昨年はステージ2バンコクで597点の世界記録タイで通過したエリソン選手が、今年のワールドカップステージ1で598点を射ち世界記録を更新しました。怪我であまり練習ができていない状況だったにもかかわらず素晴らしいですね。
リカーブインドアでの長年の議論である矢の太さについて、597点は2001年にフランジィーリによって細い矢(ACE)で記録されましたが、それを塗り替えた598点は太い矢(X7)によって達成されました。どちらが良いのかまだまだ結論は出そうにないようです。
エリソンの新しいホイットのシステムについての評価ですが、使用している道具を見る限りでは、リムボルトは新しいシステム標準のものを使用していますが、リムの取り付けは依然として独自の改造を施しています。世界記録の更新おめでとうございます。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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EASTONのホームページを見たらFMJ Matchというシャフトが出ていましたが、これはどんなシャフトなのでしょうか?
Aボムの1/4と5/16では同じ部分につけ同じ重さのウエイトをつけた場合どちらのが振動吸収がいいですか?
価格としては25000円前後の競技用シャフトです。FMJ自体は10年前くらいから出ていて、そのシリーズで初めて高精度(.001″)シャフトなので「マッチ」とついたのだと思います。
構造はACGを逆にしたような外側アルミ、内側カーボンとなっていて、競技用であまり使用されていないので何とも言えませんが、ハンティング用としては耐久性と殺傷能力を高める効果があります。
カーボンシャフトは曲がりにくいものの傷(スクラッチ)には弱い特徴がありますが、内側にカーボンを入れ。まがいにくく、かつ、外側をアルミで保護することで傷に対しても強くなっています。
また、重いので完成矢として製作した場合に全体の重さが重くなります。500番台でACEが6.8gr対して、8.9grです。ハンティング用としては矢速が遅くなるものの、高いエネルギーを保持できる効果があり、ビッグゲームに用いられます。
ただ、これらの特徴はどちらもターゲット用で生きるものかと言われると…太さもカーボンワン同等なので…誰用なのか正直わからないです。
発注はしていませんが、出荷開始は来年の1月です。
場所とウェイトの重さによります。一般的には軽いウェイト・細かい振動には1/4、重いウェイト・大きな振動には5/16です。
回答ありがとうございます。
場所はフォーミュラリムの上のリムです。
ウエイトは2オンスにしようと考えています。
ちなみに実質ポンドは43ポンドです。
リムのブッシングにも負担をかける部分ですので、長さのない幅の広いダンパーがお勧めです。ウェイトは多く装着するほど効果的ですが、リムへあまり負担をかけることはお勧めできません。
Hoytの新商品のレビューと販売はいつ頃になりますでしょうか?