この記事は2016年6月10日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

WS450コンポジット、ちょっといいボウスタンド入荷しました

BSS-WS450-BK先日入荷したWS450ボウスタンド、ついに希望のスペックを持ったボウスタンドを見つけました。安くて軽いボウスタンドを希望される方には最高のものだと思います。

WS450ボウスタンドこれまで、最も安いボウスタンドといえばカーテルのRX-103というものが一番多くのプロショップで取り扱われ、普及していると思います。弊社で取り扱いしていた時期も一瞬あったと記憶していますが、あまり好きではなかったので、4-5年前からはお客様から希望されない限り販売していません。

その理由は、安い(1600円くらいが相場でしようか)のはよいのですが、ねじ式で組み立てに無駄に時間がかかり、そして、ものすごい重いことです。実測で450g程度だったと記憶しています。ウェイト15個分くらいの重さです。初心者で最初に買うときには説明されてもピンと来ないので、説明されても選んでしまうこともあると思いますが、弓を持ち運んでいるうちにきっと後悔が来ると思います。

高いボウスタンドであれば軽いものは当然あるのですが、ずっと安くて軽くシンプルなボウスタンドはないかと探していました。今回入荷したWS450は自分が求めていた条件にぴったり合います。

組み立ては差し込むだけで10秒程度で完成し、重さは130g、RX-103の三分の一しかありません。ペグなどはついていないかわりに価格は1200円で購入できます。

シンプルで安くて軽くてすぐに組み立てできるボウスタンド、やっと取り扱いできます! お勧めです。(色は黒しかないです)

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

10 thoughts on “WS450コンポジット、ちょっといいボウスタンド入荷しました

  1. 記事に関係の無い質問失礼します。
    スタビライザーの長さについての質問なのですが、リカーブにおいて長いロッドの方が短いロッドよりも有利なのですか?
    弓を引きこなす筋力があればの話ですが長いロッドにたくさんのウェイトをつける方が良いのでしょうか?

  2. >スタビライザーの長さについての質問なのですが、リカーブにおいて長いロッドの方が短いロッドよりも有利なのですか?

    有利がターゲット競技でのグルーピングという話であれば、直接の関連性はありません。ロッドの長さ(弓のモーメント)は弓の挙動をコントロールするものです。短いと弓は動きやすくなり、長いと弓は動きにくくなります。細かいエイミングしたい方は弓が動かしやすいセッティングを好むのでロッドは短いものを、安定してエイミングをしたい方は弓が動かない方を好むのでロッドは長いものを選択することが多いです(重心位置との関係があるのでロッドの長さだけの話ではないですが)。

    別の視点では、風との関係で長いロッドは屋外では不利とされています。

    または、軽い弓を求めているのであれば長いロッドのほうがより少ないウェイトで同様の挙動を獲得できやすいので良いかもしれません。

    他にもいろいろとケースがあると思います。どのようなロッドの長さが有利かは人それぞれです。

    >弓を引きこなす筋力があればの話ですが長いロッドにたくさんのウェイトをつける方が良いのでしょうか?

    筋力が十分にあれば、ウェイトは多いほうが良いです。ただこれは弓本体の重さが重いとよいというよりも、リムのポンドは引きこなせる範囲で出来るだけ高いほうが良いとされているので、高ポンドで弓の挙動を安定させるために弓本体の重さが必要とされた結果かと思います。

  3. 記事に関係ない質問失礼致します。

    BCY-Xの緑色はどのような色なのか写真等撮影する事が可能でしたら教えて頂きたいです。
    よろしくお願い致します。

  4. 記事には関係ない質問ですが、羽を張るときに使用する接着剤で、瞬間接着タイプは取り扱わないのでしょうか?

  5. コンパウンド用のスタビライザーをリカーブで使用するメリット、デメリットはなんでしょうか。

  6. アーチェリーメーカー用のもので需要があれば取り扱いますが、売ってほしいという要望がないので取り扱いしていません。

    瞬間接着で羽根をつけたいのであれば、市販のもので十分(むしろ市販の大手メーカー方が性能がいいと聞きます)です。市販のものの場合私たちから買うよりもアマゾン・ホームセンターとかで買ったほうが安いと思います。

    アメリカのトップアーチャーのレオ・ワイルド選手はロックタイト(ウルトラゲルタイプ)を採用しています。

    http://www.loctiteproducts.com/p/sg_ug_cntrl/overview/Loctite-Super-Glue-ULTRA-Gel-Control.htm

  7. スタビライザーがリカーブ用か、コンパウンド用かは基本的には使用されるウェイトが大量の装着に耐える5/16タイプか、1/4タイプかで分けています。

    お客様の希望されるセッティングにコンパウンド用のものが合うとお考えであれば、デメリットはウェイトを買い替えなきゃいけないことくらいでしょう。ただ、お客さまの使用されているポンドが非常に低い場合には振動が逆に増える可能性があります。

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