この記事は2023年3月15日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

Eine lange Vergangenheit, doch nur eine kurze Geschichte. – 歴史編. これから

心理学同様にアーチェリーも「過去は長いが、歴史は短い」のではないだろうか。

アーチェリーをはじめ23年、アーチェリーを仕事として18年経ちます。それなりにはプロフェッショナルだと自負していますが、アーチェリーの歴史についてはいくつかの疑問があり、どこかのタイミングで取り組みたいと考えていましたが、日々の業務があり進まなかったところ、コロナと急激な円安がきっかりとなりました。

・なぜ洋弓と訳されたのか

・弓術はスポーツとしていつから行われているのか

・なぜロングボウはイギリスで生まれたのか

・なぜ、長距離派と短距離派が存在していたのか

・どのように今の競技形式になったのか

これの自分の疑問に対する答えが今回の一連の記事となります。自分としてはすべての疑問を解決できたと思います。

*記事の中で不明な点、納得いかない部分があれば、いつでもコメントください。

ただ、研究を進めるなか、新しい疑問が生まれてしまいます。それは「弓術はいつ生まれたのか」ということです。

進化論を信じれば人間は動物から進化してきました。動物というのは学びはしますが、訓練はしません。最近、ネズミがいないので、それらを狩る技術を子猫が習得できないという記事を見ましたが、私の理解では、動物は狩りを習得はしますが、習得後して練度を上げていく行為はしません。

人間でも歴史編2で取り上げたように、弓術を習得後、訓練はせずに、獲物がとれるかは神と意志とする文化があります。しかし、現在ではアーチャーは繰り返し練習を習得します。

動物から進化して人間はどこかのタイミングで、弓を引くだけではなく、その技術を日々高めるために訓練をするようになったはずで、それは弓術の誕生した日です。いつか、その時期を捉えられるよう、今後も精進していきたいと思います。

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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

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