この記事は2014年11月5日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

ジェシー・ブロードウォーター選手がポディウムXエリートの初期セッティングをする

ジェシー選手とポディウムX先日、記事にしましたが、Apptituneを作ったジェシーがそのポディウムをチューニングするビデオをアップしてくれました。

2015 Hoyt Podium X Elite part 1はこちらで見ることができます。「37インチ買ったよ」「よさそうだよ」「ソニーのカメラで撮るよ」と言った感じで、たいして大事なことは言っていません。
パート2では、初期セッティングについて説明しています。まず、インドアをするにあたって、倍率を下げています。アウトドアでは5倍を使いますが、インドアでそれを4倍に下げています。シャフトは2712を用意していて(ベガスルールサイズ)、それにはフリークショウの0.01″ブレードが合うそうです。届いた弓は必ずポンドなどの初期値が正しいかを確認し、ペーパーチューニングをして、カムの傾きを調整します。

そして、通常はDループを付けてノックの下にノッキングポイントを1つつけるというセッティングをしますが、まずはDループだけを付けてノッキングポイントはつけません。それによってDループは弦の上を上下に動きますので、その状態で射場に行き、適切なノッキングポイントの高さを確定させます。ノッキングポイントの位置を変えることは、上下の弦の長さを変える(上げれば下の弦が長くなり上の弦が短くなる)ことなので、それによってハンドルの角度が変わり、グリップの感覚も変わります。なので、シューティングしながら確定させます。
ジェシー選手とポディウムXのセンターショットポディウムハンドルは上下のハンドルの真ん中に溝が入っています。センターショットはその溝の位置に合わせます。パート3ではスタビライザーのセッティングを説明しています。ジェシーはインドアでは、センター30インチに4オンスで10度ダウン、サイドは12インチに20オンスであまり開き角度がつかないように設定します。
ジェシースタビライザーセッティング_キックバックスタビライザーはあまりアグレッシブなものではなく、バランスを重視し、手に持った状態では、少しキックバックする状態、握った状態から手を離すとセンターが上に上がっていく状態に合わせることを彼は好むようです。

ただ、最終的には静的な状態ではなく、フルドローの状態での弓の動的なバランスが大事なので、これはあくまでもスタートポイントです。

ここまで調整すれば、あとは射場に行き、射ってファインチューニングです。

無料動画はここまで…この後のファインチューニングはApptituneを参考にしてね:) とのことでした。

その2が追加されました。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

12 thoughts on “ジェシー・ブロードウォーター選手がポディウムXエリートの初期セッティングをする

  1. コンパウンドボウ初心者です。現在スポットホッグのインフィニティーレストを使用しております。
    上下左右の調整の意味は理解できましたが、ブレードの厚み、スプリングのテンションは何を基に決定すれば良いのでしょうか?

  2. ブレードの厚みは矢の重さに合わせるます。

    ブレードスプリングのテンションとアングルはクリアランス調整のための機構です。ただ、自分は使い方が分からないので(SS2使用のため)、弊社のコンパウンド担当の山田に聞いてみてください。店舗に電話していただければつながるはずです。本日、明日は休業日です。

  3. こんばんわ。現在2かむのコンパウンドボウを使用しております。
    本文の中に「カムの傾きを調整」するとありますが、カムの傾きをストリングに対して平行になるように調整するということでよろしいでしょうか?現在上下カム共に先端が左を向いています。ケーブルのスプリット部分をねじれば、補正できると思います。

  4. 上の者とは別ですが、同じくカムの傾きに付いて質問があります。

    2カムのボウなのですが、現在レストがかなり右に動き、センターショットがそろわずポイントの先端が右を向いている状態です。(こうしないとまっすぐ飛ばない)

    買った当初はばっちりそろっていました。これは使い込んでカムが傾いてしまったためでしょうか?

  5. >これは使い込んでカムが傾いてしまったためでしょうか?

    店舗に持ち込んでのチェックをお勧めしますが、カムの傾きというのは見ればわかるのでチェックしてみてください。そして、傾いている場合、これはカムのトラブルではなく、ケーブルの問題(伸びてしまった)ですので、ケーブルをねじって修正します。

  6. ありがとうございます。

    上の記事で「ペーパーチューニングでカムの傾きをカムの傾きを確認」と書かれています。
    つまりセンターショットを合わせた状態で撃ち、紙の破れ方の左右調整をヨークを捩って行うと解釈して良いでしょうか?

  7. はい、そうです。

    ライアルズコーチの下記の動画が参考になると思います。

    how to paper tune your bow without moving your rest

  8. 1.5カム(ホイット)を使用しています。
    私もレストがかなり右に動き、センターショットが全くそろわない状態です。 カムは、特に下カムに傾きが認められますが、1.5カムの場合においても、ヨークケーブル・コントロールケーブルを捩じり、ホイールを垂直にしてしまっても問題ありませんか? どこかの記事で、1.5カムのティーラーハイトでの傾きは正常と聞いたことがあります。

  9. >どこかの記事で、1.5カムのティーラーハイトでの傾きは正常と聞いたことがあります。

    LEO様。ティラーハイトというのはリムの傾きを簡易的に測定するための方法で、リムとリムポケットの終点から弦までの距離、または、その差のことです。ティラーハイトは数字によって表現される「値」です。その「値」でのカムの傾きという表現はあまりなじみのないものです。どういった状況を指しているのでしょうか。

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