2月に発表されたMKコリアの新型ハンドルMK-Zハンドルが入荷しました。高級感あるデザインで、品質も良いですが、その分価格も(小売で)9万円近くになり、高級感あるだけではなく、高級なハンドルとなっています。
アーチェリー界では珍しい試みではないかと思いますが、タグが取り付けられており、購入後にこれをはず前に、まずはハンドル全体の塗装と傷の確認が要求されます。これを外してしまうと、塗装・傷による交換が受けられなくなるようです。
リムポケットはMKのこれまでのハンドルと大きく変わらない設計です。グリップは小さめです。
写真は左からMK-Zハンドル、Alphaハンドル、MKX10ハンドルです。少しずつ小さくなっていることがわかるかと思います。新しいデザインのグリップでは手が小さくてもフィットする設計です。手が大きな方は一度実物を確認してから購入したほうが良いかもしれません。まぁ、小さい分にはパテで盛れば対応できるので、そこまで深刻な問題でもないですが。
全12色のカラーバリエーションがありますが、高価なことと、MKコリアのアルファの販売数などを考慮し、弊社では黒のみ在庫し、ほかの色は取り寄せでの対応とさせていただきます。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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写真を見るとグリップ下部の穴が無くなり、カウンターブッシングが追加されていますがデザインが変更になったのですか?
この記事の写真は実際入荷したハンドルの写真ですので、こちらの記事の写真が実際のMR-Zハンドルとなります。
おっしゃるとおり、プロトタイプとはデザインが異なります。
MK Zの購入を考えているのですが、グリップ以外にMKX10との違いはなんでしょうか?何か特徴などを教えていただければ幸いです。
また、トップ選手でこちらのハンドルを使っている選手はいますか?
>MK Zの購入を考えているのですが、グリップ以外にMKX10との違いはなんでしょうか?何か特徴などを教えていただければ幸いです。
記事でそのMKX10との比較について書いていますが、ほかに何を知りたいのでしょうか?
直近のワールドカップの出場選手で使用している選手はいません。MKはリムの評価は高い(多くの選手はホイットのハンドルとの組み合わせ)ですが、ハンドルはまだこれからといった感じだと思います。
以前、MKアルファの記事で『このハンドルの説明書にもありますが、このハンドルの調整幅は他のハンドルと比べ、狭く設定されており、3回転です。ポンド調整は2ポンドちょっとしかできません。その理由は説明しました。形状上、3回転以上緩めることは可能で、その状態でもリムを付けて使用できますが、絶対にそれは行わないでください。2-3回転だけでリムボルトが固定されている状態は非常に危険です。』とあったのですが、今現在使っているMKX10のリムボルトもねじ山が7段でした。
MKX10の調整幅も同じぐらいだと考えた方がいいでしょうか?
また、MKZの調整幅はどれぐらいでしょうか?
よろしくお願いします。
>MKX10の調整幅も同じぐらいだと考えた方がいいでしょうか?
3回転以上入っていれば基本的にも問題ありません。
>また、MKZの調整幅はどれぐらいでしょうか?
MKZは4回転調整できます。
MKXからMKZにハンドルを変える場合、メリットはなにかありますか?
MKZの良い点がわからないのですがあれば教えていただけますか?
ハンドル側の違いでいえば重さですが、販売実績でいうと、MKX10は何本か破損が起きましたが、MKZは非常に品質が安定しており、今まで故障は弊社では報告されていません。