ホイット(HOYT)のアレーロ(Alero)ハンドル、1月頃に入荷しました。全体的に期待通りの仕上がりで、5万円を切る価格ながら、塗装の仕上げもよい仕上がりとなっています。グリップはプラスチックですが、今年からは、エピックなどもウッドではなくなっているので、変わりません。2017年までのウッドグリップも装着することができます。
ハンドルのリムボルトもセンター調整機能も実績のある安定した形状のものを採用し、リムをねじる機能は搭載していません。
ただし、初期製造分では若干問題があり、一部のロットで、パーツの設計よりも過剰に加工されてしまい、リムの接合が緩いケース発生しました。リムを入れてもカチッという感覚がないという症状で、シューティング自体に大きな影響はないですが、せっかくの可動部の少ないソリッドなリムポケットという特性を生かせなくなります。
精度が良くないパーツはリムポケットの黒のパーツで、弊社販売分では精度が正しく出ているものに交換しました(*)。
*もしまだ報告をくれていない方がいましたら教えてください。新しいパーツ送ります。交換方法はねじを緩めるだけです。不安があれば案内します。
新しく出荷されるものに関しては問題はないと聞いていて、この問題のために現在出荷が遅れていて、弊社在庫も少なくなっていますが、4月には出荷が再開する予定だと聞いています。問題が無事に解決したので、解決した状態において、このハンドルはホイットの中でも信頼性の高いコストパフォーマンスの良いものとして評価できるかと思います。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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お世話になっております。
リムボルトはコレット式でしょうか。
エリソン選手とが使用しているものと同じでコレットではありません。
リムボルト標準位置は、締め込んだ位置から4回転でよろしかったでしょうか?
ホイットのハンドルですので、2.5回転となります。
実際問題、GMXとの性能差はあるのでしょうか。
見方にもよると思いますが、明らかな違いは塗装の質(その分安い)と、センター調整機能です。このハンドルで搭載されているものは伝統的なホイットのものと違い、ウィンなど採用しているものに近いので、ウィンのような方式に問題を感じない方にとってはほぼ同じ程度の性能があると考えられます。
ただ、モデルの位置づけやホイットの立場として、GMXのようなトップ選手にも10年近く使用されるようなロングセラーモデルになるとはあまり考えられないと思います。
MKの新しいハンドルβの入荷予定はありますでしょうか。あるとすれば、いつ頃入荷しそうでしょうか。
先週くらいから出荷が始まっていると聞いていますので、もう間もなくではないかと思います。