SFプロダクツ NEOハンドル、存在感あるデザインで!

SFプロダクツ NEOハンドル入荷しましたが、かなり大きい感じです。特に低価格のハンドルといえば、右のKAPのイメージで、フォージドやAXIOMも同じ系統でしたが、2万円以下の価格でこのサイズ感のハンドルは初めてです。

センター調整機構はWIN同様にブロック単体でリムを乗せるタイプになっており、リムをブレースしたままで調整しても、リムを痛めないように配慮されていて、チューニングがしやすくなっています。この価格でこのつくりは相当いいですね。

昨日、未来モンスターという若いアスリートを応援する番組を見ていたら、登場した選手がタイムトライアルという競技で、WIAWIS(WIN&WIN)の自転車に乗っていました。そっちの世界は全くかかわりがないので知りませんでしたが、トップに採用されているんですね。


2021年、新生SFプロダクツの紹介です。

SFアーチェリーブランド、ブランドが付いている商品もまだ一部流通しています。新生SFはWINとは関係がないので、SFアーチェリーではなく、英語表記そのまま、SFプロダクツ(Sebastien Flute Products)として取り扱いします。

SFアーチェリーはWIN&WINとのコラボでしたが、SFプロダクツはGKアーチェリー(韓国)とのコラボです。最上位のASCENTはGKアーチェリーのGX6をベースとして、グリップやパーツ周りを変更して設計されています。

その下に新規開発された3種類のハンドル、「ISO PRO」「EVO」「NEO」が用意されています。この6000番台のアルミを使用しているNEOというモデルが、小売価格で2万円を切る価格で販売できそうなので、まずはこのモデルからテスト的に販売してみたいと思います。

設計・開発としてはセバスチャン・フルート選手が同様に関わっているので、性能に関してはSFアーチェリーと同じくらい優れていると思いますが、価格(コスト構造)と製造上の品質はWIN&WINではなく、比較的新しくメーカーのGKアーチェリーですので、この点ではSFプロダクツは全くSFアーチェリーとは異なります。

セバスチャン・フルート選手が開発から離れたあと、WNS(SFアーチェリー)は4年間で画期的な商品は何も提供できていないものの、従来の商品は低価格のまま、信頼性の高い製品を作り続けているので、低価格帯の商品に関してはこれからもWNS/KAP(WIN&WIN)を信頼して販売していきたいと思います。

SFプロダクツの商品はNEOハンドル、それが良ければ、EVOハンドルくらいまでは扱ってみようと思います。ASCENTハンドルに関しては、販売価格で世界大会で実績を近年積み上げているFIVICSの上位モデルと変わらない価格になっているので、正直、価格的にあまり興味が出ません。

全体の商品のラインナップ的にも、SFアーチェリーと比べると価格帯が少し高いです。昔のKROSSENあたりのイメージになっています。SANLIDAやDECUTといったメーカーが年々価格そのままにして、性能・品質を向上させてきていて、WNS/KAPは実績のある大手メーカーでありながら、この10年ほぼ値上げせずに安い価格を維持して踏ん張っている低~中価格帯で、SFプロダクツがどのような作戦で戦うのか楽しみなところです。

初期ロッドは7月出荷開始です。私達が発注をかけるタイミングで売り切れてなければ、7月の後半には入荷すると思います。

Sebastien Flute Products (英語)