この記事は2014年12月24日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

プロディジーのねじれ能力は約2度=8mmです。

IMG_20141224_191606以前の記事で写真を元にプロディジーのシステムでどれだけリムをねじれるか計算しましたが、本日納品されたので、実物で計算しました。2つの接点の間隔は約28mmで、4枚のワッシャーでつけられる落差は0.051mmです。この値を基にarctanで計算すると、片側でリムに1.04度の角度をつけられることがわかります。反対側のリムポケットで逆に1.04度角度をつけることができるので、最大で約2.1度リムをねじることができることになります。

それだけではわかりにくいかもしれないので、これを言い換えれば、リムの根元を2度ねじることはリムチップを8mm移動*させることができるということです。クアトロのリムチップの大きさが12mm(M42)だったので、リムチップ半個分以上動かせるということです。ちなみに上の写真のリム(私たちの店舗でねじれ交換に応じたもの)で2mm程度、下リムも同じだけねじれていたら4mm程度でセンター出しできます。

ねじれたリムのチューニングをしたことがある人であれば、これだけ移動させれれば、ほぼすべての製造時のねじれたリムを問題なく使えてしまうことができることが理解できると思います。経年によるねじれではこれ以上のものも存在はします。

*理論値。実際にはハイトによって異なる。

ジェークはこれをリムの(製造時のクリアコートでの厚みの誤差などを調整する)微調整システムと書きましたが、1枚~2枚であれば、または、さらに薄いワッシャーによるシステムであれば…個人的にはチップを1mm-2mmねじって動かすシステムであれば、それは微調整システムに含まれると思いますが、8mmという値は異常です。正しくこのシステムが運用されることを願います。


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Ryo

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山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

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