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私の業務が主に海外とのやり取りなので、時差の関係で、午後から仕事をするのですが、早起きしました! 先日のボウガン規制に関する具体的なことについて聞いてきました。
回答は 警視庁 生活環境課 銃砲刀剣類対策係 にいただきました。
上記の記事に続きです。今後、政令で施工について定めるとのことですが、具体的にはまだ何も決まっていないそうです。ただ、更新先は教えていただけました。具体的なことが決まり次第、下記のリンク先に情報が掲載されるとのことです。
また、すでに決まっていることとしては、最寄りの警察署等での無料回収が始まっているとのことです。自分で処分するときには基本的には粗大ごみとなりますが、現状、排出から回収までに時間差があり、粗大ごみとして出したクロスボウが、第三者に持っていかれては行けないので、粗大ごみとしてではなく、無償で回収するので、警察に持ち込んでほしいとのことでした。
警察におけるクロスボウの引取りの実施要領について (PDF)
以上、現状でき決まっていることです。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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クロスボウが禁止されて嬉しそうですね。
脅かす訳ではありませんけど、次はアーチェリーの番ですよ。
参院内閣委員会では立憲民主の議員が「和弓やアーチェリーも同じ威力なのになんで規制しないんだ」と質問されて、国家公安委員長が「今後凶悪事件に使われるようになったら規制を検討する」と答えてくれました。
TwitterやYouTubeを見ているとクロスボウ禁止を受けて代わりにコンパウンドボウを持つ人が増えていますし、庭で撃って隣の家を誤射する、公園で撃つなど危険なことしている人も見受けられます。
そう遠くない内に殺傷事件にも使われるでしょう。
私はクロスボウの所持許可を取ると共に猟銃の所持も目指すことにしました。
弊社は競技用のアーチェリー用品を取り扱うプロショップです。ですので、私達にとってクロスボウが禁止されたという認識はありません。
禁止されたのは動物を殺傷する目的で製造されているハンティング用のクロスボウと、1-3万円台のレジャー用でありながらゼロ距離なら殺傷能力のあるおもちゃです。
競技用のものは所持可能です。もちろん、所持するために、煩雑な手続きが必要になってしまいましたが、それで社会が安全になるなら当然でしょう。
今後も例えば、下記のメーカーの競技用モデルは(条件付きで)競技で使用・所持可能です。法律をご確認し、合法のものを検討してください。
Arbalete Lbg
http://www.arbaletelbg.com/arbaletes-1.html
具体的な手続きは決まっていないようなので、またお知らせします。
>脅かす訳ではありませんけど、次はアーチェリーの番ですよ。
>そう遠くない内に殺傷事件にも使われるでしょう。
はい、今後規制されていない洋弓・和弓によって、一般市民の生活の安全が脅かされる事態になったとき、規制されるのは当然です。現状でも国内で競技団体・プロショップによる自主規制はできるかもしれませんが、海外から簡単にハンティングモデルを個人輸入できる現状においては、むしろ法律(税関)による規制がないと、意味がないです。それを望みます。