10月に紹介し、発注したサミックの新しいハンドルウルトラX(Ultra-X)が入荷しました。発注してから4か月で入荷したので、今後は(も)受注生産ということですので、発注してから3-5か月での納品になるようです。
さて、4万円を切る小売価格から考えても、本格的な競技用モデルというよりも、近年、サミックは2万円前後のハンドルを製造してきたので、少し上を作ってみたという感じです。センター調整機構は新しいものや、これまでの競技用モデル(ウルトラ/マスターズ)搭載のものではなく、アバンテ/アバンテ2に搭載されていたものと全く同じです。
発表時はプラスチックグリップで設計されていましたが、届いたものではウッドグリップになっています。メーカーのホームページを確認したところ、メーカー側のカタログもウッドグリップに変更されています。搭載されているグリップは細身のものです。
挑戦的なところでは、ユニークで特徴的な曲線を持つリムポケットとなっています。中央部が直線的な、両端が曲線的な面白い構造ではないかと思います。
世界レベルの競技会で目にすることはないかもしれませんが、サミックの復活のきっかけとなればいいのではないでしょうか。
テスト入荷の2台は若干安く設定しました。今後、在庫の予定はないです。
また、同時に発注していたマスターズプラチナムリムも入荷しましたが、前モデルと同じハードメイプルコアになっています。事前情報では、「バンブー/メイプルのハイブリットコア」を使用するとのことでしたが、ずっとサミックが採用してきたハードメイプルコアに修正されています。発表当時、すぐに何名かのお客様から注文したいという連絡がありましたが、生産されてからと断っといてよかったです(-_-;)
基本的には、前モデルのマスターズMAXを踏襲した設計です。使用しているさ素材を現在のレベルのものに見直し、リムのチップも最近の潮流である小さいものになっています。こちらは在庫商品以外は受注生産となります。
マスターズの方は非常に実績のあるリムですので、今年、世界大会で見かけることもあるのかもしれません。近年ホームページも全く更新されず、ディストリビュータとのみコミュニケーションをとる業態でしたが、2018年のサミックはやる気がありそうな感じで期待が持てると思います。
他にもエクストリームリム(フォームコア)なども新モデルが出ていますが、当分は最もサミックが得意としていたハードメイプルのウッドコアリムを販売する予定です。
追伸)
連絡をくださったお客様には連絡しましたが、一名、M様(メールアドレス/〇〇〇〇〇@ezweb.ne.jp)のアドレスが変更されていて連絡がつきませんでした。一度連絡いただけると幸いです。