W&Wのハイリストグリップが入荷しました。

WIN&WINのハイリストグリップが入荷しました。同時に、INNO MAXのウッドグリップの標準タイプ(ミドルグリップ)も取り扱いを始めました。なぜかわかりませんが、同じハイリストタイプでも、INNO MAX用とWINEX用は形が全く違います…ハンドルにフィットする側だけ変えればいいと思うのですが。。

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上の2枚がINNO MAXハンドル用のハイリスグリップ標準ミドルグリップ。下の2枚がWINEXハンドル用のハイリスグリップ標準ミドルグリップ。INNO MAXのグリップが直線的なデザインに対して、WINEXのグリップは丸みを帯びています。ハイグリップの角度も若干INNO MAXのほうが高いです。

WINEXのミドルタイプのグリップの在庫数が少なくなっています。次回の入荷は12月の初めになると思いますので、お早目に。それ以外のタイプはそれなりに在庫があるので、ゆっくりご検討ください。


W&W INNO EXのグロッシーとマットについて

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INNO EX POWER/PRIMEのグロッシーとマットの違いについて。マットカラーモデルはは本日入荷しました。フェイト側に化粧カーボンを使っている影響か、グロッシーよりも値段が高くなっています。
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フェイト側の写真はカタログなどで多くの方はすでにみたと思いますが、バック側はグロッシーとマットで同じデザインです。金具の部分に光沢があるか、つや消しになっているかが違うだけです。
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両側はしっかりとグロッシーとマットで違っています。細かく確認しましたが、本当にフェイト側のデザインが異なるだけで、チップの形状から、重さに至るまで違いはありません。メーカーの説明通り、商品の性能に違いはないと思います。お好きな方を選んでいただけたらと思いますが、まぁ、同じ性能なのでコストパフォーマンスがいいのは言うまでもなく、グロッシーの方ですね。


スペイン・フレックス モンテラ(闘牛士帽)ダンパー入荷しました。

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本日入荷しました。1月に会社訪問したスペインのFLEX社のモンテラ・ダンパーです。モンテラとはスペインの闘牛士が被る帽子の名前で、その形に似ていることから名づけられました。
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大きな特徴はチューニングをしながら取り付けができることで、チューニング用(シリコンカップタイプ)と取り付け用(両面テープタイプ)の2種類があります。取り付け用は8色全部入荷していますが、チューニング用は在庫の関係上、黒と赤の2種類しか発注はしていません。ご理解ください。
左がシリコンカップタイプで、右が両面テープタイプです。ダンパー本体に違いはありませんが、足の部分の違いにより、取り付けすると、シリコンカップはつぶれるので、3mm程度高さが違くなります。両面テープの方が高さがあります。ご注意ください。
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両面テープタイプは取り付けるだけなので、チューニング用のシリコンカップタイプを使って説明していきます。入荷しているのは黒と赤の2種類のみ。このタイプのものは、基本的にはチューニングだけに使用してください。ダンパー中央のロゴの部分を強く押し込んで、シリコンカップを真空にすることでハンドルやリムに取り付けするのですが、取り付け強度のテストはしていますが、長時間の使用に耐える取付方法ではないので、シリコンカップタイプを常時使用するのはお勧めしません。
ダンパーの使い方としては、まず、チューニング用のシリコンカップタイプをいろいろな取り付けできそうな場所に取り付けて、この効果を確認し、最も効果がある場所を見つけ、そして、その場所に両面テープタイプのダンパーを張り付けて使用します。
一般論として、効果がある場所というのはいくつかありますが、実際にはそれぞれの弓で異なりますので、自分の実際の弓でチューニングをしながら、最も効果的な場所にピンポイントで使用できるダンパーというのは、かなり画期的だと思います。

ただ、一点残念というか、仕方ないことは、このダンパーはいろいろな場所で機能するように、適度なサイズになっています。広い方が31mm、狭い方が21mmで、重さは5gです。リムセーバーと同じ場所で使用するのであれば、より大きさがあり、重さも持っているSVL社のリムセーバーの方が効果を発揮します。同じ程度の効果をこうダンパーから得るには、少なくとも同じ程度の重さにする必要があるので、3個取り付けることが必要です。
小さな5gのダンパーですので、1個だけ購入されて弓に取り付けても、実感できるだけの違いを得ることは難しいかもしれません。実感したい場合には、少なくとも2つは取り付けることをお勧めします。
では、シリコンカップでどこまで取り付けできるのか。早速、取り付け強度についてテストしてみました。テスト環境ですが、W&WのINNO MAXハンドルに、INNO EX ROWERリムのM44ポンド、リムセーバーなどはなしで、矢は矢や重さのあるX10です。
まず、結論から書くと、バック側のリムチップ以外は問題ありませんでした(フェイス側のその位置は弦に触れるのでそもそも取り付けできません)。バック側リムチップ付近以外は、シリコンカップで十分にダンパーを固定できます。より厳しい環境(より高いポンド、長いリム、軽い矢)では、外れてしまう場合もあるかもしれませんが、ほぼ下記の写真の場所、それに準ずるような場所は大丈夫だと思います。
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ちょうどうまく写真が撮れましたが、チップ側にダンパーを装着すると、ダンパーはシューティング時にこれだけ移動します(残像で確認できるかと思います)。確認した限りでは、この場所が限界でした。これ以上、ダンパーをリムチップ側に移動させると、発射時の衝撃でダンパーが飛んでしまい、チューニングになりません。
次に、問題なく取り付けられ効果を確認できた場所です。
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1.リムのハンドル寄り部分 – リムのしならない部分であれば完璧に取り付けできます
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2.ハンドルのリムポケット裏側 – 取り付け面が確保できれば問題なく取り付けできます。
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3.リムのチップよりフェイス側 – バック側と違いフェイス側は弦溝近くでも取り付けできます。
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4.サイトバー – 取り付け面が確保できれば取り付けできます。
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5.ハンドルの中 – INNO MAXだけかもしれませんが取り付きました。

直線的なデザインのINNO MAXでは取り付けできそうな場所はたくさん発見できます。より曲線的なデザインのハンドルでは、取り付け場所が減るかもしれませんが、それでも、いろいろと試せる場所はあるかと思います。この新しいダンパーを思いつく場所に取り付けて試していただけたらと思います。