この記事は2022年4月11日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

HAMSKEA 2022 Newレスト EPSILON

ハムスキの2022新作フォールアウェイタイプのレストです。

名前はEPSILON(イプシロン)。ギリシャ文字の「E」の事かな?と思ったのですが、ドイツ語のアルファベット「Y」の発音がユプスィロンなのでもしかしたらブレード形状のまんま「Y」になぞらえて命名したのかな?と勝手に思っております。

駆動方式はリムドライブ。上下のリムどちらでも連結できます。出荷時は下リムへ連結するようになっていますがレバーアームの向きを変えれば上リムに連結することができるようになります。

下リムに連結
ケーブルセパレータに結ぶ事も可能です。

さて、これまでのハムスキの代表的なレストたちに比べてイプシロンは横幅が約2割ほどスリムでコンパクトになりました。重さもほんのわずかですが軽量化がおこなわれています。

バリエーションは「ユニバーサルブラケットver.」(当店ではスタンダード)と「マシューズ公認ブラケットver.」の2タイプ。ユニバーサルとマシューズの違いはブラケットの形状が違うだけです。

ユニバーサルブラケット
マシューズブラケット

マシューズブラケットver.については2020年以降のモデルでライザーの厚さが22mmあるものに装着できます。

またライザーの縦面にネジ穴がある場合は別売りの「C.O.R.マウントライザーインターフェイス」(下写真)を取り付ければ最も軽い構成(4.1oz≒116g)でレストが装着できます。

イプシロンはブレードバーの基部など3か所ににボールベアリングが採用されおりスムースな動きを実現しています。

そしてセンサーコードにはコードクランプテンショナーを備えたリバウンドダンパーシステムというものが採用されていて、発射時の衝撃や振動によるブレードのフラッターを軽減し、故障の原因になりえる各所の摩耗を防ぐ目的があるそうです。

硬めゴムの棒状部品です

センサーコードがこの部品を介して伸び縮みするので不要な振動や衝撃を緩和してくれる、と言う事ですね。

もともと装備されているブレードはコンティンメント・ランチャーブレード(大きなY字のブレード)ですが、これをターゲットランチャーブレードへ変更するキットが別売りで用意されています。

当店では「交換キット」で販売しています。

フォールアウェイでの運用ではなく通常のランチャーレストとして使用する場合には交換したほうが望ましいです。

HAMSKEA EPSILON(イプシロン)は店舗およびオンラインショップで販売中です(^◇^)。


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Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp
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