この記事は2015年6月17日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

FUSEのカーボンXテーパーが入荷しました。

fuse_carbon_x_taper3月に詳細が発表されたFUSEのカーボンXシリーズがついに入荷しました。リカーブ向けに開発されたカーボン-X-スリムとコンパウンド向けのカーボン-X-テーパーの両方入荷していますが、今週末の全日本社会人ターゲット選手権を控え、スリムをレビューする時間がないので、本日はXテーパーの方だけです。

FUSEカーボンXテーパー
カーボンXシリーズではセンターロッドのみリカーブ用とコンパウンド用があり、サイドとエクステンダーロッドは共通です。サイドロッドは5/16と1/4ねじの両方が装着できるようになっています。Xテーパーの場合、根本側が太くなっており直径が23mm、先端側は細くなっており、16mmに設定されています。16mmというのはスタビライザーの中でもかなり細いほうです。

Schloesser_carbon_x_taper_tuningこのスタビライザーの最大の剛性をファインチューニングできることです。ディンプルの向きを変更することで剛性を変えることができ、最も剛性の高いディンプルがサイドにある状態(ロゴが上下にある状態)に対して、ディンプルを上下にある位置(ロゴがサイド)に変更することで剛性が23%減少します。

上の写真はこのスタビライザーを使ってインドアで満点の600点を射ったシュロッサー選手ですが、左のベガスシュート(ワールドカップインドアファイナル)の時にはロゴを上下、つまり剛性が最大になる一でスタビライザーをチューニングしていますが、先日行われたワールドカップ・ステージ2では、写真や動画で確認する限り、最も剛性が低い位置から20度(20/90度)ほどロッドを傾けて使用していることが確認できると思います。

ロッドの剛性が変化することはエイミングのフィーリングと飛び出し・振動吸収性に影響を与えます。一般的には剛性があるものが望ましいとされていますが、柔らかいもの(バイターのスタビライザーなど)が好きな選手(Sergio PAGNI選手など)もいます。これを1つのロッドで調整できるというのはかなり面白い発想です。

ただし、剛性を最大になるようにセットしても、テーパーロッドは独特の感覚があり、やはり先端に振動を集めることで働くシステムですので、弓全体にソリッド感を求める方には少し合わないかもしれません。逆にダンパーなどを使用することに全く違和感を感じない方にはお勧めできます。

このスタビライザーは面白いです。ぜひ、試していただきたいです。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

8 thoughts on “FUSEのカーボンXテーパーが入荷しました。

  1. リカーブ用品のネタがほとんど無い。リカーブアーチャーのスタッフにもブログ書いてもらってください。

  2. 一応今後の記事としては、Xスリムのレビューがあり、月曜日に入荷するXスリムVバーととも書く予定です。

    また、Myboの取り扱いを始める予定です。現行モデルでは数少ないマグネシウムハンドルが来週テスト入荷予定です。
    http://www.ilovemybo.com/rio-recurve-riser.html
    http://archerreports.org/?p=8634

    >リカーブ用品のネタがほとんど無い。

    どんなネタを希望されますか? リクエストがあれば考えてみます。

    >リカーブアーチャーのスタッフにもブログ書いてもらってください。

    6-7月は取引先への新人用の一式セットを納品するピークです。こちらのご希望は難しいです。

  3. こういうものは面白いことやものがあった時に書くのでいいと思います。
    無理やりネタを引き出してきても、いつかつまらなくなるだけでは?

  4. >こういうものは面白いことやものがあった時に書くのでいいと思います。
    >無理やりネタを引き出してきても、いつかつまらなくなるだけでは?

    ネタはなくはないのですが、本業が忙しいとなかなか更新ができなくなります。
    頑張ります!

  5. >以下のURLからFUSEのカタログを見ようと思ったところURLが見つからないと表示されました。修正よろしくお願いします。

    こちらで確認できた事象としては、2015年カタログのリンクを押しているのに、2014年のカタログが表示されるというものでした。
    修正しました。ご指摘ありがとうございます。

  6. 修正ありがとうございました。こちらでは2014年カタログも表示されませんでした。修正された今となってはどうでもいいのですが…
    また、質問なのですが2015年カタログになぜカーボンXシリーズが掲載されていないのでしょうか。よろしくお願いします。

  7. >また、質問なのですが2015年カタログになぜカーボンXシリーズが掲載されていないのでしょうか。よろしくお願いします。

    FUSEの2015年ラインの発表が2014年11月で、カーボンXシリーズが発表されたのは2015年1月、出荷が始まったのは2015年6月という時系列ですので、「間に合わなかった」ということかと思います。
    4か月後の2015年11月にはもう2016年のカタログが出るので、それに加えればいいということでしょうか(そもそもまだ全サイズ出荷されていないし…)。

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