昨日より、ワールドカップのステージ2が始まりました。上の3枚の写真を見て何が新兵器かわかりますか?
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答えは、シューティンググラスメーカーPillaの新技術 デッドセンタークロマシフトを搭載した35DCというレンズです。
4月に発表されましたが、ディーラー向けの出荷はまだしてくれていないのですが…涙…プロシューターたちには、このステージから配布されたようです(ステージ1でただのレンズをゴムで頭に固定するマスクバージョンは使用選手有り)。
その機能は、既存のPillaのレンズの機能に加え、色彩を強調するだけではなく、光を青のレンズを通すことによって、赤を黒にしてしまうというものです。
服を選ぶときに、白を着ると太って、黒を着ると細く見えるという話を聞いたことがある方がいると思いますが、黒は色調が暗いために、実際より縮んで小さく錯覚される収縮色と呼ばれる色の代表格です。黄色の周りの黒(赤)が収縮して見えることで、より黄色が大きく見えるというわけです。それによって狙いやすくなります。もちろん、これは錯覚で実際の黄色の大きさは変わりませんが、心理的な効果は大きいです。
…早く届かないかな。。。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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