この記事は2021年6月8日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

コスパ良し!PSE LAZER(レーザー)

ワクワクするハイエンドモデル・キラーの登場です。

非常に真っすぐです。

正真正銘のストレートハンドル。ターゲット競技の為だけに作り込まれた1台です。

非常に真っすぐなハンドルはアクセル間37インチ。数値以上に大きな印象を受けます。

新しいカム「NFカム」は24インチから30.5インチの調整幅を持ち、40LB、50LB、60LBの用意があります。

40lbリムが用意されているのはありがたいですね。

ATA/IBOスピードレーティングは323-315 fps。レットオフは75%のみ。ケーブルストップ方式。ブレースハイトは7.5インチ。

引き感はポンドよりもやや強めの印象。ピーク後のバレーへは75%のためにストンと落ちる感じが心地よいです。

もし自分にゴリゴリの体力があれば65%の方が本当は矢速も失いにくく、体幹を意識した射を心がけることが出来るのですが、歳を取り体力も落ち、練習量も減った今ではこの75%がとてもありがたく感じます。

2段構えのセンターブッシング(写真左) リアブッシング(写真右)も上下2段あり、ともに低い重心のセッティングが選択できます。

グリップは樹脂製のグリップが装着済みですが、外しても使用できます。たぶん憶測ですが殆どの人が外すでしょうねきっと。

今回のカムシステムで一番感心したのがバスケーブルです。


パッと見ではその仕組みが分からないヨークスプリッタ―。

通常この手のバスケーブルはヨークとケーブルはそれぞれがスプリッターによって分離・独立しており、カムにつながるヨークだけではリーン調整(ヨークチューニング)が不可能でした。

ところが1本のスプリットバスケールをこのユニークなスプリッタ―を介してカムに繋げるので、リーン調整(ヨークチューニング)ができるようになりました。

またケーブルやヨークで一式5本を必要としていましたが、これだったら一式3本で済むので交換コストが余りかからずに済むのはとても助かります。

ストレートハンドルゆえに発射時の弓の飛び出しはひときわ感じます。これを良しと取るか取らないかで好みは分かれますが、恐らくそんなのはスグに慣れると思います。

ローコストながらハイエンドモデルに真っ向勝負が挑める弓がまたここに誕生しました。

PSE LAZERはオンラインショップで販売中です、ぜひどうぞヽ(^。^)ノ


The following two tabs change content below.
アバター画像

Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp
アバター画像

最新記事 by Yamada (全て見る)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です