張本氏からダルビッシュへ「無言の喝」? 「まさかのMLB情報スルー」 | J-CASTニュース
ニュースを見ただけの感想ですが、個人的には育った時代の違いを感じました。話を聞くと、パワハラという言葉が存在しない時代、先輩にはハイしか言えず、後輩に言いたい放題が正しいという教育を受けてきた時代があったと思います。対して、ダルビッシュと自分は1歳違いですが、先輩でも間違っていれば、積極的に議論をして、逆に、すぐにパワハラになる時代、立場の弱い後輩には一歩引いて優しく接するという教育をうけてきました。
それは今の本業にも影響はあると思うのですが、大きい会社には厳しく物言いをしてきましたが、新しいメーカーに対しては、将来に対する期待も込めて優しく記事を書いてきたつもりで、このようなやり方に関しては、私は違和感を持ちませんが、育った時代によっては違和感を感じるのかもしれません。
以前、Kプロさんのリカーブサイトの評価を厳しく書いたら、その評価についての議論・反対意見ではなく、評価すること自体に対して「あなたよりも先輩のメーカーに失礼」という、ちょっと返信に困るコメントがありましたが、今思えば「先輩にはハイ」という教育からくる理屈かもしれません。
さて、ということで、AVALON・SKYLON・SANLIDAのような新しいメーカーには、大前提として作っている商品の質が良いというのはありますが、よく書きがちです(笑)ご理解ください。AVALONに関しては、最近国内の大手メーカーでも取り扱いを始めたように評価はもう固まってきているように感じます。
SKYLONは来週に新しく開発されたパラゴン用のエンドキャップが入荷しますし、シャフトに関してはともかく、関係部品に関しては現在はタングステンポイント(在庫するかは未定)の開発を行っていて、その次はノックを予定しているそうです。まだまだこれから増えていきそうです。全部そろった時点で、パラゴンのエコシステムが完成した時点での再評価が必要でしょう。
コンパウンドでは1万円台のシャフトでも国際大会でメダル獲得実績があるものはいくつかありますし、パラゴンにも期待はしていますが、パラゴンは高い耐久性と精度はあっても、あくまでも単一スパインシャフトであり、私がアーチェリーを始めてからこれまでの20年近く、リカーブターゲットで単一スパインシャフトでのメダル実績はないと思いますので、難しいところがあると思います。あくまでも目指すところは最高の単一スパインストレートカーボンシャフトであることはご理解ください。
今後、複合スパインシャフトのマーケットに参入する可能性もありますが、近いうちではないでしょう。
SANLIDAですが、国際大会での実績に加え、使用している選手3名が大会で700点越えを果たしたそうです。新しい宣材写真です。近年、コンパウンドメーカーの新規参入組は少なく、リカーブで実績のあるウィンが少し前に参入し、アリオン-Xというユニークな弓を開発し、弊社でも仕入れては見ましたが、継続販売は見送るという判断をしました。今後発表の2020年の新商品によっては、再度検討します。
そして、もう一つの参入メーカーがこのサンリダですが、なんといっても特徴は低価格であることでしょう。700点という到達点は世界大会の予選を8位以上で突破できる点数です。これだけあれば十分世界レベルで戦える弓といえます。それでいて、9万円を切るので、価格で購入できるのはこれだけです。
これからもサンリダには期待しています!