この記事は2017年5月14日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

カーボンエクスプレス(CX)の2017新シャフトを紹介します。

カーボンエクスプレス(CX)の新シャフトの出荷が始まったので、紹介させていただきます。コンパウンドの最上位モデルだったNano PROは生産が終了し、Nano PRO RZ(Red Zone)として生まれ変わります。スペックとしては、多少、1-2%太くなり、2%程度重くなります。

Nano PRO RZも複合スパインシャフトですが、その作り方(設計)がかわり、ハンティング用シャフトで実績のあるレッドゾーン技術が搭載されます。それによって、ハンティングシャフト同様に重いポイントを使用しても、より早くに矢飛びが安定し、きれいな矢飛びを提供するとのことで、標準ポイントもNano Proよりも10gr重いものが用意されています。

取り寄せで取り扱いします。

もう一つののNano.166は高品質の素材を使用した細めのシャフトです。販売価格で1万円前半で24トンカーボンを使用しているシャフトはないと思います(すべてのメーカーが公表しているわけではないので断定はできませんが)。

ただ、その分、真直度は0.006″となっており、販売するとしたら、ほぼ同じ価格となるカーボンワン(0.003″)と比較されると、あまり優位性はないように感じます。なので、取り扱いは当分しないこととします。

最後は、リカーブアーチャー向けに開発された大口径のオールカーボンシャフトです。なかなか、ないアイデアのように思いますが、インドアシーズンまでは半年以上あるので、当分在庫はしない予定です。

以上、よろしくお願いします。

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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