あちぇ屋の事(2007-2010)

おはようございます。少しブログを更新してから会社に行って、いろいろとやる予定ですが、現在、発送の方は遅れをかなり取り戻しており、水曜日あたりまでの注文はほぼ発送できています。問い合わせも水曜日あたりまで進みました。来週の月曜日中には標準程度の対応に戻る予定です。大変申し訳ございませんでした。
原因としては、当店は期間限定のセールを行わずに、安定した適正な価格でアーチェリー用品を供給することを目的にしていますが、それでも、12月から1月にかけては、20%程度の売り上げ減があると予想し、今月のシフトをたてましたが、実際には12月比で9%程度の減少にとどまっており、人員が不足してしまいました。既に4年目ですので、「新しいショップなので…」とはもう言えませんが、やはり、この辺りは経験不足で自分の読みが甘かったのだと反省しております。
今後の対策としては、いろいろとリスクもありますが、現在の問題の多くは構造的なものではなく、人員不足によるものだと判断していますので、今半期中に、さらにフルタイムの正社員を1人増員すべくオファーを出しています。断られた場合には困っちゃいますが…。
これにより、人員不足によるサービスの低下が今後おこらないようにし、今回は自分も顧客対応に回ったので新規入荷が一部遅れていますが、自分も仕入れに集中できれば、より精度の高い仕入れもでき、在庫切れ商品が起こらないようになると考えています。
先日、後輩とご飯を食べに行き、いろいろとあちぇ屋の事を聞かれ、答えているうちにちょっと書きとめようと思い少し書かせていただきます。昔からのブログの読者のみなさんは覚えているかもしれませんが、本当はあちぇ屋を大きくするつもりはあまりありませんでした。ATAでもPさんにそのあたりを突っ込まれましたが、今だから書けることを少し書きます
あちぇ屋を始める以前は大手のアーチェリーシッョプで仕事をしていましたが、そこで得た知識をあちぇ屋では使わないようにしてきました。ただ、唯一使わせてもらった事があり…それは1年間での仕事で肌で感じた「1500万円」です。以前にも書いたかもしれませんが、現在の価格の場合(あちぇ屋価格ではなく業界の定価)、年商で1,500万円で、年収は300万円程度になります。300万円が自立するための最低ラインだと思いますので、1500万円を目標にあちぇ屋を始めたわけです。初期はダンパーやレストなどの小物に集中して営業を行っていました。それだけで、1500万円は達成できると思っていたからです。
2007年にあちぇ屋を始めてから半年程度は平穏でしたが、現在のあちぇ屋を作ったのは、他店の一言でした。

どのような一言かは書きませんが、まぁ、悪口です。悪口を当店が付き合っていたメーカーにばらまいた人がいました。それにより当店がメーカーに発注を出す時の最低額(ミニマム・オーダー)が、一気に3倍に引き上げられました。直前で3000ドルだったものを、「あなたがその怪文書を否定したいのであれば、一回の注文は10,000ドルからにして下さい」となったわけです。
これでかなり困ったことになりました。扱う商品のラインナップを拡大しなければ、現在の3倍売らなければいけないわけです。いろいろと悩みましたが、結局は同じ商品を前回の3倍買うことではなく、3倍のアーチェリー用品を取り扱う決断をしました。それがあちぇ屋が商品のラインナップを拡大するきっかけです…世の中わからないものですね。
いままでの拡大はほぼ全てがそうです。(Fiberbow、KAYA、FUSEとかは個人的な興味からですが…)
現在、WIN&WINさんのハンドル等はほぼ扱っていませんが、S社のハンドルはかなりの種類扱っています。その理由も…実は、最初はエレメントVバーだけを扱っていたのですが、何の説明もなく、卸価格が大幅に引き上げられました。しかし、納得のいく説明がないので、当分は小売価格を顧客に転嫁せずに赤字で販売していました(涙)。卸価格を引き上げられた理由はいまでも…。
その後交渉の結果、これもまたS社のいろいろな商品を扱う条件で、エレメントVバーの卸価格は大幅に下がり、小売で赤字を出すところか、4,800円から3,800円へ、1,000円値下げして現在販売しています…わからんものです。
本当にあちぇ屋では厳選した小物だけを売ろうと思っていたのですが(名前もそんな感じでしょう??)、いろいろと難しいのです…当店の後をついて回って怪文書送る業界人でいて、それによって、メーカーとの少しのお付き合いができなくなっているのです。あるメーカーと付き合うと怪文書が空いて送られ、それを理由にメーカーと再交渉することになり、大抵の場合、妥協点はバイイングパワー(当店がたくさん買えば、それだけ顧客がいる証明になる)になり、扱う商品ラインが増えていくという…理解ある会社はHOYTやWIN&WINさんなどで、少しだけのいいお付き合いをさせてもらっていて、それぞれとある自分が素晴らしいと評価する1~2商品だけで、メーカー全体の売り上げの半分以上を占めています。それでも卸価格の値上げやクレームは来ないので扱いをあまり増やす必要はありません。
そんな、きっかけでここまで来ましたが、現在では、価格面での当店のメリットも少しずつ薄れていっているのかなと思っています。ただし、メーカーから購入している業界の担当者であれば、談合せずとも認識しているのは現在の価格より10%程度落ちた価格が、良い落とし所だろうということでしょう
個人的にアーチェリーショップ20店の決算を取りましたが、2008年度決算で赤字のショップは1社だけでした。2007年と比べアーチェリー用品の価格はだいぶ下がったものの、ぼったくりが無くなっただけで、現在の価格であればほぼ全てのアーチェリーショップは利益が出ます。ただし、今より20%程度定価が下がると半分くらいのショップが赤字になるので、10%程度の値下げが落とし所になるという自分の予想です。
主業務としてアーチェリーショップを経営しているところでは、それ以上に値段を下がることは難しいです。今後、あちぇ屋が無くならない限りは価格はそのあたりだと思うのですが、今後もっと値段が落ちることがあれば、正規の賃金を払う必要のない趣味・副業でショップをやっているいるところが価格破壊の主役になるのでしょう…その対策は難しいですが。
2010年でアーチェリー用品の価格は落ち着くと思います。アーチェリー業界では、あちぇ屋を全く気にしないところ、下がった価格でのビジネス(それでも正当な利潤はあります)を視野に入れているところ、さらには、あちぇ屋をいつかは潰して、もう一度値段を上げようとしているところの3つに分類できると思います。
新規に正社員を雇用すれば、自分の責任も倍に…今後は3つめの考えの会社と闘いながら、闘っていないところとはいい落とし所での関係を探っていくことになるのでしょうか。
Nimes(ヨーロッパ最大のアーチェリー展示会)は今週末です。来週から当店の発注が順次発送され、来週末には速いものから日本に到着予定です。ほとんどが在庫の補充ですが、新規商品も一部ありますのでお楽しみに。


ARCO SPORTSのTitanっぽいサイトピンが入荷

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2本テスト入荷したARCOスポーツのTitanっぽいサイトピン。価格はTitanより安く、ピンはTitanの物よりも太いです。交換用のサイトピンが一本ついています。正直、Titanの方が細かい部分では品質が良いのですが、ARCOのものも作りはしっかりとしています。商品名は「スピギャレリ・クリアポイント(Spigarelli Clear Point)」だそうです。2010年の新モデル。価格は4,950円。
本日はこれで帰宅です。すみません。明日は午後の3時頃に外に出なければいけないので8時半から仕事です。では。


忙しくなってきました。

先ほど、税務署から戻りました。土日にインドアにブースを出すなどしているためのスタッフの振替の休みと、自分は在庫の確保と決算と税金を支払う季節が近づいてきましたので、その処理で今週はかなり忙しくなりそうです。
今週いっぱいはお知らせしている各期限は下限程度(引き渡し時期:在庫がある場合は注文後7営業日以内。問い合わせ:2営業日以内での返信)での業務になりそうです。申し訳ございません。
さらに、WINEXハンドルが成田についていますが、書類不備で税関止めになりました…涙…遅くとも、月曜日までには通関できるとおもうのですが…FivicsのMaxproスタビライザーの入荷が決まりました。Sakerタブの在庫切れのサイズも。1週間程度で韓国から荷物が出るようです。ドインカーの廃盤予定のAボムダンパーが10個入荷しました。再入荷するために手を尽くしていますが、再入荷できるかどうかは微妙な感じです。また、現在、在庫がない商品がいくつかありますが、今週末のNimesでの展示会が終了後には各担当者がメーカーに戻り、商談での注文が発送されますので、在庫切れで新商品でないものに関しては、1月30日~2月5日あたりに入荷予定です。ハードケースの取扱商品を増やす予定です。今のところ、取り寄せで注文をいただいてから3~4営業日で発送出来ています。また、SF ARCHERYのINNO Powerリムをチューンしたアルティメイトリムが来週入荷予定です。
業務の遅れに関しては申し訳ございません。2月からはさらなるにスタッフの増員を予定しています。6人体制のシフトにし、より良いサービスを提供できるよう頑張ります。
宜しくお願い致します。
あちぇ屋 山口
P.S 業務拡大としてはインドアへの出店を増やしたことと、ハードケースの取り扱いを始めただけでしたが、気づかぬ間に兵站が伸びきっていたようで…反省です。


自動サービング巻き機とHOYT/EASTONの商品

ATA SHOWで見かけた小ネタ。弦のサービングを自動で巻いてくれます。セッティングに時間がかかるので、手で巻くのとどっちが速いのかはわかりませんが…慣れてしまえば便利なのでしょう。弦を大量生産する方にお勧めです。当店で取り扱いする予定はありませんが、ほしい方で英語が苦手な方は当店で無料で取次します。支払はクレジットカードで可能ですが、送料は結構高くなりそうな…。



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Little Jon Bowstring Jigs
www.bowstringjigs.com/


また、HOYTとEASTON(無くなりました)から下のようなバッチをいくつか頂きました。このブログのアップ後にそれぞれのメーカーの商品を購入して下さったお客様へ同梱で発送させていただきます(特に備考欄に何かを記入していただく必要はありません)。
Muzzy Archery(ハンティング)のキャップも頂きました。4つです。欲しい方は注文時に備考欄にご記入ください。ひな質があまり良くないです…。
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ATA ARCHERY TRADE SHOW 私見レポート 

却下した商品を含め、会社用の私見を交えたレポートを社外秘の部分を削除したバージョンでアップします。一部、以前の記事をかぶっている部分もあるとは思いますが…これが最後のレポートです。

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GREATREE ARCHERY
MK KOREAの総代理店となっているメーカーのハンドル「ULTIMATE CARBONPRO」。WIN&WIN製造のフルカーボンハンドル。リムポルトにダンパー。性能のほどは未知数。これとMK KOREAのリムを組み合わせて売るようだがどうなるのか。
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SAMICK
アスリートは23インチモデルの発売、色は黒の艶消しのものが新しく出る。新しいハンドルはXENOTECHとGENESISの2機種。それぞれの価格はマスターズより少し高いくらいとアスリートと同じくらい。当店としてはXENOTECHのみを扱う予定。EXTREME2.0とMASTERS MAXは以前のリムがとても好評で今でもトップ選手に使われ続けているために、2010年現在の技術水準に合わせて最も最適なカーボン素材を選びなおしたものを発売。構造や重さなどは一切手を加えていないモデル。エントリークラスではUNIVERSAL CARBONの新しいモデルとしてFITというラインを打ち出す予定。詳しくは未定。
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Petron
イギリスのオーダーメイド/ハンドメイドのリム・ハンドルメーカー。塗装まで自分の好きなものにできる。リムも一本一本合わせて調節してくれる。面白いし考えには共感。競技用というよりはこだわりの逸品。応援したいが価格的には販売価格はハンドルで5万円台になる。はたして価格競争力はあるのか? 様子見。
Petron 2010年 カタログ カスタムメイドハンドルは6ページ
WIN&WIN
INNO CXTハンドルはINNOハンドルのバランスを最適化しなおしたモデルである。WIN&WINの新しいリムとの組み合わせで再テストして、フィンガーリリースを影響を排し、よりまっすぐリムが返るように時間をかけてリデザインした。ただ、リデザインしたのは需要が多い25インチモデルのみで、需要の無い23インチと27インチモデルは引き続きINNOハンドルを販売していく。また、グリップをトップアーチャーなどの意見を取り入れて作りおなした。かなり好評とのことで、触ってみたが、確かにいい。INNO CXTのグリップは当店で取り扱い予定のWINEXハンドルとは互換性があるので使用できる。
カーボンハンドルはスペック的にはアルミより優れているが軽い。そこでHMC+を作った。このスタビライザーでは振動吸収よりも、インパクトの時のハンドルの固定を最も重視した。そのために、スタビライザーの根元(ハンドル側)のカーボンの厚さを2倍にして、カーボン量を3倍にした(対HMC比)。重くなったのはそのため、価格もすこし高くなる。軽いカーボンハンドルをシューティングのインパクト時に固定するのには市場に出ているものでは最適のものであるとのこと。確かにハンドル側のスタビライザーの根元のカーボン量ではNo.1だと思う。
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Doinker
新しいスタビライザーを確認した。固さを調節可能な新しいダンパーシステムになっている。ただ、新しいモデルでは専用のダンパーシステムになっており、他社のダンパーもウェイトも使用できなくなっている。利便性はかなり悪い。アクセサリーはドインカー製のものしか使えなくなってしまう。当店では販売しないこととする。ただし、新しいスタビライザーのエクステンダーは価格がより安くなり、品質もしっかりとしているので、取り扱いを考える。
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Cartel
新しいMidas XDスタビライザーを発売した。現場で確認したものはかなり良かったが、Cartelの場合展示モデルと実物の品質差がひどい場合があるので、まずは2本程度次回の荷物で仕入れをする。量産品も品質が良ければ取り扱いを考える。
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NEET
NT-2300クィーバーはかなり良いデザイン。取り扱いを考えたい。
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SHREWE ARCHERY
確認した。面白いデザインだが、構造と重さとダンパーなどを総合するとやはりコンパウンド用のスタビライザーである。取り扱いはしない。

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FRIENDSHIP ARCHERY

トップのOEMメーカーが自社ブランドでブースを出していた。どこかで見たデザイン。話を聞く限り、図面通りに製品を作る能力はありそうだが、自分たちで新しいものを設計する能力やビジョンはまだない。マーケティング力もなく、自社ブランドに、OEMで製造している商品よりも高い値段をつけている。これでは売れないのではないか。クィーバー。見たことある…。見送り。
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FUSE

HOYTのフォーミュラーRXに合わせた新しいアッパー。価格は3,500円程度になる見込み。既に発送が始まっており、当店への入荷は1月の終わりの予定です。HOYTいわく、フォーミューRXにはこの長さが最適。RXに他社のアッパーを合わせる場合もこの長さにするといいかもしれません。また、FUSEのエクステンダーは5インチしかなかったが、他の長さも製造する予定です。FUSEのリカーブラインはすべて取り扱う予定。
以上。


自分の思い違いと日本からの出席者数

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現地は朝の3時。時差ぼけで抜けず、記事を書くことにしました。ATAショーについての記事は前回3回分を参照してください。
ATA ARCHERY TRADE SHOW 2日目
ATA ARCHERY TRADE SHOW 3日目
ATA ARCHERY TRADE SHOW 私見レポート 
写真はすべてアップしましたので、興味ある方は。こちら(Google Picasa Webアルバム)にアクセスしてみてください。

ATA


基本的にATAはアーチェリー業界の事やアーチェリービジネスについて話し合う場なので、二日間フルに働きましたが、書ける話は前回2回に分けて書いたこと程度の事です。10以上のメーカーとミーティングをしましたが、お互いアーチェリーのプロフェッショナルとして商品情報はウェブでカタログを読めという話で、わざわざ顔を突き合わせて話し合うことといえば、価格・納期・契約・プライシング・広告についての話が中心です。硬派な担当者には何度も「私には理解できない」「私はそうは思うわない」と言われ、心が折れそうでしたが…ここはあくまでもコネや年齢ではなく、Buying Powerとロジックで勝負する世界でした。その方が助かりますが。
そのあたりは報告できるような話ではありませんので…「より適正な価格で、よりスピーディに商品を提供できるように奔走しました」とだけ書かせていただきます。
トップの写真は入場証。会社名の下に国名が書かれています。小さいのですれ違いにチラ見程度しかできませんが、やはり、アジアからは中国と韓国が目立っていました日本ではHOYTやEASTONのライセンスを持つ大手代理店が6社と、ライセンスはないが1億円の売り上げがある大手アーチェリーショップが2社ありますが、ほとんど顔を出していなかったのも印象的でした。ちなみにショップの規模と露出度は比例せず、当社含めネット販売をしているアーチェリーショップで売り上げが5千万円以上のところはありません。
ATAに出席するためには往復で30時間以上飛行機に乗らないといけないので、嫌になる気持ちはすごくわかります。個人店ならわかりますが、売り上げが1億規模のアーチェリーショップの従業員数は3~5人程度です(帝国データバンク調べ)。人手が足りないということはないでしょうし、費用も高くはありません。今回で2人で20万程度。売り上げが1億円ならば売り上げの0.002です。それでも来ないのは、アーチェリー用品はカタログだけ読んで買えばいいということでしょうか。正直、従業員がいる規模の大手ショップはみんな来ていると思っていました。今まで、日本でアーチェリー製品について正しい情報が流通しないのは、情報操作や各社のバイアスのせいだと思っていましたが、実際はただ単に知らないだけなのかもしれないです。
あちぇ屋はまだ1人でやってた時代には、時間を作って各メーカーに出向いて話し合いをしていました。人を雇い始めてから2009年1月に初めてニームの展示会に出席し、今年はATAに。今後はニームとATAに隔年ごとに出席する予定です。個人的には体力があれば両方に行きたいのですが…今年は1週間しか間がなく断念しました。(渋谷アーチェリーの担当者の方はニームにも行くそうです。素晴らしいと思います。本当に。頑張ってください)
何度も書きましたが、2010年度で日本のアーチェリー業界の価格水準は2007年比で20%程度下がります。特に当店が力を入れて販売している小物類は30%程度下がります。世界的に見てまだ若干高いレベルにありますが、業界構造からして、それなりに妥当な価格です(2006年はSakerタブが12,000円だったんですよ…)。
今回のATAに出席して話し合い、さらには、日本からの出席企業に少なさに驚きました。扱っている商品のほとんどが海外製・輸入品であるにもかかわらず、国内でカタログだけでビジネスをする状況が今後も続けば、日本のアーチェリー産業のレベルはどんどん落ちていくのではないでしょうか
*アメリカやヨーロッパでは代理店のシステム化が進んでいます。小売店が代理店のホームページにアクセスすると在庫状況が画面に表示され、どの在庫があるのか、どの在庫がないのかが一目瞭然です。たいして、日本では…週一で代理店から在庫状況がファックスで届く程度です。
**ウィン・ジャパンについての前回の記事ですが、ホームページが修正されました。ありがとうございます。
ウィン・ジャパンさんでは1月の24日に私営のアーチェリー場で試射会を行うそうです。なかなか面白い試みだと思います。詳細はウィン・ジャパンさんのホームページにて。


ATA ARCHERY TRADE SHOW 3日目

前日の資料をホテルに持ち帰って検討し、3日目は契約して回りました。今回は契約の内容や交換した情報よりも写真をメインに記事を書きます。

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まず、KAYA ARCHERYのスタビライザーの販売を開始することにしました。KAYA ARCHERYの方とMK KOREAの方が同じブースで出店していましたが、KAYAの方は大きな契約をいくつか結んだようです。ヨーロッパ方面ではまずFiberbowと組むようでかなり正解ではないかなと。KAYAはリムでFiberbowはハンドルとスタビライザーだけのメーカーですから、補完できるいい関係を築いてほしいです。
KAYAのリムに関して、社長さんいわく「日本市場の重要性は理解している。ただし、品質面では現行モデルはまだ日本人の顧客に満足してもらえるレベルにはなく、もう少しテストしたいので日本市場への出荷はまだ見合わせる。スタビライザーに関しては、世界記録もすでに持っているし、かなりの自信作なのですぐに販売を開始したいと思っている。」ということでしたので、いくつか注文してきました。2月には入荷できると思います。
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次は、ドインカーのブースで。Aボムの販売は在庫限りとのことでした。まだ、需要はあるようですので、少し注文しました。写真はドインカーの新型のスタビライザーですが、今後、汎用のダンパーは作らず、写真のようなドインカー製のスタビライザーでしか使用できないタイプの新型ダンパーに移行するとのこと。
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こちらは、ドインカーが昨年に発表したダンパー…何に使うんでしょうか。ちなみに、ネジは8/32(リカーブ用サイトピンのサイズ)です。こんなに小さいとは思わず。(これは注文していません。リカーブの利用方法が見つかり次第発注するかもです…)
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INNO CXTは最軽量の1,150gにするためにはウェイトを全部はずす必要があり、そうするとネジ穴がむき出しの状態に…微妙。
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HMC+(PLUS)のロゴはほぼHMCに+と付けただけですが、エクステンダーだけちょっと違うデザインになります。ウィンの社長さんと少しテクニカルな話をしましたが、日本語が上手ですね。HMC+に関して言えば、HMCより少し重く、内側のカーボンの厚みを2倍に、カーボン量を3倍にしたとのことです。INNO CXTのついてはスタッフの方が英語で熱心に説明してくれましたが…はっきり言って、INNOを改良したマイナーチェンジ程度の変更しかないと思います。INNOハンドルについては25インチは廃番、23インチと27インチは作り続けるということで、CXTはテスト入荷についても見送る予定です。
また、WINEXハンドルの入荷が決定しました。1月の終わりです。WIN&WINさんは今後カーボンハンドルを中心に開発を進めると言っていましたが、少し前のブログの記事でも書きましたように、今年も当店ではアルミハンドルのWINEXとWINACTのみの取り扱いになります。WINEXハンドルの価格は46,000円の予定です。WINEXリムの取り扱いは話をした結果、諸事情により見合わせます。
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アスリートハンドルはマットブラック(名前は勝手につけました)が新しく発売されるようです。個人的な評価ではこっちの方が数段カッコイイです。
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また、エクストリームの新作のフォームは黄色ではなく青になります。この辺りの評価は…特に書きませんが…黒のハンドルには青は似合っていたような。
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PSEはトラックで乗りこんでました。トラックの荷台でハンドルなどを展示。
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こちらがPSEの新しいハンドルのXアピール。重さは良かったのですが、グリップはやはり日本人には合わない大きなサイズで、以前のモデルでは旧ヤマハのグリップを付け替えて使用しているユーザーが多かったようですが、もうヤマハのグリップは入手困難なのでは…既に日本のディストリビュータには出荷しているとのことです。
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以前のXファクターではリムボルトを細いネジで固定していたために故障が多発していましたが、新しいハンドルではしっかりとしたネジで固定しているのでそのような故障はもうなくなるでしょう。安心して使用できるハンドルになりそうです。後はグリップの問題だけ修正しくれればかなりいいハンドルだと思うのですが。
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キャバリア(AAE)のブースでは巨大なタブが回転…なんと、タブ側はタブで使用しているレザーと同じもの…何たる無駄遣い。さすがアメリカ人です。渋谷アーチェリーの方もアサヒ弓具の方もお疲れ様でした。日本からコロンバスまで乗り継ぎで16~18時間。滞在3日。時差ぼけが抜けないうちに帰ります。
帰ったら、コロンバスでまとめた契約の整理と…支払いが…今年も一年頑張ります。
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SAMICKの新作のクィーバーです。でも中はフェルト生地(ぬいぐるみの生地)…雨が降ったら悲惨な事態になるのではないでしょうか。突っ込まないで帰ってきましたけど。
バスでタイのアーチェリーショップの経営者の方と仲良くなった話はまた次回書きます。7月は雨季なのでインドアの時期らしいです。いろいろありますね。では。
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「Invisible Hunter」=「見えないハンター」…大きすぎて目立ってました。


ATA ARCHERY TRADE SHOW 2日目

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2日目からの参加です。現在、現地時間は午後の6時。1日回ってホテルに戻ったところです。日本からは、アサヒ弓具さんと渋谷アーチェリーさんが来てました。ブースを回った後に少し皆さんとお話しましたが、アサヒの社長さんに「あちぇ屋さんは絶対あそこに興味持つって思ったよ」って言われちゃいました。傾向がばれてる…。
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会場内。たくさんのメーカーがブースを出していますが、ハンティングが中心です。
主要メーカーとはほぼすべて話をしました。EASTONだけは特に聞くこともなかったのでスルーしましたが、サミックの社長とは初対面。イメージとはちょっと違う寡黙な方でした。ウィンの社長さんとは世界選手権後2度目、一所懸命日本語で説明していただきました。HOYTの人もめっちゃ優しかったです。ブースは出していないものの、昨年はフランスのニームでお会いしたフランスの大手代理店のLASさんもJVDさんも来ていました。少しずつ顔馴染みが増えていっています。
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最近のサミックのエクストリームが入荷しなくなっていたのですが、それはこいつのせい。「EXTREME2.0」。カーボンのグレードと量を少し増やしたとのこと。
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ショートのラインについてサミックと以前に話したのですが、アスリートハンドルの23インチショートが発売されます。写真は新しいハンドルの「XENOTECH」。ウルトラを少し今風にした感じのデザインで、グリップもなかなか良かったです。どちらも販売予定、入荷は3月の予定。価格はマスターズより少し高いくらいだそうで、具体的な事は明日朝いちでミーティング予定。
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ホイットのブースではなぜかマトリックスカーボンが車に轢かれていました…頑丈さをアピールだそうです。その他の製品はおおむね予想どおりでしたが、エクリプスの塗装が改良されていたので、値段によっては取り扱いを販売しようかなと思っています。とりあえずこんな感じで。少し整理してから、また書きたいと思います。


WIN&WIN ARCHERY 2010ラインナップ発表

ATA直前、WIN&WINの2010年の製品が正式発表となりました。サイト準備等でアップが1日遅れました…すみません。価格面ではまだ決まっていないものがあるので、具体的な入荷はまだ少し先になります。

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カタログはこちらからダウンロードできます。
WIN&WIN ARCHERY 2010 / JP ARCHERY

ハンドルとリムについては事前にこのブログでもリリースしたとおりです。
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WIN&WIN CXTハンドル。1,150~1,300gでのアジャスタプル機能付き。
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WIN&WINのINNO EX POWERリム。ウッドコアとフォームコアの2種類。エイペックスリムと構造的に大きく変わったわけではないので、エイペックスリムを使用しているトップアーチャーは、ほぼそのままこのモデルにアップグレードするのではないでしょうか。
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また、新しいスタビライザーのHMC+(HMC PLUS)スタビライザーが登場します。値段はセンターでHMCより2,000円位高いくらいだと思うのですが、要はHMCを太くしたスタビライザーです。具体的な話はWIN&WINのATAブースでいろいろと話を聞いてから書きたいと思いますが、HMCがアルミハンドルでの使用を前提に開発されたモデルであるのに対して、HMC+は軽いWINのカーボンハンドルに付けて使用する前提で最適化されているのではないかと思います。ですので、アルミハンドルとのセットで使用する場合には既存のHMCの方がよいのではないかと思うのですが、うれしいことにHMCはカタログ落ちしませんでした。
事前のリリース通り、WINACT(ロングハンドルは日本名ウィンザー)の2トーンカラーは無くなりました。INNO POWERリム、エイペックスリムのフォームバージョンが廃番です。
HOYTとEASTONはカタログが出た時点ですでに初期ロッドが完成していますので、すぐに出荷になりますが、ショップ店長として3年目の経験的から言って、出荷は1カ月以内にはいないのではないかと…。あせらずお待ちください。HMC+(plus)スタビライザーは当店で販売する予定です。新しいハンドル・リムはとりあえずテスト入荷する予定です。