まだ入荷していませんが、ゴールドチップ新作シャフトPierce(ピアース)が、さっそく世界戦でメダルを獲得し、実績あるシャフトとなりました。先週末のワールドカップ2016アンタルヤでPierceを使用するドマゴイ(Domagoj Buden)選手がブロンズメダルマッチでシュロッサー選手に勝ち、145対143でメダルを獲得しました。
日本ではイーストンとイーストンしか売らない契約を結んでいるショップが多いので、イーストンしか売らないショップが存在していますが、海外ではメジャーなブランドだけでも10以上はあります。シャフトの種類も膨大にあります。
ただ、WAの世界大会でメダルを獲得しているシャフトとなるとその数はかなり限られています。現行品で自分が把握している限りでは、
(アウトドアターゲット)
イーストン ACE / X10 / X10プロツアー
カーボンエクスプレス Nano Pro / Nano Xtreme / Nano XR
ゴールドチップ Ultra Light Pro / new Pierce Platinum
10以上のブランド、恐らく100種類以上あるシャフトの中で、世界大会で実績があるのはわずか、そこに新しくPierceが加わりました!!おめでとうございます。そして、この8種類のシャフトの中でも最も安いのがこのシャフトです。リカーブでも使用していただけます。入荷が楽しみです。多分7月末です。
ちなみに上の写真を見ると、どうやら彼はシャフトを2つの方向から使い分けているようです…なぜでしょう。機会があったら聞いてみます。
山口 諒
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男子団体で優勝したアメリカの、ディートン選手も使用していませんでしたか?
同じような白いロゴのように見えましたが。
コメントありがとうございます。私の方で確認が漏れていたようです。試合の動画で確認しましたが、ピアースを使っていますね。一気に2個のメダルですね。
情報提供ありがとうございました。
もう一人オーストラリアのミッチェル、ブロスナンがペーターエルジンガと対戦しているのに使っています。
確認しました。世界ランキング50位のMichael Brosnan選手ですね。今年からゴールドチップを使い始めたようで、フェイスブックのページでほめてましたね。
https://www.facebook.com/michael.brosnan.98
フォローしていない選手だったので、これからはチェックしてみたいと思います。ありがとうございました。
記事にはリカーブでも使用いただけるといたような記述がありますが、どのような点で使えると言った判断なのでしょうか。
実際コンパウンドの矢とリカーブの矢に求められている設計はどのような点が異なるのでしょうか。
>記事にはリカーブでも使用いただけるといたような記述がありますが、どのような点で使えると言った判断なのでしょうか。
実際はメーカーにそう言われて鵜呑みにしただけなのですが、問題はないと思います。
>実際コンパウンドの矢とリカーブの矢に求められている設計はどのような点が異なるのでしょうか。
リリース時のパラドックスと、パワー(ft-lbs単位)が違います。
アウトドアターゲットでいえば、パラドックスに対しては、イーストンのX10ようにノック側を細くしたり、Nano Extremeのようにノック側を柔らかくするなどの設計を施すことがされていて、世界大会での実績があるのはほぼそのタイプのシャフトです。
コンパウンドではノック側はストレートのほうがよりダイレクトにパワーが矢に伝わるのでこの部分はストレートが多いです。
ただ、求められている設計は生産コストが高いので、Pierceのような(イーストンでいえばACCとほぼ同じ)価格帯のシャフトではコンパウンドとリカーブを分けないことが多いです。