前のどれかの記事で書いたと思いますが、PSEは2021年は順次出荷が始まる新モデルを発表していく形式に移行しています。昨日、新しくコスパの良い(定価799USD)ターゲットモデル・レーザー(Lazer)が発表されました。
先日のアメリカのトップシューターが集まる試合でも10万円きっかりのスープラ(Supra)が優勝しましたが、低価格モデルでも十分世界で戦えるものが多くのメーカーから出ています。
コロナを抱えてるの2021年のメーカーはどうするのかという話を先日、某アーチェリーメーカー関係者としましたが、”趣味を”という戦略の流れができつつあるという話でした。
まぁ、そもそもアーチェリーが趣味のジャンルなのでしょうが、そうではなく、試合がなく、トップアーチャーが高価格な競技用モデルを使用して、輝かしい実績を残していく姿がない中で、新歓やイベントなどで新しくアーチャー人口を増やす手立てもない中で、その価格帯を耕すのではなく、低価格でも魅力的なモデルを出していくことで、リカーブアーチャーにコンパウンドに手を出してもらったり、コンパウンドアーチャーにベアボウに挑戦してもらったり、ベアボウアーチャーに新しくできたカテゴリーのターゲットに挑戦してもらったりと、本気でやっている種目とは別に、すでにアーチェリーをやっているところを掘り起こすのもよいのではないかという話でした。
既存のユーザーの掘り起こし。みんな2021年は我慢の年だと思っているようです。
さて、新しいPSEのレーザー(Lazer)は中国のSANLIDAとも十分に競争できる価格ですが、スペックは結構本気です。アクセル間は37インチでドローレングスは24-30.5インチに対応、75%レットオフで、矢速は323(IBO)と競技用として十分な値です。出荷開始時期はまだ決まっていません。
ちなみに今週末にはPSE 2021年のCitationの入荷があります。週末には川崎店でご覧いただけます。
Ryo
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