この記事は2020年3月28日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

完成矢加工無料サービスについて

新型コロナウイルスの影響で世界的な混乱が生じており、日本国内では各地で外出自粛要請が発令され、アーチェリー界隈においても大会中止や射場閉鎖など多大な影響が出てきています。
そんな中、ここ最近特に矢の注文(完成矢加工)に関するお問い合わせを多くいただくので、(すでにご存じの方には不要かもしれませんが)改めてご注文時の注意点などをご案内いたします。

【RC(リカーブ)の方向け】
加工を受注する前にまずそもそも矢の選定方法がわからないというお問い合わせを多数頂戴します。
その場合、大まかに3つの情報をお尋ねします。
1)実質ポンド・・・(リムの内面等に記載(印刷)されている)表示ポンドではありません。使用する本人が実際に引いた際に発揮される強さ(ポンド)です。表示ポンドと実質ポンドを混同しないようにご注意ください。

2)作りたい矢尺・・・「引き尺」と混同しないようにしてください。特に初中級者の方はクリッカーを使用しないため、やや長めに矢を作成するのが通例です。

3)アルミで作るかカーボンで作るか・・・初心者の方にはアルミ矢をお勧めする場合がほとんどです。

【CP(コンパウンド)の方向け】
スパイン選定に関してはRCほど矢尺に対してシビアではないので許容範囲が広めですが、短すぎる矢尺はレストダウンなどを起こした時は大変危険なので、レスト先端と矢が接触している箇所(コンタクトポイント)から少なくとも1インチ(約2.5センチ)以上前方でカットする矢尺にしましょう。(最長で3インチ程度までを目安に)

【共通事項】
・オンラインショップでの完成矢発注は「在庫ある商品は概ね10営業日以内の発送」ルールにはあてはめません。適用外です、恐れ入りますがご理解ください。

・シャフトだけのご注文で「ポイント」「ノック」「ベイン(羽根)」も付属されると勘違いされる方が散見されます。全て個別にご注文いただく部材となっております。必要な部材をお求めください。

・組み合わせ内容が間違って(例:シャフトとポイント、シャフトとピンアダプタetc)ご注文を頂くことがあります。よくご確認頂いた上でお申し込みください。

・加工内容の確認時期はご注文者さまの作成順番が来てから、です。それまではこちらからは特に何も連絡はいたしません。恐れ入りますが連絡をお待ちくださいませ。

・ネーム入れは以前まで漢字やひらがなでも受注していましたが、現在はアルファベットのみとさせていただきます。ご了承ください。

・作業項目にある「アローラッピング」とは「アローラップ」を購入いただいたお客様向けの加工です。お求めにない場合は無効です。

・価格が10,000円未満のシャフトには「ネーム入れ」「アローラッピング」の2項目は無料加工に含みません。ご希望の場合は「低価格シャフト有料加工サービス」をお申し込みください。

【ご注文の際は】
◆矢のカットサイズは次の3つのパターンからどれか1つをお示しください。
1)(ノック・ポイントを含まない)シャフトだけの長さ
2)ノックの溝底から(ポイントを含まない)シャフトの切断面までの長さ
3)ノックの溝底からポイントを含めた尖った先端までの長さ
*指定のパターンが2)や3)の時は採用するポイントやノックが何かをお聞きする場合があります。情報としてご準備ください。

◆ブレークオフポイント(重量調整可能タイプのポイント)装着の場合は、取り付けるグレイン数(重さ)を何グレインにするかを決めてそれをお教えください。もし、この重さが分からない場合はお気軽にご相談ください。

◆納品後の再加工については、まずお客様の方でポイントの脱着をして頂く事が前提となります。その上で「店舗へお持ち込み」或いは「往復送料をお客様でご負担頂ける場合」のみ無料で再カットいたします。その他の再加工はお断りいたします、ご容赦くださいませ。

以上です。
上記について、またそれ以外についてご不明な点等がございましたらお気軽に店舗までお電話、もしくはメール(cp_okubo@archery-shop.jp)にてお問い合せ下さい。

ご注文、お待ちしておりますヽ(^。^)ノ

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Yamada

山田ヒロ  TLA代表 主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先:targetlinearchery@gmail.com

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