この記事は2014年2月2日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

トップセーバーとCEX2000スタビライザー

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お客様が帰られたというので大久保店でテストを行ってきました。CEX2000の測定もまだだったので、4つのパターンで測定しました。

ケース1.テストボウ & HMC+
ケース2.テストボウ & CEX2000
ケース3.テストボウ & HMC+ & トップセーバー A(フェイス側)
ケース4.テストボウ & HMC+ & トップセーバーA & B(バック側)

の4つです。

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写真左側がAのフェイス側、右がBのバック側です。AとBはセットで販売されますが、どちらかのみの使用でも問題ありません。重さはAが5g(77gr)、Bが6g(92gr)です。

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一応こんな感じで結果を得られました。視覚化したグラフ見ても何もわからないんですけどね…。このデータの一つ一つの点を数字としてエクセルファイル(CSV)に書き出して評価をします。やり方はいつも通りです。

いつもと違う点は今回はリムにシールを貼る必要があったので、展示品ではなく、自分の私物のリムで評価をしました。サミック・エクストリームM44ポンドです。

hmc&cex2000
ノイズを処理したデータは下記のようになりました。HMC+は最初のショックが小さく、最も大きいのはCEX2000です。そのかわりにCEX2000はすぐに衝撃を吸収・減衰させますが、HMC+は振動が残ります。HMC+を100とした時の他の数字は下記の通りです。

テストボウ & HMC+ : 振動 100 振動時間 100
テストボウ & CEX2000 : 振動 84 振動時間 75
テストボウ & HMC+ & トップセーバー A(フェイス側) : 振動95 振動時間 80
テストボウ & HMC+ & トップセーバーA & B(バック側) : 振動 94 振動時間 76

また、リムにダンパーを付けた時の矢速についてですが、

リム単体 : 217.5fps
トップセーバー A : 216.7fps(0.4%・0.9fps減)
トップセーバーA & B : 215.9fps(0.7%・1.6fps減)

となりました。

以上の結果を踏まえて、トップセーバーを装着することで矢速が下がり、振動吸収性が向上することが確認できました。特性としては、Aのみを装着することで矢速の低下をわずかに抑えることができ、振動を5%減らすことができます。さらに、Bも装着することで、弓が安定するまでの時間を20%以上短くすることができますが、リムに計22gの重りが装着されるので、矢速は約1%低下します。

個人的にはAのみの装着で十分かなと思います。0.4%の矢速の減少はシューティングに大きな影響は与えないと思います。Bダンパーは重い割に大きな働きをしているようには思えませんでした。

トップセーバーは商品の特性を踏まえてご使用ください。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、その後コンパウンドに転向。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

8 thoughts on “トップセーバーとCEX2000スタビライザー

  1. I don’t think so.

    You should check new WORLD ARCHERY CONSTITUTION AND RULES about “Limb Vibration Dampening Device”

    http://archery-shop.jp/catalog_CP/Bk3_Art.11.1_Limb_Vibration_Dampening_Device.pdf

    World Archery Technical Committee said;

    “The only stipulation is that the bowstring of the bow may not touch the dampening device
    or devices when the bow is at its static resting brace height. That is, when the bow is
    strung, but not being shot, the bowstring may not be in contact with the dampening
    device/s at brace height.”

    If the string does not touch damper at brace, this device is legal.

  2. Wrong. This device touches the string when the string is at brace height, the rule is very clear that it cannot touch before drawing and shooting, you would have to put it several cm below the string groove to be legal.

  3. Wrong?? I think you missed the point 🙁

    >If the string does not touch damper at brace, this device is legal.

    I wrote it in my last comment, I think your opinion is same as my opinion.

  4. OK let’s be more clear. My point is, the device is designed to be placed in contact with the string at brace height, as shown in your own top photo. But, it is not legal when used that way.

    I hope that is more clear.

  5. I understand what you want to say. you don’t understand what it says in Japanese, so you’re guessing it. You are taking quite a lot of part wrong, but this article is meat to be written for the customers in Japan. To provide you the best answer, it will the best write the article in English, but unfortunately, we don’t have that much time for that.

    I am sorry that I have made you misunderstand, but this site is running in Japanese, so please understand it. I cannot support you fully even though you cannot understand it.

    >My point is, the device is designed to be placed in contact with the string at brace height

    Please gain the correct information about this item form the closest FIVICS dealer / Distributor. Guessing from your IP address, the closest dealer is Lancaster Archery in USA. Please contact them by using the address below.

    custserv@lancasterarchery.com

    Thank you.

  6. この写真に写っている弦のサービングが、何か印刷されているような・・・ラバーのチューブのように見えるんですが、正体は何なのでしょうか。

  7. 振動吸収用のチューブです。リム・弦ともに自分の私物です。新開発の商品ではなく、2008年ごろまでにFLEXアーチェリーが製造していた「オリジナル」ラインの弦です。

    非常に良い弦で個人的に気に入っていますが、

    1.チューブの下でサービングが切れたりしても見つけることができない
    2.チューブが破損した時に、プロショップで修理できない

    などの問題があり、現在では販売していないです。熱伸縮チューブなどで同様のことはできるかと思います。

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