
ウィンの2021年の新しいハンドルとリムについて紹介しましたが、そのほかにもいくつかあります。スタビライザーとしてはACS-ELが発表されました。ELはエクストラ・ライトでしょうか、こちらはハンドルと違い価格が届いていないので何とも言えませんが、ACS-15とほぼ同じ構造の軽量バージョン(28インチで40gほど)です。ACS15はなかなか良いスタビライザーなので、価格が高くなければ、軽いロッド好きにお勧めできるかと思います。
新しいボウスタンドも発表されましたが、多分高いので取り扱いの予定はないです。NS-Gリムは2020年はフォームのみでしたが、ウッドが追加されます。INNO CXTハンドルのチューニングパーツが近年採用されているリムが抜けにくい安全性の高いものに変更され、グリップも4番から7番に統一されました。



ひと昔は5番が標準でしたが、完全に7番に移行となります。互換性はあるので、現行のモデルの方は7番に変更すれば、2021年モデルと同じグリップとなります。ただ、7番グリップは弊社では現在在庫切れで再入荷には1か月ほどかかる見込みです。

WIN&WINの2021年はこんな感じだと思います。次はFIVICSの発表ですかね。ロゴが変更されました。楽しみです。
WIN&WIN アーチェリー 2021 カタログ(英語・PDF 20MB )
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Ryo
山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

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コンパウンドにはスタビライザーセッティングとして、ニュートラルな「バランス型」と、あえてアンバランスにした「飛び出し重視型」の違いがあるようですが、リカーブの場合はどうなのでしょうか?
リカーブのハンドルが非対称でサイトの重みなどが片側に偏っているので、左右バランスをとる場合、反対側を重くしたりする必要があるのでしょうか?
>リカーブのハンドルが非対称でサイトの重みなどが片側に偏っているので、左右バランスをとる場合、反対側を重くしたりする必要があるのでしょうか?
そういう考えもありますが、必要があるというレベルではありません。コンパウンドとの違いは、サイトピンに水平器を装着することがルールで禁止されているので、厳密に弓を水平にするメリットがないです。さらに(多くの)コンパウンドのようにグリップが左右対称ではないので、左右のバランスだけではなく、左右非対称のグリップとその押し方も弓の水平に影響を与えるので、重心だけで調整しても、それがそのまま結果として出ません。
ACS-ELの入荷予定はありますでしょうか?また販売価格はおいくらでしょうか?
取扱はしますが、現状価格・入荷見込み共に情報がありません。入ってくるとしても2月以降になると思います。