかなりの高品質ですが、かなりの大量生産で、一度半端に在庫が切れる(*)と、次の入荷までに大変な時間がかかってしまうのが課題で、まぁ、弊社の方に先に切れそうな色を大量に入れておけばよいのですが、クイーバーの在庫は大変スペースを取るので、悩ましい問題です。

*メーカー在庫で黒だけ在庫切れだけど、他の色はたっぷりとまだ在庫が残っている状態

アバロン(AVALON)初の競技用グレード、テックワン(TEC ONE)シャフトが入荷しました。

アバロン初のV1(0.001″)グレードのシャフトが入荷しました。さっそく、重さのばらつきがどれ程なのかチェックしてみました。800番でのテストです。

32インチ超で高い精度で測定する器具がないので、そろえての目盛りでの確認ですが、+-0.1mm程度のカット誤差があります。長さが32インチですのでノーカットで使用することはほぼないと思います。ただ、この部分は誤差を含んでの測定値であることをご理解ください(*)。

*0.2mmは0.008″でGPIは6グレインなので、0.05gr程度の誤差を与えます

12本シャフトの測定値は写真の通りです。最も重いもので192.0grで、軽いものは193.0grで誤差は+-0.5gr、ACEと同じスペックです(*)。さらに、ダース平均値は192.575gr(**)ですが、最も精度の良い6本の値は192.4-192.6grと+-0.1gr範囲で揃えることができます。

*この値は弊社で実測した値です。この値以上のセットが存在する可能性はあります。メーカー保証値はカタログ値(+-1%)です。
**32インチノーカット時のカタログ値は192grです。0.575gr(0.037g)重いです。

予想よりも高い精度を実現していますので、本格的に取扱いすることを決定しました。メーカーから月曜日に部品(ポイントやノック)が発送される予定で年明け前後での販売開始になります。

ただ、高い精度を持つものの低価格モデルであることは念頭においてください。安いシャフトでは安いカーボンが使用されます。それはシャフトの寿命に直結します。なので、週一程度でたまに試合に出るような方向けです。毎日200射のような豊富な練習量の方では1セット1年は確実に持たないです。精度は高いが耐久性は価格並みということをご理解ください。

アバロン、いい感じに育ってきましたね。

アバロン(AVALON)から競技用ターゲットシャフトが発表されました。

%e3%82%a2%e3%83%90%e3%83%ad%e3%83%b3%e7%ab%b6%e6%8a%80%e7%94%a8%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%95%e3%83%88アバロン(AVALON)社から正式に競技用ターゲットシャフトが発表されました。新しく発表された2017年モデルのシャフトはテックワンカーボン(TEC ONE CARBON)というモデルで、中身はこれまでレジャー用として販売されてきたクラシック(V5グレード)というモデルのV1グレードバージョンです。

これまでもサンプル品として何度かメーカーからシャフトが送られてきましたが、レジャー用としてはカーボンよりもアルミのほうが優れている(補修できる能力があるならアルミ矢のほうが長く使える)という考えですので、販売はしてきませんでしたが、競技用のシャフトの販売に向けて話をしてきました。

競技用のシャフトの場合、性能は別として、精度で最も重視すべき数字は真直度です。この部分は、特に曲がり修正ができないカーボンシャフトの場合、0.006″よりも悪いとどうにもしようがありません。具体的に言えば、完成した矢を指で回して全体の真直度を調べるという簡易テストがありますが、シャフトの精度が悪いと、これを行ったところで、シャフトの精度が悪いのか、ポイントがまっすぐ接着されていないのか判別不能です。V6なら、このシャフトは28インチで0.4mm(*)も曲がっているのでとても競技には使用できません。

*真直度とは : 28インチシャフトを回転させたときスパインの中心(シャフトの中心ではない)のブレをレーザーで測定した平均数値です。

対して、シャフトの重さのブレは工夫することで何とかなります。部品(ポイント・ノック・ピンノック)とシャフトの重さをすべて測定して、一番軽いシャフトに一番重い部品、201.5gr(+1.5gr)のシャフトに118.7gr(-1.3gr)のポイントを入れてあげれば、シャフト全体の重さは基準値から0.2grしかずれないこととなり、精度の向上が図られます。12本もあれば、経験上9-10本は精度の良いシャフトになります。

%e3%82%a2%e3%83%90%e3%83%ad%e3%83%b3%e7%ab%b6%e6%8a%80%e7%94%a8%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%95%e3%83%882当然ですが、真直度、重さのばらつき共に高精度なら言うことはないのですが、低価格らどれかをあきらめる必要があります。アバロンの競技用シャフトの場合には、アーチャーの工夫で向上できる重さのばらつきの精度を犠牲に、真直度でV1グレードを達成しました。

シャフト自体の重さ(GPI)のチャートをみるとカーボンワンと同じくらいとなっています。

完成矢にした時、部品代だけなら1万円を切る価格で提供できると思います。この価格でV1グレードのシャフトを手に入れることができるのは画期的だと思います。

また、テックワン以外にも、V1グレードでテックXという9mm直径のインドア・3D競技用のシャフト登場しますが、こちらに関しては取り扱いは当面はしません。理由は直径としてインドアに適合していても、特にコンパウンドでのインドアシューティングはシャフトに大きな負担がかかるので、低価格シャフトには適さないと考えているからです。低ポンドで使用する場合なら悪くないと思いますが、様子を見ます。

テックワンは1月の販売開始に向けて準備を進めていきます。ご期待ください。