この記事は2020年4月14日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

AAE Freak Show QDが入荷

AAE(アリゾナ)から新作レスト、AAE FreakShow QD(with SlingBlade)が入荷しました。(右用)

QDとはクイックディスコネクトの意味で、Spot Hoggのスワップレストの様なコンセプトのレストとなっています。
しかし、ただ単に着脱が手軽になっただけでは後発品としての値打ちがあまり感じられません。
そこでFreakShow QDは「スリング・ブレイド」という仕組みを採用しトルクチューニングが手軽にかつ再現性の高いものにしました。

38度のアングルが付いたベース部分


この38度アングルべースを外すと7つのねじ穴が見えます。このネジ穴を留め変える事で7ポジション。

さらにこの“軸”を180度後方へひっくり返して6ポジション。

全部で13段階の選択となります。
その幅は最先端から最後端までで約4センチ変化します。

軸の回転は赤矢印で示したロックネジを少し緩めてから黄色矢印を必要分だけ軸を回転させます。

いろんなポジションを手軽に試してみて、好感触が得られるように調整しましょう。

さて、QD/クイックディスコネクトです。
使用する部品はお使いの弓のバーガーホールが1個穴か2個穴かで変わります。
1個穴ならシングルホール用ブロック、2個穴でしたらダブルホール用ブロックを用います。

この部品を以下のように取り付けます。
*写真はシングルホール用ブロックを取り付けた様子

*写真引用:ランカスターアーチェリー
ネジの切っていない方の穴へ②のネジを通してハンドルへ水平に取り付けて、、、

*写真引用:ランカスターアーチェリー
③のイモネジを締め付けて固定の補助をします。

シングル用とダブル用の見分けは、赤丸で囲んだところに水平器が埋め込まれているのがシングル用です。
一つ穴なので水平が取りにくいのでこれは助かりますね。

ブロックの取り付けが済んだら次は本体の取り付けです。

*写真引用:ランカスターアーチェリー
本体でブロックを覆いかぶせるように取り付け、ワッシャを通して②のネジで取り付けます。
ワッシャはこちら

取り付けの際はブロック表面と本体内側に凹凸があるのでそれをかみ合わせます。

このかみ合わせは6段階に前後調整が出来ます。

本体に番号、ブロック側に白いラインが入っているので視認性もバッチリ。

これでスリンブレイドと組み合わせるとかなりの調整幅をもたらせてくれます。

*ダブル用ブロックの場合はネジ溝の切っていない方の穴へ②のネジを通してハンドルに固定し本体をかぶせ、ワッシャを通した①のネジで本体~ブロックを貫通させてハンドルへと固定します。

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保管の際のレストの破損防止もさることながら、トルクチューニングが簡単に行える点が高く評価できるレストとなっています。
ぜひお試しください。まもなく販売開始です(´▽`)


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Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp

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