先日、ハイスピードカメラの話をしていたら筋電図の話に。ハイスピードカメラは20年前には1000万円を超えていましたが、現在では、同じ性能のカメラは1/100の値段で手に入ります。10万円しません。
同じように、筋電図を測定するための機械も20年前には100万円以上したそうですが、現在では、センサ単体であれば、5000円で手にはいります。センサさえあれば、そのデータは無料の表計算ソフトとか、無料のKinoveaと分析できるので、5000円+人件費+諸経費で筋肉の動きを可視化できるのではないかと思い作ってみることに。
システムは簡単です。センサが筋肉の動きを電圧として出力→A/Dコンバータで電圧(アナログ)を数字(デジタル)に変換→その数字をパソコンで記録するだけです。しかし、その単純なシステムが動かず…結論、ICチップの向きを反対に挿していたというなんともみっともない事を。
問題なく動きました。一部セロハンテープで貼ってたりと、全部仮なので、あとはハンダ付けしたりしてしっかり作ればもうこれでほぼ完成なのですが、筋電図のウィキペディアを読むだけでも、ハイスピードカメラと違い、データを取るよりも遥かに、それを解釈する方が難しいようなので…続きは、シーズンオフに取り組みたいと思います。
・ラズベリーパイ 3 B
・MCP3008(8ch)
・MyoWare Muscle Sensor (AT-04-001)
*Stackable Header – 3 Pin (Female, 0.1″)も買わないとはんだ付け必要
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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