ナチュラルは色ではなかったのね…知りませんでした。

ジェシー選手が使用している弦の色はBCYの452Xのナチュラルという色ですが、BCYのナチュラルというのは色ではなく、未染色・未処理という意味でのナチュラル(Natunal)ということを初めて知りました。452XとX99ではオフホワイトに近い色となるようです。白がナチュラルはないとのこと。

来週からGASボウストリングスが、ジェシー選手監修のフリークショーシリーズの受注を開始するというアナウンスがありました。2019年に交渉し、(おそらく)日本で最初に注目をし取り扱いを始めたメーカーが、成長してここまで来たは嬉しい限りです。

新しいフリークショー(Freakshow)シリーズの特徴としては、452Xの未染色加工のナチュラル(色)のみを使用し、ワックスをできるだけ使用しない形で加工され、通常の弦よりもより多いストランド数になるように加工されます。そのために色は弦・サービングともに色の選択はできません。

そのかわりにサービングは太さを選択できます。

・108-109 - イーストン マイクロライト・スーパーノックなど

・110-112 - イーストン ピンノック・Gピンノックなど

・113-114 - バイター ハンターピンノック・ラージ(#2)ノックなど

の3種類があり、指定がない場合には、110-112となります。また、当分の間フルセットのみで注文を受けます。ストリングだけ、ケーブルだけでの注文は受けられないのでご理解ください。私も思いつかないので、この判断にしましたが、今後お客様のご依頼の理由をお聞きし、ストリングはゴースト、ケーブルはフリークショーのセットでも合理的な組み合わせであるケースが出てきた場合には、単品での注文も受けるかどうか再度判断したいと思います。

以上、本日より注文をお受けします。

GAS BOWSTRINGS「SK99(ゴースト)」のご依頼について

先日のロケの際、現場でマット・スタッツマン選手がGASボウストリング(Ghost)を採用している事が判明したので、使用感などを聞いてみたところ「1年近く使っているけどピープは回転したりせず、伸びも無くて非常に安定しているからとても気に入っているよ」との事でした。
にわかに注目を集めだしているGASボウストリングですが、その中の「SK99(Ghost/ゴースト)」のご依頼を受けるにあたり選択肢には何があるのか?などをご案内します。

選択してもらう項目は3つ
・素材の色(2色)
・サービングの色(26色)
・スピードノックの色(10色)・・・装着条件あり*後述します

まず素材。
本来SK99とはBCYファイバーが出している素材の名称です。この素材を元にGASが特別にブレンドした素材が「Ghost(ゴースト)」と言う訳なんです。
色の選択は2色。
・Ghost XV・・・白(上)
・Ghost Camo・・・名前はカモですが単純に緑と茶の混色です(下)

なお、この2色はツイストできません。いずれかの単色となります。
*上のイラストはイメージです。サービング色、スピードノック色は適当です。

次にサービング。
62XSサービングを使用し、色は26色あります。注文時はとりあえずご希望の色を仰ってください。もしなければ相談ですね。
選べる素材が単色なので「色で遊べる箇所」がほぼないためサービングと後述するスピードノックと共にこの箇所で個性を打ち出すしかないですね。
ちなみにセンターサービングはBCYパワーグリップサービングが採用されています。

最後にスピードノック。
何それ?となると思いますが下の写真をご覧ください。

先日アップしたスタッツマン選手のGASボウストリングの接写です。スタッツマン選手はゴーストのXV(白)でサービングに蛍光オレンジを選択、スピードノックが白となっています。
つまりこのGASと書かれたチューブの色の事なんです。
この中身は金属ノックで、それぞれの弓に応じた最適な数が挟まれており、それをカバーするチューブとなっています。
スピードノックがメーカー標準装着されているモデルに限り、無料で取り付けして納品してくれます。(SK99・452X共に)
ちなみにスピードノックとは発射時のスムースな矢離れを促してくれる部品の事で、他にスピードキット、ターボボタンなどとも言います。
色は10色です。

これからも続々とGASボウストリングに乗り換える選手が現れるかもしれません。
ちょうど替え時かな?等とお考えの方、ぜひこの機会にご検討くださいヽ(^。^)ノ

シュロッサーも乗り換えへ、GASボウストリングスの販売開始。

ファーストストリングから乗り換えたエリソン選手に続き、WinnersからシュロッサーもGASボウストリングスに乗り換えました。GAS社は主要メーカーで初めてSK99原糸を採用するなどして、近年注目していたメーカーで、話はずっとしていたのですが、今回正式に販売を開始することにしました。

GASボウストリングスが主要メーカーで初めてBCY-X99を採用。

452X弦ではWinnersが長年製造し、多くの実績もあるので、ちょうど買い替えのタイミングでなければ、わざわざGASを試す必要はないと思いますが、GASのSK99を採用したゴーストシリーズは Kris Schaff選手などが採用し、良い結果を残しています。原糸の色の選択肢が少ないですが、ぜひお試しください。シュロッサー選手は現在452XとSK99の両方でテストをしていて、今シーズンどちらで行くかはまだ決めていないそうです。

GAS Bowstrings – JP Archery コンパウンド

また、リカーブ用も実験的に取扱い始めます。日本では、ジグを使って人力で作る弦と大量生産型の機械製弦は販売されていますが、世界のトップたちが使用している職人が機械を操作して作るタイプの弦はリカーブではほぼ普及していないと思います。

理由は価格が高いこともありますが、コンパウンドでは日本でも普及していますので、一番の原因は高ポンドでないと大量生産タイプの弦との違いを感じにくいことだと思っています。実質で30ポンド台ならまず違いは感じられないと思います。これからも大量生産タイプの手ごろな価格の高性能弦をメインとして扱いますが、今回選択肢として、販売をしてみたいと思います。エリソン選手は8125を選択しています。

GAS Bowstrings – JP Archery リカーブ