WAルールに基づく年齢基準の統一化が進んでいるわけですが、50歳はいつからなのか。私の場合で考えれば、
・誕生日(2035/4/7から)
・誕生年(2035/1/1から)
・(旧日本)年度(2036/4/1から)
という3つの基準がありました。最大で50+に参加できるまで、16ヶ月も違いがあります。年度(4月1日)は日本独自の制度で、未成年(同じ学年で競う)では意味がある基準ですが、50歳以上では、もう学年とか関係ないのではないかと思います。一方、以前イギリスなどが採用していた誕生日では、3日もある大きな競技中に誕生日を迎えて参加すべきクラスが変わってしまう問題点がありました。
そこでWAはアーチェリー競技イベント参加中の可能性が極めて低い、1月1日に参加クラスを変更すると決めています。
日本はずっと年度を使って、部門分けの判断を行っていましたが、50+を正式な記録として記録することを2024年から開始したことで、WAルールに従う必要が生まれます。
私の誕生日のケースで言えば、50+種目には競技規則では、2035年1月1日以降に行われるすべての競技会に参加することができます。
一方で、50+が設定されている全日本社会人ターゲットでは、競技規則2024-2025によると規定しているにも関わらず、独自ルールとして、2024年4月2以降に50歳になる選手の参加を認めていません。日本独自のレジャー大会であれば問題ないですが、WA公認競技会ですので、日本の競技規則で50+部門に参加できる選手を、自分たちの競技規則を無視して参加不可とするのは、筋が通らない話なわけで、全ア連に問い合わせた所、競技部さんから、競技規則通り、1月1日から参加できるように検討をするとのことでした。
1月1日から参加できると、全ア連自身の競技規則にある以上、検討の結果、却下されることはないと思いますが、…私に関係するのは11年後ですけどね。
山口 諒
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