この記事は2016年1月11日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

【ATA2016】ボーニングの2016年新設計、ショートイアーノック

スムーズリリースピンノックとバイターノック (2)以前にボーニング(Bohning)の2016年の新しいベインについて記事にしましたが、ATAのブースで新しいノックについての紹介を受けました。

スムーズリリースピンノックとバイターノック (3)
Lサイズのノックですので基本的にはコンパウンド用です。スムーズリリースピンノック(Smooth release pin nock)の特徴は名前の通り、素早いリリースを実現するために、ノックの後方(ノックイアー=ノックの耳)を最小限まで短くすることで、弦からノックが離れるときのクリアランスの時間を短くしています。写真はバイターのピンノック(ハンター)との比較ですが、バイターの”耳”が4.5mmであるのに対して、このノックでは1.5mmしかない設計になっています。

この部分のクリアランスに問題を抱えているアーチャーは多くないと思いますが、ミスショットなどで弦がイレギュラーな動きをした時には、より確実なノックのクリアランスを得るためのアドバンテージになると思います。ただ、硬い素材を使用しているので、ノックの重さは軽くなく5グレイン。

スムーズリリースピンノックボーニングのノックは色が非常に多いので、全色は在庫できませんが、いくつかの色では在庫して取扱いしていく予定です。2月の末入荷予定です。

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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