リリーサーのメンテナンスは自分で行う必要があるとは限りません。プロショップで行ってもらうことも可能です。正しくないメンテナンスはリリーサーを故障させる可能性があります。何よりも、パーツの紛失に気を付けてください。分解してのメンスナンスで部品を紛失・破損させた場合、無償修理の対象とはならず、紛失・破損させたパーツの代金を支払う必要があります。ご注意ください。
それでも、メンテナンスを自分で行うメリットは、使用している道具に対する理解が深まることです。使用しているリリーサーの構造を理解し、定期的にクリーニングを行ってあげてください。
リリーサーの構造を理解してから、作業を行ってください。一度、説明を最後まで聞いてから、作業を始めることをお勧めします。
基本的なセッティング・チューニングはこれで終了です。現状では、万人に・すべてのターゲット競技に合う、汎用的な弓になっています。
次に行うべきチューニングは、より自分のスタイルに、より自分の弓に、より自分の競技に特化させたチューニングとなります。
コンパウンドを購入したばかりであれば、まずは、ある程度の期間、現在の弓で練習しましょう。より特定の事柄にフォーカスしたチューニングは、初心者を卒業してから行うべきものです。
より詳細な情報は、有料で販売されているラリー・ワイズの「コンパウンド・ターゲット競技のための チューニングマニュアル」を資料としてお勧めします。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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