スピギャ(Spiga)のレボリューションハンドルがアップグレードし、REV2に。

イタリアのスピギャ(Spiga)のレボリューションハンドルがモデルチェンジし、第二世代REV2ハンドルとして入荷しました。以前は銀をベースとしたイタリアらしい明るい色でしたが、REV2は黒を基調として落ち着いたデザインとなっています。

以前のモデルでは、ターゲットリカーブ用がまず発売され(1290g)、その後、ハンドルに組み込まれたダンピングシステムがベアボウアーチャーに注目され、ベアボウモデル(1350g)が追加して発売されましたが、子今回、この二つのモデルのハイブリッドとしてREV2が設計され、両方の良さを組み込んだとのことです。前世代のベアボウモデルの方を見ても触ってもいないので、ここに関しては、コメントできる立場にはないです。重さは2モデルの中間、1320gで製造されます。


グリップや2か所のセンターブッシング(ベアボウでの利用にも最適です)など、基本的には使用する素材は配置の見直しのみで、基本設計はすべて前モデルを踏襲しています。RH黒を在庫とします。それ以外の色は取り寄せですが、現在イタリアで生産に遅れが出ていて、赤が取り寄せに時間がかかるとのことでした。

Spigarelli REV 2 ハンドル


近射的を作ってみた。

*作ってみた、とは言え数年前の事ですが。
*運用の際は周りの環境や設置方法、安全面に関し充分すぎるくらいの確認・配慮をし、行射を行いましょう。

ついに発出されました史上初の緊急事態宣言。
その前からも射場は軒並みクローズになり「禁射」を強いられる毎日に皆さま悶々とされてらっしゃることかと思います。

そこで数年前に「近射」的を作った経験があるので、今回はその素材や作り方のヒントをご紹介します。

ふと「近射的を作ってみよう」と思い立ち、フォーム素材の製造加工業者さんと打ち合わせをし、おすすめのフォーム素材を用意してもらい、私の58ポンドのコンパウンドボウで2mの距離から撃ちこんでみました。

素材は「発泡ポリエチレンフォーム」と言う素材で、防音、遮音、耐振性の高い素材でして、車の内装、イスやマット類のクッション材から梱包材としても使えるなど、応用範囲の広い素材です。
その中で、密度:65kg/㎡、圧縮応力:139kpaのフォームを使用しました。
この数値より低いと柔らかく、すぐに貫通するなど耐久性で難を感じたのでこの程度の硬さ(密度)が良いと判断。
ただ、あまり硬くなりすぎると今度は矢が抜けなくなります。
矢が抜けないとこれはこれで厄介です。
もちろんフォームブロックの裏側には貫通しても矢が止まるように防矢マットを垂らすなどの施しは必ず必要ですのでお忘れなく。

*運用の際は周りの環境や設置方法、安全面に関し充分すぎるくらいの確認・配慮をし、行射を行いましょう。

さて、写真は厚さが5センチ、幅が50センチ、奥行きが25センチのフォームマットを8枚積み重ね、角あて材(ここでは簡易的なもの)をかまして荷締めベルトでガッチリと縛ったものです。

58ポンド(CP)の弓で2mの距離から100射程度をまん中めがけて集中的に撃った後の様子です。
*矢はイーストン/プロツアー
当たり所によっては裏側に20センチ程度ぬけていますね。

58ポンドで2mの距離から1面だけに集中的に撃ちましたので貫通度合いの結果は極端ですが、これを例えば・・・フォームマットの奥行をもう少し長くしたものを用意し、低ポンドでかつ、まんべんなく撃ち、そして各所がヘタって来たらベルトを緩めてフォームマットの並べ順や向き、また、面を変えて組み直せば長く使える事になります。
必要枚数は10枚あればよいでしょう。

また角あて材に付け加えて、面の部分にコンパネ板もあてがっておけば均等に締め付けられるので、着弾の際の矢が押し込む力によりマットがずれていくことを防ぐことが出来ます。
この手の材料はホームセンターや通販サイトのモノタロウと言ったところで見つける事が出来ます。

当時はこの近射的に使用したマット(50cmx25cmx5cm)は1枚当たり1,000円しないぐらいの価格でした。
*ちなみに50x40x5で1枚当たり、1,600円ぐらい。

ただ、このフォームマットはブロック体になってもそれ自体が軽いのでそのまま打つと台などから落ちるかもしれません。ある程度は固定するようにしましょう。

出来合いの近射的もいいですが、ちょっと工夫してみるのもいいかもしれませんね。

*運用の際は周りの環境や設置方法、安全面に関し充分すぎるくらいの確認・配慮をし、行射を行いましょう。


今後の営業について

本日、都知事より東京都での営業自粛の詳細が発表されました。


施行令による協力依頼を行う施設として、基本的に休止を要請する施設は、遊興施設、大学・学習塾、運動・遊技施設、劇場、集会・展示施設、商業施設

100平米以下の小規模施設、小規模店舗は、適切な感染防止対策を施した上での営業ができる。

以上、2点を理解しています。業種としては自粛対象、規模としては大久保店は対象外(73平米)、本社は対象(104平米)。今後の営業についてどうするについては、大久保店は明日は営業します。日曜日も営業します。本社は明日より営業自粛し、通販は担当スタッフの出社を停止、私が一人で営業・発送を継続します。他に人がいないわけですのでリスクはゼロになると考えます。

本日、店長の山田が休みのため、月曜日以降の大久保店の営業に関しては明日山田と相談し、確定次第発表します。大手の大規模アーチェリーショップですでに営業自粛としたところもあるので、小規模店として、どうあるべきか悩ましいところです。以上、よろしくお願いします。

*参考として 4月 6日営業し、合計来店者数は9名です。

また、下記の営業方針もご理解ください。

【大事なお知らせ】大久保店の営業について


ストレッチバンドを使用した自宅でのエクササイズを。

緊急事態宣言発令において、自宅にいらっしゃるアーチャーの方も多いと思いますので、自宅で出来るスキルアップに関する記事を今後積極的に発信していきたいと思います。

昨日、ストレッチバンドの新商品に記事を書きましたが、イギリスのPatrick Huston選手(WA 50mw ベストスコア675点)が自宅で出来るストレッチバンドを使用したエクササイズ・トレーニングに関する動画をアップしています。

PEDEGOの1台3役の凄いやつ! グリップトレーナーが入荷。

全部書き起こそうと思ったりもしましたが、YouTubeの自動翻訳でほぼ理解できると思いますので、良かったらぜひやってみてください。ウェブサイトで確認していますが、スマホのアプリだとできないかもしれません。いい動画なのに、再生数が少なくてもったいないです(笑)

字幕の表示と自動翻訳のやり方については下記の記事が参考になると思います。

字幕表示と字幕の自動翻訳
https://www.howtonote.jp/youtube/play_video/index6.html


PEDEGOの1台3役の凄いやつ! グリップトレーナーが入荷。

今週はホイットがまとまった量の入荷でした。最新の正しい情報のアップデートを心がけていますが、現状でも、生産に大きな遅れは出ていないものの、主にアメリカを中心として、流通に遅延が生じています。ご理解いただけると幸いです。

さて、緊急事態宣言が出ましたが、情報が錯綜しています。大型のプロショップ・スポーツ用品の小売業に関しては休業要請が出ると聞いていますが、クラスターとなる可能性が低い100平米以下の小規模店(弊社店舗は73平米)に関しては、十分な対策をしたうえでの営業を認めるという報道も出ています。明日は通常通り営業しますが、その後に関しては日本国民として最大限の協力をしたいと思っています。

さて、このダイソンみたいなの分かりますか?(笑)

*スタビライザーは付属しません

そう、フランスのPEDEGO社のグリップトレーナーです!外出自粛が続く中、何か新しいトレーニングツールはないかと探していたのですが、なかなかいいです。

できることは基本的にはストレッチバンドと同じですが、多くの機能が追加されます。まずは、商品名通りグリップのトレーニングができます。左右兼用なので、グリップの形は多少異なりますが、フラットなグリップとなっていて、まっすぐ押す感覚を鍛えることができます。

バンドのストッパーがついているので、リリースした時にゴムが腕に当たることもありません。

バンドは3つ付属します。ストレッチ用の柔らかいチューブ、標準的な負荷のチューブ、筋力トレーニングとしても使用できる硬いものが付属しています。また、このゴムチューブにDループを装着することで、コンパウンドのリリーサーでのトレーニングも可能です。

グリップの反対側に5/16″のブッシングがあります。リカーブのスタビライザーや、ベアボウウェイト、または、押し手のトレーニング用にウェイトを装着することが可能です。そう、リカーブ/ベアボウ/コンパウンドとすべてのカテゴリーで利用できます。ただ、写真の通り、ブッシングが細めなので、場合によっては、SAボルトを入れたうえで装着する必要があります。

こちらがメーカーの説明ビデオですが、まぁ、フランス語でも何を言っているのかは伝わると思います。

レビュー用の少量の入荷で、販売用は2つだけですが、来週にはまとまった数が入荷しますので、売り切れた時には再入荷メール登録していただけたら幸いです。家でもトレーニングして、自粛の終了、アーチェリーの再開に備えましょう。

PEDEGO グリップトレーナー


サイモンフェアウェザー(Simon Fairweather)からベアボウ用のリングタブが届きました。

昨年からベアボウでも競技しているサイモン・フェアウェザー選手が開発しているリングタブのラインナップにベアボウタイプが加わりました。

超大物がベアボウカテゴリーに参戦!!

こちらのタブの特徴としては、タブプレートと自分の指に合わせたリング(指輪)タイプのカンタピンチを組み合わせて、自分のタブを作ることができ、また、革には柔らかいカンガルーの革を使用しています。個人的には今試しているところです。

ベアボウタブだけの特徴としては、左右兼用で、S/Lの2サイズ。リング(カンタピンチ)は柔らかいものと硬いタイプと1セットで販売されています。硬い方がフィット感があり、柔らかい方が脱着が容易です。革はノーカットで届くので、自分の手に合わせてカットして使用します。また、リング(カンタピンチ)の位置を調整でき、ベアボウの目盛りはプレートにはなく、テープを貼って使用する運用となります。詳しくは下記の動画でご確認ください。ご不明な点があればメールかコメントください。

サイモンフェアウェザー(Simon Fairweather) ベアボウタブ


ベアボウターゲット・インドアの世界記録が登録されました。

WA(世界アーチェリー連盟)が4月1日を基準として、ベアボウの世界記録を発表しました。今後、いろいろと拡大していってほしいところですが、現状、6月までは世界レベルのすべての試合が止まっていますので…ちなみに申請の条件を満たして、申請が行われた国(=ベアボウが人気の国)はクロアチア、デンマーク、フィンランド、イギリス、イタリア、ラトビア、ニュージーランド、スロベニア、スウェーデン、アメリカの9か国とのことでした。

また、本日、新しいベアボウタブが入荷しています。少数ですが、間もなく次便で在庫が補充される予定です。