ついに出ましたね。夏頃からトップアーチャーによってテストされていたシャフトの正体が明らかにされました。ざっくり言うと、低価格の競技用シャフトで、価格はゴールドチップのピアース・ツアー(22,800円)と同じくらいになりそうです。まぁ、SKYLONなどの選択肢もある中でマーケット全体では安くはないですが、イーストンがトップに使ってもらう用のラインナップの中では過去最安です。過去に存在していたプロ・フィールドは3万円弱でした。
いい矢は高い、高い技術を使ったシャフトのほうが競技では有利というブランディングをしてきたイーストンが、ただのストレートシャフトを競技用の最上位として売り込んでいけるのかが注目するところでしょう。
このシャフトが、他の低価格のストレートタイプの競技用シャフトのシェアを奪えるのか、それとも自社のユーザーの考えを変えてしまい、高価格のACEや、X10の売上を食ってしまうのか。
具体的なスペックが公表されていないので、それを待って分析したいと思います。570番までしかないので、基本的にはコンパウンド向けです。また、570番で6.6GPIなので、軽量シャフトでもないです(VAPで5.5GPI)。
来年の春頃の発売予定です。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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プロコンプはオールカーボンシャフトですか?
またオールカーボンシャフトにポイントを付ける際、イーストンのホットメルトとクイックボンドではどちらの方が優れていますか?
アルミカーボンシャフトです。ボンドの方がしっかりと固定できますが取り外しが困難です。ホットメルトはしっかりと作業しないと抜ける可能性がありますが、シャフトの長さ変更やポイントの重さ変更時の取り外しが比較的容易です。
詳細出ました。
https://archerreports.org/2018/10/easton_2019_pro-comp_shaft/