この記事は2017年5月21日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

極細スタビライザーがついにトップ選手のトレンドに。

2010年のアバンシー(16mm)など、これまでもスリムなスタビライザーはありましたが、2017年のワールドカップ上海から一気に使用選手が増えました。メーカーもこれに対応して、多くのブランドが登場し、間違いなくこれからのトレンドになりそうです。

下記は今回のワールドカップのトーナメントで見かけたスリムタイプのスタビライザーです。

2015年 FUSE カーボンXスリム(16mm)
2015年 Doinker HERO (14.5mm)
2016年(多分) RamRods Classic Carbon(12.7mm)
2017年 Arc Systeme Gravity(15mm)
2017年 Fivics フェニックス 1500D(15.5mm)
2017年 MK KOREA MK-XR(不明)
2017年 Doinker ESTREMO (16mm)

スリムロッドは他にも多くの種類がありますが、今回の世界戦で使用されたスタビライザーだけでもこれだけのものがありました。2017年の世界選手権に向けて、この傾向が拡大していくのか注目です。

*細かい定義はありませんが、私としては現状の各メーカーのラインナップを見ると、16mm(約0.6インチ)以下が細いスダライザー、22mm(約0.875インチ)以上が太いスタビライザーといったところで理解しています。

**今回のワールドカップのリカーブベスト4で最も使用されたスタビライザーはHMC+(3名)で、直径は20.5mmです。

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

2 thoughts on “極細スタビライザーがついにトップ選手のトレンドに。

  1. WIAWIS21のセンターは4分の1と16分の5で変換できるそうですが、Aボムなどの2つのサイズがあるダンパーの場合、どのような変化があるでしょうか?

  2. 最近の流行でリカーブでもウェイトに長さを持たせないというものがありますので、5/16のAボムであれば、その先端にも5/16のディスクタイプのウェイトが使用できます。

    1/4ダンパーの方はお客様がこれまで購入してきた1/4ウェイトがそのまま装着できるのがメリットでしょうか。

    どちらのほうが弓がおとなしくなるかに関しては、セッティング次第となります。

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