この記事は2013年2月18日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

Bowtech エクスペリエンス

以前の記事で紹介しました、Bowtechの2013年モデル「エクスぺリエンス」
今日、即納モデルとして右ハンドル・60ポンド、色はブラックオプスが入荷しました。

まずは基本的なデータのおさらいです
≪データ≫
-アクセル間        32インチ
-重量             4.2lb(1,900g)
-レットオフ         80%
-ドローレングス   26.5~31インチ
-ブレースハイト   7インチ
-IBOスピード      335fps
-ドローウエイト   50/60/70
-色     ブラックオプス、モッシーオーク・インフィニティ

構成は、センターピボットハンドルデザインに、オーバードライブバイナリーカム&FLXガード搭載、そして新しくデザインされた新型のダンパーが装着されます。
グリップの形状は昨年発売された「インサニティーCPX」と同じく丸みを帯びた接地面のハンドルとなっています。

・ハンドルのフェイス面に搭載されている「リボルバーダンパー」。
 
周りのウエイトがグニュグニュ動きます。

クラッチストリングストップ(バックストップ)の付け根にも付いています。

・新形状のバックストップ「クラッチストリングストップ」。
 
戻ってくるストリングを“クラッチ”するんですね。ゴムがヘタって来た時の為に取り替えが出来るようになっています。

・色が赤くなった「Dura-FLXストリングダンパー」

昨年発表のインサニティーCPXと同じ「オーバードライブバイナリーカム」を搭載していますが、ブレースハイトが7インチと高くなったためにカタログ数値から見ればIBOスピードが落ちた形にはなっていますが(335fps)、実用スピードとしては全く問題の無いレベルです。
挙動がおとなしく、静かになった仕上がりになっています。
データ上、アクセル間が32インチとなっていますが「オーバードライブバイナリーカム」の直径がとても大きい為に、他の32インチアクセル間のモデルと比べると、持った感じ、とても大きな印象を受けます。

より攻撃的でじゃじゃ馬的な要素を持つインサニティーCPXに対し、静粛性に長け、許容性の広さが持ち味の弓になった「エクスペリエンス」。
とはいえ、デザイン設計はゴリゴリのハンティングですから、どちらかと言うと短距離ターゲットやフィールドでの用途に適してると言えるでしょうね。
反対にロングでの安定性には一抹の不安が残ります。

使用目的を明確に持ってお使いいただく、2台目・3台目の弓として最適ではないでしょうか。

Bowtechエクスペリエンスは店舗およびあちぇ屋CPにて販売中です。
*即納モデルはコチラ


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Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp
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