ベアボウ用の弓でも、金属製のものでは問題になりませんが、初心者などが主に使用する木製のハンドルでは、ウェイトを追加する選択肢が基本的にセンターブッシングしかなく、しかも、木にブッシングを入れているだけなので、あまり重いものを装着するのもリスクになりますが、アイデア商品として、リムボルトに装着するタイプのウェイトがありました。
ベアボウのルールではリムにはウェイトは装着できませんが、リムボルトはリムを貫通して、直接ハンドルにねじ込まれているので、ルール的にも問題なく、木製ハンドルのセンターブッシング以外に、2箇所でのウェイトの追加を可能にします。
ちなみにこちらのSalmananda Septia Putri選手、この装備(木製ハンドル・ネジ式グラスリム・プランジャーなし・追加ウェイトなし・アルミ矢)で589点、私より遥かに上手で、全日本ターゲット予選通過できる点です。すごい!
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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