KAYAの2015年モデル発表されました。

zenith_riserKAYAが2015年モデルを発表しました。同時に、ブランドラインにNomad(ノマド)を追加することにし他とのことです。カタログの順番にも出ているように、KAYAでは最近トラディショナルタイプの弓(韓国弓)の販売が順調です。韓国の弓は短く射程を稼げることが特徴で、日本の環境ではこのタイプの弓を生かした競技・レジャーは難しいと思いますが、アメリカなどの広大な土地がどこにでもある国で順調に売れているようです。

2015年の競技用ハンドルはZENITHという軽量のアルミハンドルです。25インチで1,150g、アルミをダイキャストして大まかな形を形成して、最終的にCNCで削るという方法で製造されます。まだ、実物は届いていませんが、ダイキャストとは鋳造製法の一つで、鍛造(SF Forged+など)に比べると、柔らかい感覚のハンドルに仕上がります。最近、柔らかいハンドルを製造するメーカーが少なくなりましたが、ホイットのネクサス、古くはヤマハのイオラのような感覚のハンドルに仕上がってくるものと予想します。

K1_k2リムではエントリー~ミドルクラスのリムを2種類発表しました。どちらもウッドコアのリムです。リムの構造はグラス/カーボン/コア(ウッド)という非常にクラシックなものです。クラシックタイプのリムではSFのリムが非常によくできているので、この状況が2015年も続くのであれば扱う予定はないです。

soul_cnt_up2014年にはカーボンを3層に重ねたACEスタビライザーを開発しましたが、2015年は2010年に販売を開始したSOULスタビライザーの素材をアップグレードして設計を見直したSOUL CNT UPスタビライザーを発表しました。
soul_cntスタビライザーに使用されているチューブの厚みを33%薄くしたかわりに、スタビライザーの太さは8%太くなりました。メインに使用されているカーボン素材がより高性能なものに変更されているので、この設計変化によってスタビライザーの性能がどのように変化したのかは入荷してみないことには何とも言えないです。こちらはテスト後、取り扱いする予定です。

また、メーカーでは既存のSOULスタビライザーの販売も継続するそうですが、弊社では取り扱いを終了し上位モデルのSOUL CNTのみ扱う予定です。入荷は2月を予定しています。

KAYA(Nomad) アーチェリー 2015 カタログ