↑アメリカ特許番号 US8365712 B2 / 2013年2月5日公開
ちょっとUSA ARCHERYの編集作業につかれたので、アーチェリー業界のエンジニアさん達が最近何をしているのか検索していたら、面白いものを見つけました。
詳しい知りたい方はアメリカ特許庁のホームページを見ていただくとして、簡単に説明すると、現在のFormulaリムはロッドを取り付けるための穴が開いていますが、そのブッシングをそのままリムにつけるのではなく、その間にダンパー(この特許の参照先にSIMSの特許があるのでたぶんリムセーバーのようなゴム)を入れるというアイデアです。
「リム→ブッシング→ロッド」だったのが、「リム→ゴムダンパー(FIG10・11)→ブッシング→ロッド」になって、さらに振動吸収性能が向上するという素晴らしいアイデア。
特許なので、ただのアイデアで実際の技術として完成しているわけではないと思いますが、HOYTの2014年のラインナップで実現したら面白いですね。
US 8,365,712 B2 Limb connection apparatus for archery bows
Assigned to Hoyt Archery, Inc., Salt Lake City, Utah (US)
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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質問なのですがBeiter のプランジャーで21-27mmが必要なハンドルはINNOMAXのみでHPXは17-23mmで問題無いのでしょうか?
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INNO MAX(17.6mm)は21-27が必要です。INNO CXT(15.8mm)はどちらでも行けますが、セッティングによっては、21-27がいい場合があります。
HPXは14.9mmです。17-23mmがよいかと思います。
> 質問なのですがBeiter のプランジャーで21-27mmが必要なハンドルはINNOMAXのみでHPXは17-23mmで問題無いのでしょうか?
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丁寧な解答ありがとうございました
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ところで、チップ側につくFig11(81)部品の溝は、ストリングを受ける部分なんでしょうか?昔あった(今もあるのか?)パワーダンパーを思い出しました。ただ、このホイト特許だと、ブッシングまで付けて相当重そうに見えるのが不思議です。
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どうなんでしょうか。特許としてはできるだけ広範囲のものの方が都合がいいので、入れてみた程度かもしれません。
リムチップ側にダンパーとブッシングを内蔵するのは無理があるような気もしますが、リムボルト側、現状のブッシングだけから、ダンパー入りブッシング(マシューズのハーモニックダンパーのようなイメージでしょうか)になる日は近いような気もします。楽しみです。
> ところで、チップ側につくFig11(81)部品の溝は、ストリングを受ける部分なんでしょうか?昔あった(今もあるのか?)パワーダンパーを思い出しました。ただ、このホイト特許だと、ブッシングまで付けて相当重そうに見えるのが不思議です。