この記事は2013年5月18日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

ついにコンプリート!!! より精進します。

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本日、家に戻るとそこにはアメリカから届いた小包が二つ…。

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つ、ついに…中身は「Legend of the archery」という、1992年に企画された、これまでのアーチェリーの本をすべてまとめて復刻しようと企画されたシリーズ。図書館で3年間かけて少しずつ雑誌アーチェリーのバックナンバーをほぼすべて読みましたが、これのアメリカ・イギリス版です。
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1. “Archery,” by Longman and Walrond;
2. “A Study of Bows and Arrows,” by Saxton Pope;
3. “The Witchery of Archery,” by Maurice Thompson;
4. “Target Archery: With a History of the Sport in America,” by Robert Elmer;
5. “Archery, the Technical Side,” by Hickman, Nagler and Klopsteg;
6. “Toxophilus,” by Roger Ascham and “Archery, its Theory and Practice,” by Horace Ford;
7. “Turkish Archery,” by Paul Klopsteg and “Modern Methods in Archery,” by Reichart and Keasy;
8. “Book of the Longbow,” by Robert Elmer;
9. “Hunting the Hard Way,” by Howard Hill;
10. “Wild Adventure,” by Howard Hill;
11. “Archery,” by Robert Elmer;
12. “Hunting With the Bow and Arrow,” by Saxton Pope;
13. ” American Archery,” by Robert Elmer;
14. “Fred Bear’s Field Notes,” by Fred Bear;
15. “The Archers Craft,” by Adrian Hodgkin;
16. “The Book of Archery,” by George Hansard,
17. “Sagittarius, ” by Bob Swinehart;
18. “The Complete Book of the Bow and Arrow,” by Howard Gillelan;
19. “Ishi in Two Worlds,” by Kroeber;
20. “A Bibliography of Archery,” by Lake and Wright;
21. “The Grey Goose Wing,” by E.G. Heath;
22. “The Adventurous Bowmen,” by Saxton Pope;
(アメリカ初のアーチェリー雑誌)
23. “Ye Sylvan Archer, Vol. 1”
24. “Ye Sylvan Archer, Vol. 2”
25. “Ye Sylvan Archer, Vol. 3”
26. “Ye Sylvan Archer, Vol. 4”
27. “Ye Sylvan Archer, Vol. 5”
28. “Ye Sylvan Archer, Vol. 6”
29. “Ye Sylvan Archer, Vol. 7”
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全部で29冊もありますが、ここに欧米社会でのアーチェリーの歴史のすべてが記録されています。なかには、すでに持っている本(半分くらいは著作権が消滅しているのでいろいろな出版社で出ています)や、翻訳済みのホレース・フォード氏の本も含まれていますが…-本日、シリーズをコンプリートしました!!
1250部限定のもので、1153コピー目でした。大人買いしちゃいました☆
何年かかるか見当もつきませんが、必ずや全部読んで(1500年代のアーチェリー本は
英語の文法が古過ぎて読める気がしませんが)、勉強し、精進します。
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まずは読み終わらないアーチェリー競技初(1972年)のメダリスト、ジョン・ウィリアムスの著書を読破しなくては…サイドアンカーの位置は今とはだいぶ違う場所(上の写真)でした。35年前の本です。


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

8 thoughts on “ついにコンプリート!!! より精進します。

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    これは”サイドアンカー”ではなく”ハイアンカー”ではないでしょうか。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    今ではハイアンカーに分類されるかもしれないですね。
    写真の説明文は「フルドロー ウィズ サイドアンカー」ですので、当時ではサイドアンカーに分類されていたのでしょう。
    > これは”サイドアンカー”ではなく”ハイアンカー”ではないでしょうか。

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
     リムのポンドアップを考えています。同時に長さもSサイズからⅯサイズにする予定なのですが、表示ポンドをいくつにしようか迷っています。EXプライムMサイズ表示44ポンド及び46ポンドで矢尺が28インチのとき、調整範囲はおおよそ何ポンドから何ポンドでしょうか。ハンドルはMKX10です。希望としては42ポンドから44ポンドあたりで調整できると助かります。
     よろしくお願いします。

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    引き尺が28インチのとき、出るポンドが表示ポンドです。ですので、お客様の引き尺が28であれば、M42で表製範囲が42ポンドから44ポンドあたりになります。誤差は1ポンド前後です。
    お客様の指定するポンドが決まっている場合、事前にハンドルをお預けいただければ、ポンドがあうリムを在庫から探して納品することも可能です。ただ、この場合は在庫品の限りますので、M46ではできませんが、お客様の指定する条件であれば、42ポンドより少し強めに出ているM42ポンドのリムでよいのではないかと思います。
    >  リムのポンドアップを考えています。同時に長さもSサイズからⅯサイズにする予定なのですが、表示ポンドをいくつにしようか迷っています。EXプライムMサイズ表示44ポンド及び46ポンドで矢尺が28インチのとき、調整範囲はおおよそ何ポンドから何ポンドでしょうか。ハンドルはMKX10です。希望としては42ポンドから44ポンドあたりで調整できると助かります。
    >
    >  よろしくお願いします。

  5. SECRET: 0
    PASS: ba34e82de60b7154b9af8a1288d2bfd9
    最近、アルミ矢からカーボン矢への買い替えを検討しています。
    弓は部から借りているnexus + 900cx(s-42)で引き尺が26.5インチ程度です。
    矢をいきなりACEにするか、それとも半年程度カーボンワンを挟もうか悩んでいます。
    そこでカーボンワンの特徴(耐久性・グルーピング・ミスの拾いやすさ・寿命など)
    を教えていただければと思います

  6. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ACEにするか、カーボンワンにするかで悩んでいるとのことですが、差し迫った試合で点数を出さなければいけないものがないようでしたら、いったんカーボンワンを挟むことをお勧めします。
    一番の理由はカーボン矢に慣れることです。練習環境にもよりますが、アルミ矢からカーボン矢にしたとき、サイトや矢飛びの違いから、最初の1か月のうちに2~3本壊してしまう人が多いです。ACE4本分の値段でカーボンワンを1ダース購入できますので、カーボンワンを挟む方がよいではないかと思います。その方がトータルでは安くつくケースが多いです。
    カーボンワンの性能ですが、劣化が早いことが知られています。X10などは1年たっぷり練習しても性能が大きく変化しませんが、頻繁に練習するアーチャーでカーボンワンの同一セットが2年以上持つことはあまりないように思います。新品時の性能は決して悪くありません。価格は安いので、コストパフォーマンスが悪いということはありませんが、劣化が早いのが問題だと思います。
    グルーピングの点では、シャフトの精度はよくありません。シャフトの性能ではなく、当たりはずれがあるという意味です。ACEとは、重さで倍、まっすぐさで約50%(参考値)精度がよくないので、ACEで12本買うと、1~3本くらいははずれの矢があったりしますが、カーボンワンの場合は、3~4本程度ははずれの矢が存在する可能性があります。
    > 最近、アルミ矢からカーボン矢への買い替えを検討しています。
    >
    > 弓は部から借りているnexus + 900cx(s-42)で引き尺が26.5インチ程度です。
    > 矢をいきなりACEにするか、それとも半年程度カーボンワンを挟もうか悩んでいます。
    >
    > そこでカーボンワンの特徴(耐久性・グルーピング・ミスの拾いやすさ・寿命など)
    > を教えていただければと思います

  7. SECRET: 0
    PASS: fd86b1690d9947ce9b79c780cdbdb1d3
    最近あまり見なくなったガラス戸付き書棚に入れておくような本ですよね。装丁も昔の百科事典みたいですし。万が一、No.1153を古書店で見かけたりしたら、「ああ、裏の人はアーチェリーを離れたんだな」と思うことにします。
    Toxophilusの頃の英語は、今とそんなに違いません。シェークスピアよりちょっと古い位、日本でいえばお伽草紙の頃ですから、当時の流行だった七面倒くさい言い回しにさえ慣れてしまえば結構読めますです。狂言風の擬古文で訳出されたら面白そうです。
    フレッド・ベアの本はぜひ読みたいのですが、古書が随分高いからなあ。(円安のバカァ)

  8. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    装丁はものすごくしっかりとしていて、小口(切断面)には金箔が貼られています。天金という装丁だそうですが、まさに「コレクション」といった感じの本です。
    >万が一、No.1153を古書店で見かけたりしたら、「ああ、裏の人はアーチェリーを離れたんだな」と思うことにします。
    売れますかね…国内には市場がないので、売るときはebayにしますw
    >当時の流行だった七面倒くさい言い回しにさえ慣れてしまえば結構読めますです。狂言風の擬古文で訳出され>たら面白そうです。
    どこまで行っても、ピリオドが見つからず、文書が長く、特に悪口は悪口とわからないようにわざととしか思えないくらいに回りくどい表現になっています。文学としての価値はわかりませんが、資料として読んでいるので、もう少しわかりやすく…と思ってしまいます。
    > フレッド・ベアの本はぜひ読みたいのですが、古書が随分高いからなあ。(円安のバカァ)
    彼の著書はかなり売れているので、見つけるのは簡単ですが、日本までの送料も考えると確かに高いですね…。
    > 最近あまり見なくなったガラス戸付き書棚に入れておくような本ですよね。装丁も昔の百科事典みたいですし。万が一、No.1153を古書店で見かけたりしたら、「ああ、裏の人はアーチェリーを離れたんだな」と思うことにします。
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    > Toxophilusの頃の英語は、今とそんなに違いません。シェークスピアよりちょっと古い位、日本でいえばお伽草紙の頃ですから、当時の流行だった七面倒くさい言い回しにさえ慣れてしまえば結構読めますです。狂言風の擬古文で訳出されたら面白そうです。
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    > フレッド・ベアの本はぜひ読みたいのですが、古書が随分高いからなあ。(円安のバカァ)

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