本日行われたコンパウンドファイナルで、ステファン・ハンセン選手が個人優勝しました。新しく出たCX Nano Pro RZシャフトでの最初の世界戦のメダルです。
決勝では珍事件が。動画では1:38:00あたりです。シューティングラインに入った後、急いで戻って弓を交換しています。最初は弓具故障かなと思いましたが、ナレーションを聞くと???
6本目まで緑のエクスプレッションでシューティングしていたのが、このエンドでは赤の弓を持ってシューティングラインに入っています。本当に持っていく弓を間違えたようです。すごい集中力です!!
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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ハンセン、シュロッサー、ワイルドとランキングTOP3の選手は皆、センターロッドに大量のウェイトを積むようになりました。
過去の記事の内容からすると飛び出しを求めてるセッティングですが、なぜここまで重量を増やすのでしょうか?
センターとサイドだけでも。一応飛び出して、回ります(男女mixに出てきた韓国女子選手みたいに)
ここにセンターヘビーを加えると何かが違うのでしょうか。
上のコメント主さんと同感です。
一体何のために、ここまでウェイトを付けるのでしょうか。
好みの違いかもしれませんが、苦行にしか見えません。
>過去の記事の内容からすると飛び出しを求めてるセッティングですが、なぜここまで重量を増やすのでしょうか?
重量と重心を変えることで、飛び出しをコントロールできますが、この場合の重量は、発射した瞬間の弓をできるだけ固定したい(重いほど弓は動きにくい)というセッティングをしたいためではないかと思います。
苦行ですか(笑)
ハンセン選手などの腕を見ていただいてもわかるかと思いますが、大量のウェイトをつけても、重心を手元付近に設定すれば、そこまで筋力を必要とはしないです。特に現在は72本で、以前のフォーマットの半分の矢しか打たないので、その傾向がさらに進んでいるのかもしれません。