APEX GEAR スプリットグリップ

APEX GEARからコンパクトに折りたためるスプリットリム専用ボウスタンドが入荷しました。
「SPLIT GRIP(スプリットグリップ)」

大きさは以下の通り。


スプリットリム専用設計となっており、対応するリムの内幅は約19ミリ~約35ミリ程度となっています。重さは100グラム。
形がマシューズの「リムレッグス」にそっくりですがこちらは畳めない為に結構場所を取って不便だったりしましたが、「スプリットグリップ」ならクイーバーポケットにスポッと入るサイズとなっています。

ぜひお試しくださいヽ(^。^)ノ

AVALON スピーディープレス

アバロンから発売中のコンパウンド用ロープ式ボウプレス「スピーディープレス」にブラケットの幅違いの3サイズが追加され、全部で4種類になりました。

これまで発売されていたスタンダードはブラケットの内幅が22mm。
そして新たに追加されたミディアムが27mm、ワイドが32mm。
さらにミディアムとワイドを組み合わせたミックスとなります。

特にミックスに関しては、HOYTのHyperZTカムやZT PROプロカムに対応のロープ式がアバロン製品に無かったので、これはうれしい追加となりました。
もちろん、マシューズのHalon Xシリーズや、PSEパフォームシリーズなどの幅のリムにも、ミディアムやワイドで細やかに対応可能となりました。
ご注文前にお持ちの弓のリム内幅をご確認ください。
*ブラケットの「爪幅」は20ミリです(共通)

注)G5-PRIMEのブラックシリーズはリムの内幅が35mmもあるのでアバロンのワイドでは本当にギリギリの隙間しか残らないので使用の際は細心の注意を払って作業をして頂く事になります、ご注意ください。

AVALON スピーディープレス各種は店舗およびオンラインショップで発売中です。

フォワードオープンのリリーサーの方がリリーサーのねじれのブレに対して許容性が高いとの結果が。

リリーサーも製造しているAXCEL/TRU BALLから、リリーサーのオープン形式による違いについての検証動画がフェイスブックに公開されました。アクセルでは、ジョーの動きをサイドに開き、弦が飛び出すまで保持される方式をサイドオープン(写真右)、リリース後、弦が前方に動きながら飛び出していく方式をフォワードオープン(写真左)として定義しています。その両方で、リリーサーとDループに対する角度をねじっていくと、グルーピングにどのような影響を与えるのかという検証動画です。

上がサイド、下がフォワードです。明らかにグルーピングに大きな違いがあることがわかると思います。まぁ、それぞれの方式の物理的な原理を考えれば、このような違いが出るのは明らかです。

さて、違いがあることは実証されましたが、その意味を解釈すると違った姿となります。

実証されたこと : フォーワードオープンの方がリリーサーの傾きの差による、グルーピングへの影響を低減する

は正しいです。しかし、動画では90度ほどの差をつけてねじっていますが、初心者であっても、射ごとにこれほどの違いがある人は見たことがないです。この違いは主に引手のひじの位置の違いなどによって生じますが、初心者でもせいぜい20度ほど、トップ選手では2度もないと思います。そのため、上達すれば、そもそも差がなくなり、グルーピングに影響を与えないとも考えられます。実際、サイドオープンのカーターのターゲットシリーズは多くの実績を残しています(私も使用しています)。

では、差がある初心者、中級者にとってはどう評価すべきかという点では、考えの違いによって変わります。コーチがついている人であれば、指摘してもらえると思いますが、リリーサーに限らず、射形の違いによるブレを許容する道具の使用は、上達を阻害する一面も持ちます。

有名なところでは、金属レストなどは、レストダウンの症状があっても、高い保持力があるので、かなりわかりづらくなってしまいます。私は初心者にはスーパーレストをお勧めしますが、アームが柔らかいので、レストダウンの症状はほとんどの場合、実際にレストダウン(レストから矢が落ちる)の症状として現れ、すぐに問題に気がつくことができます。

このような問題と同じで、リリーサーのアンカーポジション(アンカーでの角度)が射ごとに違っていても、それがグルーピングに現れないことは、試合においては選手によっては、有利に働きますが、練習においては自分も問題点に気がつくことを困難にします。この部分をどう評価するかは、人それぞれですが、私としては、あるレベルに達するまでは、失敗の許容性がむしろ”低い”道具を使用する事が上達への道と考えています。

ショップでは表記はしていませんので、お客様が気になっているリリーサーの発射方式がどちらか知りたい方はお問い合わせください。


元の動画はこちらです(英語です)。

B3 Ghost トリガーレスリリーサー

B3アーチェリーから新たに入荷した2つのリリーサー、その2つ目。
「GHOST(ゴースト)」の紹介です。

真っ白なボディーが目を引くトリガーレスリリーサーです。
「テクスチャーコーティング・グリップ」と銘打たれた表面処理ですが、分かり易くいうと「ザラッとした手触りの塗装」です。

素材はアルミ。重さは46グラムと比較的軽い部類ですね。

サイズ感はトリガーレスとして標準的なサイズ。(ワンサイズでのみです)

クリッカー音有り⇔無し変更OK、Scott時代からのお馴染み機構「オートリターンフック(発射後のフックがゴムバンドで立ち上がる仕組み)」を採用。

色以外では特に目を引く要素はありませんが、その分オーソドックスで扱いやすい優等生なトリガーレスリリーサーです。

 
店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ

B3 EXIT リリーサーが入荷


B3アーチェリーから新たに2つのリリーサーを仕入れてみました。その1つ目。
「EXIT」エグジットなのかイグジットなのか発音に迷うところですが、使用方法は迷う事無くいたってシンプルなサムトリガー・リリーサー。
何がシンプルか。コッキングが無いのです。「ロック&ロード・デザイン」と呼ばれるそれはフックを指で閉じるだけでコッキング完了。あとはサムトリガーを操作するだけ。
もしフックが閉じていてもサムトリガーを握りながらリリーサーを下へ振ればフックが開きます。
ただし、シンプルがゆえに不自由もあります。
トリガーに関する調整機能がありません。
トラベル調整、センシティビティ調整が出来ません(搭載されてません)。
有るとすればサムトリガーのバーの回転角度が調節できるくらい。寝かせ角度やバーの指当たりの調整などできません。
シンプル構造なので価格が抑えられているため、サムトリガーリリーサー入門用として最初のリリーサーにはうってつけかと思いますね。
細やかなセッティングを望む人からすればお勧めできないリリーサーです。

重さは68グラム、色展開は2色で黒とガンメタ。入荷品(写真)はガンメタです。

サイズ感です。ご覧のとおり細身の持ちやすいデザインです。

是非お一つ、どうぞヽ(^。^)ノ

B3リリーサー - JPアーチェリー

Tru Ball  Go2が入荷

TruBallの新作リリーサー「Go2」が入荷しました。

Jeff Hopkinsのシグネチャーモデルです。
*Jeff Hopkins(写真中央)

引用:Facebook

トリガー式リリーサーであるGo2の最大の特徴はトリガーが一般的な親指タイプではなく、人差し指と小指がトリガーとなっており、いずれかで設定できる点。
またそれぞれのトリガーは独立したトリガー圧(硬さ)とトラベル(移動量)の調整がきく設計になっています。


人差し指側が作動するトリガーへの切替は、矢印で示した人差し指側の六角ネジ(5/64in)を止まるところまで目いっぱい反時計回りにゆるめて、もう一方の小指側の六角ネジ(5/64in)を目いっぱい時計回りへしめます
*小指トリガーにする場合はこの逆を行ってください。

絶対に守ってほしいのは、
◆力任せにいっぱいしめこんだり、ゆるめたりしない事(止まる所でサクッとやめる事)。
◆それぞれのネジの回転位置を中途半端に終えない事(止まる所までしめこむか、止まる所までゆるめるか)です。
守らないと故障の原因となり、また正しく作動しません。
守らずに故障や事故が起きても一切の責任は負えませんのでご注意ください。

それぞれのトリガーの圧(硬さ)とトラベルの調整ネジの箇所は以下の通りです。

暴発が起きないよう安全に操作できる範囲内で調整を行いましょう。
それぞれに付帯するロックネジは小さな小さなイモネジです。力任せに締めこむとネジ頭をなめてしまう恐れがあります。なめてしまうと取り出せなくなりますので力加減はほどほどにしてください。
心配な方はネジロック剤を併用するのもいいかもしれません。

付属部品です。
このGo2は中指がホール(穴)状になっている設計で、その穴径が部品交換にて選べます。装着済のグレー色のリングはMサイズで内径が22.7mm(実測値以下同じ)。
黒のリングはLサイズで24.4mm。赤はSサイズで20.8mmとなっています。

使用されるのは、.050インチサイズの小さな小さなネジです。紛失には十分注意してください。
またしめこみすぎてネジをナメないようにも注意してください。

その他、サム(親指)バーは前後にスライドできるので好みのポジションで、かつ、バーを留めるネジ穴がオフセット位置にあるので(カーター風)これまた好みの位置へ調整してください。

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手にした率直な感想です。
人差し指にせよ小指にせよ、どう使ったら良いのかはやり込んでみないとわかりません。
個人的な印象としては人差し指トリガーが反応は良かったです。
でも小指にもちょっとだけ期待が持てそうな気もします。。。
これぞ正に試してみないとどう転ぶかわからないリリーサーと言えそうです。
紹介しといてなんなんですが、構造が複雑だけに故障が起きやすくないか心配ですが、とても良くできたリリーサーだと思います。

Go2リリーサーは店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ

TruBall Sweet spot-Pro がFLEXへアップグレード

2⇔3⇔4本掛けへとフィンガータイプが交換式のTruBall Sweet spot-Pro が2020年モデルからFLEX仕様に変更されました。

指掛けの角度が好みに調整できるアレですね。

4本掛けパーツ

更に自由度がアップしました。
TruBall Sweet Spot Pro FLEX」是非お試しくださいヽ(^。^)ノ

AAE Freak Show QDが入荷

AAE(アリゾナ)から新作レスト、AAE FreakShow QD(with SlingBlade)が入荷しました。(右用)

QDとはクイックディスコネクトの意味で、Spot Hoggのスワップレストの様なコンセプトのレストとなっています。
しかし、ただ単に着脱が手軽になっただけでは後発品としての値打ちがあまり感じられません。
そこでFreakShow QDは「スリング・ブレイド」という仕組みを採用しトルクチューニングが手軽にかつ再現性の高いものにしました。

38度のアングルが付いたベース部分


この38度アングルべースを外すと7つのねじ穴が見えます。このネジ穴を留め変える事で7ポジション。

さらにこの“軸”を180度後方へひっくり返して6ポジション。

全部で13段階の選択となります。
その幅は最先端から最後端までで約4センチ変化します。

軸の回転は赤矢印で示したロックネジを少し緩めてから黄色矢印を必要分だけ軸を回転させます。

いろんなポジションを手軽に試してみて、好感触が得られるように調整しましょう。

さて、QD/クイックディスコネクトです。
使用する部品はお使いの弓のバーガーホールが1個穴か2個穴かで変わります。
1個穴ならシングルホール用ブロック、2個穴でしたらダブルホール用ブロックを用います。

この部品を以下のように取り付けます。
*写真はシングルホール用ブロックを取り付けた様子

*写真引用:ランカスターアーチェリー
ネジの切っていない方の穴へ②のネジを通してハンドルへ水平に取り付けて、、、

*写真引用:ランカスターアーチェリー
③のイモネジを締め付けて固定の補助をします。

シングル用とダブル用の見分けは、赤丸で囲んだところに水平器が埋め込まれているのがシングル用です。
一つ穴なので水平が取りにくいのでこれは助かりますね。

ブロックの取り付けが済んだら次は本体の取り付けです。

*写真引用:ランカスターアーチェリー
本体でブロックを覆いかぶせるように取り付け、ワッシャを通して②のネジで取り付けます。
ワッシャはこちら

取り付けの際はブロック表面と本体内側に凹凸があるのでそれをかみ合わせます。

このかみ合わせは6段階に前後調整が出来ます。

本体に番号、ブロック側に白いラインが入っているので視認性もバッチリ。

これでスリンブレイドと組み合わせるとかなりの調整幅をもたらせてくれます。

*ダブル用ブロックの場合はネジ溝の切っていない方の穴へ②のネジを通してハンドルに固定し本体をかぶせ、ワッシャを通した①のネジで本体~ブロックを貫通させてハンドルへと固定します。

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保管の際のレストの破損防止もさることながら、トルクチューニングが簡単に行える点が高く評価できるレストとなっています。
ぜひお試しください。まもなく販売開始です(´▽`)

PEDEGOの1台3役の凄いやつ! グリップトレーナーが入荷。

今週はホイットがまとまった量の入荷でした。最新の正しい情報のアップデートを心がけていますが、現状でも、生産に大きな遅れは出ていないものの、主にアメリカを中心として、流通に遅延が生じています。ご理解いただけると幸いです。

さて、緊急事態宣言が出ましたが、情報が錯綜しています。大型のプロショップ・スポーツ用品の小売業に関しては休業要請が出ると聞いていますが、クラスターとなる可能性が低い100平米以下の小規模店(弊社店舗は73平米)に関しては、十分な対策をしたうえでの営業を認めるという報道も出ています。明日は通常通り営業しますが、その後に関しては日本国民として最大限の協力をしたいと思っています。

さて、このダイソンみたいなの分かりますか?(笑)

*スタビライザーは付属しません

そう、フランスのPEDEGO社のグリップトレーナーです!外出自粛が続く中、何か新しいトレーニングツールはないかと探していたのですが、なかなかいいです。

できることは基本的にはストレッチバンドと同じですが、多くの機能が追加されます。まずは、商品名通りグリップのトレーニングができます。左右兼用なので、グリップの形は多少異なりますが、フラットなグリップとなっていて、まっすぐ押す感覚を鍛えることができます。

バンドのストッパーがついているので、リリースした時にゴムが腕に当たることもありません。

バンドは3つ付属します。ストレッチ用の柔らかいチューブ、標準的な負荷のチューブ、筋力トレーニングとしても使用できる硬いものが付属しています。また、このゴムチューブにDループを装着することで、コンパウンドのリリーサーでのトレーニングも可能です。

グリップの反対側に5/16″のブッシングがあります。リカーブのスタビライザーや、ベアボウウェイト、または、押し手のトレーニング用にウェイトを装着することが可能です。そう、リカーブ/ベアボウ/コンパウンドとすべてのカテゴリーで利用できます。ただ、写真の通り、ブッシングが細めなので、場合によっては、SAボルトを入れたうえで装着する必要があります。

こちらがメーカーの説明ビデオですが、まぁ、フランス語でも何を言っているのかは伝わると思います。

レビュー用の少量の入荷で、販売用は2つだけですが、来週にはまとまった数が入荷しますので、売り切れた時には再入荷メール登録していただけたら幸いです。家でもトレーニングして、自粛の終了、アーチェリーの再開に備えましょう。

PEDEGO グリップトレーナー

SANLIDA X10ダンパーウエイト

先日発売開始となったSANLIDA(サンリダ)アーチェリーの「SANLIDA TEAM700-ES」の拡張用にダンパーウエイトが登場しました。

3つに分離できるこれは総重量が10オンス(約283.5グラム)。
先端が3オンス、真ん中の(黒の)ダンパー内臓ウエイトが2オンス、ベーウエイト型のが5オンスとなっています。


ネジ径は1/4インチ。
真ん中の黒いのは「DOINKER Heroドインカーウエイト 1.7oz」みたいなの、と言えばわかりやすいでしょうか。

3つ全部繋げると全長は74mm。外径は31mmです。
ベース部分の一段小さくなった箇所の径は25.2mm、つまり1インチとなっています。

1/4ネジウエイトシステムで使用できるので、SANLIDAスタビはもちろん、アバロン「インフレキシブル・スタビ」「ドインカー・スタビ」などで使用できます。
もちろんRCでも(1/4ネジ径)使用できます。

ぜひお試しをヽ(^。^)ノ