2017年ワールドカップ・ステージ1上海の3日目と4日目が終わりました。ここまでは写真のみですが、週末は試合が中継されます。
コンパウンドでは、写真の現世界ランキング96位のパトリック・コグラン(Patrick Coghlan)選手が三位決定戦に進出し、2010年以来のワールドカップでのメダルがかかった試合となります。対戦相手はレオ・ワイルド選手。旧ポディウムボウの特徴的なダンパーシステムであるAir-shoxをわざわざ外して使用する特徴的なセッティングとなっています。
また、予選2位のリカーブアメリカ代表チームが、初戦で、カザフスタンチーム(予選15位)に敗退するという結果となりました。3選手は個人戦では、5位/7位/9位とよい結果を残していますが、団体戦ならではの結果でしょうか。
エリソン選手の今年からのセッティングですが、一点紹介を忘れていたビースティンガー
アルミエクステンダーを使用しています。取り扱いはできますが、在庫の予定はない商品です。以前ドインカーが同じ様な商品を販売していましたが、あまり売れなかったことと記憶しています。
特徴としては非常に高い剛性を持つものの、振動吸収性能はかなり劣るタイプのエクステンダーです。
日本チームでは、早川選手が女子リカーブの三位決定戦に、男子団体リカーブも三位決定戦へ進出します。
また、今週末の第50回全日本社会人ターゲット選手権大会へのスタッフ出場のため、日曜日まで通販の発送が休みとなります。ご理解ください。
The following two tabs change content below.
Ryo
(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。
最新記事 by Ryo (全て見る)
- スパイダーベインカラーモデルに1.5インチモデル - 2024年4月8日
- 【本編】フィールドとしてのプレオープン - 2024年4月8日
- 【本編】もっともっとツリーアーチェリー場 - 2024年3月9日
ブレイディが使ってるのはFivics Phoenix 1500D-A Recurve Extenderじゃないですか?
たぶんブレイディの使ってるのはFivicsのエクステンダーじゃないですか?
最大に拡大しましたが、私としては、個性的な6面のブッシングで判断しましたが、確かに1500Dエクステンダーも同じタイプのブッシングですね。自信がなくなってきました。
明日のミックス戦で確認できるかと思っていましたが、男子選手はエリソン選手ではなくザック・ギャレット(Zach Garrett)選手が出るようなので、確定は次回のワールドカップとなるでしょうか。
Air-shotを外すセッティングは、トップ選手では、珍しいかもしれませんが、海外のアーチェリー関連の掲示板なんかには結構載っているセッティングです。どこまで信用できるか分かりませんが、air-shoxのアーム部分がリムに接触して、リムが損傷するといった事象が何軒か発生しているようですよ。
弊社ではそのような事象は確認できていません。一般的にエアショックスのアームとリムとでは、アームのほうが強度が強いので、弊社ではアームが破損する事象は確認しています(通常交換対応です)。